カタール航空(QR)のビジネスクラス「QSuite」が就航している路線まとめ
カタール航空(QR)の新しいビジネスクラス、「Qsuite」。
東京(HND/NRT)にも2019年に就航しています。
が、それに先駆けてソウル(ICN)に就航していました。
なぜICN?という気がしないでもないですが、平昌オリンピックに合わせたんでしょうか?
何れにしても、日本人がQsuiteに搭乗しやすくなったのは間違いないですね!
このQsuiteについてちょっと紹介をしたいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
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- Qsuite概要
- Qsuiteが運航している路線は?
- ロンドン(LHR)
- マンチェスター(MAN)
- パリ(CDG)
- ミュンヘン(MUC)
- フランクフルト(FRA)
- ベルリン・テーゲル(TXL)
- チューリッヒ(ZRH)
- コペンハーゲン(CPH)
- アムステルダム(AMS)
- ムンバイ(BOM)
- バンガロール(BLR)
- モルディブ(MLE)
- コロンボ(CMB)
- ニューヨーク(JFK)
- ワシントンDC(IAD)
- ヒューストン(IAH)
- シカゴ(ORD)
- フィラデルフィア(PHL)
- ダラス(DFW)
- ロサンゼルス(LAX)
- ボストン(BOS)
- モントリオール(YUL)
- サンパウロ(GRU)、ブエノスアイレス(EZE)
- マイアミ(MIA)
- 成田(NRT)
- 羽田(HND)
- 香港(HKG)
- バンコク(BKK)
- クアラルンプール(KUL)
- 上海浦東(PVG)
- パース(PER)
- シドニー(SYD)
- アデレード(ADL)
- オークランド(AKL)
- シンガポール(SIN)
- Qsuiteが搭載している機材は?
- 早速予約してみた
- ICNまではどうするのか?
- QRフライトについてちょっと補足
- まとめ
Qsuite概要
Qsuiteは、「ファーストクラスのようなビジネスクラス」をコンセプトに開発された、QRの新しいビジネスクラス座席です。
Ollieさんが以前、Qsuiteの紹介をされています。
まるで個室!?カタール航空の新ビジネスクラス「QSuite」が凄い!!
Qsuiteの詳細については、QR公式ページをご覧ください。
https://www.qatarairways.com/en/onboard/qsuite.html
Qsuiteが運航している路線は?
QsuiteのICN線は、QR858/859便でした。
(残念ながら、2018年8月現在もう就航はしていないようです)
毎週土曜日にはドーハ(DOH)行きのフライトが1日2便就航しているんですが、QR858/859便でない方(QR862/863)はQsuiteの機材ではありません。
ICN以外に、2019/3/30現在Qsuiteが運航している路線を紹介します。
同じ路線でも複数運航している場合がありますが、決められた便名でないとQsuiteではなくなるので注意が必要です。
ロンドン(LHR)
QR1, 5, 7, 15/2, 6, 8, 16
一番最初に運航開始した路線です。
何かすごいサービス・機材が始まる時は、だいたいLHR線のような気がします 🙂
マンチェスター(MAN)
QR21, 27/22, 28
※2020/3/1から
パリ(CDG)
QR37, 41/38, 42
ミュンヘン(MUC)
QR57, 59/58, 60
フランクフルト(FRA)
QR67, 69/68, 70
ベルリン・テーゲル(TXL)
QR77, 81/78, 82
チューリッヒ(ZRH)
QR95/96
コペンハーゲン(CPH)
QR161/162
アムステルダム(AMS)
QR273/274
ムンバイ(BOM)
QR556/557
短い路線ですが、QSuiteの機材で運航しています。
この路線も2019年3月に搭乗しましたが、予約時はQSuiteの機材でしたが実際に搭乗したのはただのエアバス A330。
Q Suiteに一つ乗りそびれました。
バンガロール(BLR)
QR572/573
モルディブ(MLE)
QR672, 874/673, 875
コロンボ(CMB)
QR668/669
ニューヨーク(JFK)
QR701, 703/702, 704
ワシントンDC(IAD)
QR707/708
ヒューストン(IAH)
QR713/714
機材は、ボーイングのB777-200LRです。
シカゴ(ORD)
QR725/726
フィラデルフィア(PHL)
QR727/728
ダラス(DFW)
QR725/726
ロサンゼルス(LAX)
QR739/740
ボストン(BOS)
QR743/744
モントリオール(YUL)
QR763/764
※月、水、金、日のみの運航です
サンパウロ(GRU)、ブエノスアイレス(EZE)
QR773/774
GRU – EZE間の以遠権フライトも、QSuiteでの運航となります。
マイアミ(MIA)
QR777/778
※2020/8/1から
成田(NRT)
QR806/807
2019年5月、家族でDOH – NRTのフライトに搭乗するのですが、Q Suiteになってました!
そして真ん中の座席も指定可能になっていたので、早速指定しちゃいました 🙂
搭乗記です。
Business Class Review : QR806 ドーハ(DOH) – 成田(NRT) Q Suite(B777-300ER)
羽田(HND)
QR813/814
遂に日本にもやってきました!
