カンタス航空(QF)の羽田空港(HND)移動計画
オーストラリアへ行くのが非常に難しくなってから1年程経ちますが、カンタス航空(QF)は未だに日本路線への運航はしていません。
ですが、2021/10/31以降の運航スケジュールがもう組まれていて、シドニー(SYD)、メルボルン(MEL)とブリスベン(BNE)と日本を結ぶ路線は全て、成田(NRT)ではなく羽田(HND)の運航となっています。
どうやらQFはこれを機に、NRTからHNDへの移動を考えているようです。
この流れを追ってみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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成田から羽田へ
カンタス航空(QF)の国際線再開スケジュールによると、フライトが再開されれば、SYD – HNDは毎日、MEL – HNDは週4回、BNE – HNDは週3回の運航となります。
2019年までは、MEL線とBNE線はNRTが利用されていました。
当初、2020年3月下旬にMEL – HNDとなり、QFに付与された新しい発着枠を利用して毎日運航される予定でしたが、オーストラリアの「渡航禁止令」が発効した同月、この計画は保留されました。
ラウンジはどうなる?
QFはNRTに自社のラウンジを持っています。
Lounge Review : 成田空港(NRT) カンタス航空(QF)ラウンジ 「The Qantas Club」
ですが、お世辞にも「素晴らしい!」とは言えないので、どうしても日本航空(JL)のフラグシップラウンジへ行ってしまいます。
Lounge Review : JAL(JL) 成田空港(NRT)本館 ファーストクラスラウンジ
一方でHNDにも、JLのフラグシップラウンジや、担々麺の食べられるキャセイパシフィック航空(CX)のラウンジがあります。
Lounge Review : 羽田空港(HND) キャセイパシフィック航空(CX)ラウンジ
QFがHNDへ移動した場合、NRTのラウンジは閉鎖となるでしょう。
グループ会社であるジェットスター(JQ)のフライトは通常、NRTの第3ターミナルを使用しているので、第2ターミナルのQFラウンジは利用できません。
まとめ
各航空会社はこれから、どんどんHNDへの移動が加速するでしょう。
成田縛りという変な暗黙のルールがありますが、この状況ではそんなことは言っていられません。
発着料が多少高くても、利便性の良いHNDを利用するのは、ある意味当然なのかな、と。
個人的には、SDJ – NRT線が運航されるのであればNRTで全然問題ないですが、東京駅からHNDまでのアクセス線の計画も出ていることから、航空会社のNRT離れはますます止まらなくなるでしょう。
NRTはまだ、チャイナエアライン(CI)とエミレーツ航空(EK)のラウンジを利用していないので閉鎖とならないうちにぜひ一度利用したいです。
また、QFのHND線といえばボーイングB747機材だったのですが、これも運航再開後は別機材に変わるでしょう。
とても残念ですが、またオーストラリアを訪れることができる日を楽しみに待っていたいと思います。
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