エアバスのA350-1000機材での運航となります。
香港(HKG)
QR815, 817/816, 818
バンコク(BKK)
QR830/831
クアラルンプール(KUL)
QR844/845
A350-900XWB機材で、2019/7/15から運航開始の予定です。
上海浦東(PVG)
QR870/871
この路線も、2019年3月に搭乗してきました。
Business Class Review : QR871(PVG – DOH) Q Suite(B777-300ER)
予約した日から、QSuiteの機材でした 😉
パース(PER)
QR900/901
※2019/9/12から2019/12/12まで
シドニー(SYD)
QR906/907
この路線は、シドニー(SYD) – キャンベラ(CBR)間も運航する以遠権フライトですが、単独での購入はできません。
アデレード(ADL)
QR914/915
オークランド(AKL)
QR920/921
シンガポール(SIN)
QR942, 944, 946/943, 945, 947
SIN路線も搭乗してきました 🙂
Business Class Review : カタール航空(QR) QR946 ドーハ(DOH) – シンガポール(SIN) エアバス A350-1000 QSuite
A350-1000機材でのQSuiteです。
Qsuiteが搭載している機材は?
2019年9月現在の、QR保有の機材登録番号毎にQSuiteが搭載されている機材をまとめてみました。
なお、エアバス A380でのQSuiteというのは存在しません。
(QRもQSuiteへのアップデートはしない、と言っています)
Airbus A350-1000
A7-ANA
A7-ANB
A7-ANC
A7-AND
A7-ANE
A7-ANF
A7-ANG
A7-ANH
A350-1000機材は全てQSuiteになっています。
Airbus A350-900
A7-ALY
A7-ALZ
A7-AME
A7-AMF
A7-AMG
A7-AMH
A7-AMI
A7-AMJ
A7-AMK
Boeing 777-200LR
A7-BBA
A7-BBB
A7-BBC
A7-BBD
A7-BBE
A7-BBG
A7-BBI
Boeing 777-300ER
A7-BAF
A7-BAG
A7-BAH
A7-BAM
A7-BAX
A7-BEB
A7-BED
A7-BEE
A7-BEF
A7-BEG
A7-BEI
A7-BEJ
A7-BEK
A7-BEL
A7-BEM
A7-BEN
A7-BEO
A7-BEP
A7-BEQ
A7-BER
A7-BES
A7-BET
A7-BEU
A7-BEV
A7-BEW
A7-BEX
早速予約してみた
というわけで、早速QR858/859便を予約してみました 🙂
5月に仕事でウクライナへ行くので、せっかくなのでその時にQRで行ってみようと思いICNからドーハ(DOH)乗り継ぎでパリ(CDG)へまず行き、そこからウクライナへ行くことにします。
(帰りはまたニースに行ってきます 🙂 )
予約したQR859便は、QSuiteでした!!
出発間際に座席指定をしたので進行方向とは逆向きの座席になってしまいましたが、それでも全然いいです。
実際に塔乗してきました!
その搭乗記です。
Business Class Review : QR859(ICN – DOH) Q Suite!
QR858便は、Q Suiteではありませんでした。
通常、韓国からヨーロッパへQRのビジネスクラスを利用する場合、どんなに安くてもJPY230,000以上します。
日本発だと、JPY400,000くらいかかってしまいます。
でもPARは、このQRフライトにJPY200,000以下で搭乗できる方法を知っています。
ICNまではどうするのか?
ICNまで/ICNからの戻りは、先日投稿したアシアナ航空(OZ)のA380を利用します 🙂
そして、OZとQRは受託手荷物に関してスルーバゲージの提携を行っています。
なので、
・成田(NRT) – 仁川(ICN)
と
・仁川(ICN) – ドーハ(DOH)乗り継ぎ – パリ(CDG)
の航空券を別々に予約したとしても、NRTでOZのチェックインカウンターで預けた荷物を途中のICNでいちいちピックアップする必要がありません。
OZもQRもターミナル1を利用する航空会社なので、QRのチェックイン手続きはICNの乗り継ぎカウンター(または事前にオンラインチェックイン)をすることになります。
OZのスルーバゲージ規定としては、
・ICNでの乗継時間が24時間以内であること
が条件なのですが、今回の予約はこの条件をクリアしているので、当日NRTのチェックインカウンターでスルーバゲージの手続きをお願いをすることになります。
このサービスは上級会員であるかないかに関わらず利用することができます。
なお、スルーバゲージの依頼をする際は、乗り継がれる方の航空会社にリクエストをします。
帰りはNCE発のQRに搭乗するので、NCEのチェックインカウンタースタッフにお願いをすることになります。
自分のフランス語力が試されますね^^;
スルーバゲージをする場所についてですが、今回の自分の例でいうと、
・行き : NRTでOZのチェックインをする際に、CDGまでスルーバゲージをしてもらうようお願いする
・帰り : NCEでQRのチェックインをする際に、NRTまでスルーバゲージをしてもらうようお願いする
という感じになります。
今回のQR/OZのように、異なるアライアンス同士でもスルーバゲージの提携を行っている航空会社があるので、事前に乗り継がれる方の航空会社に問い合わせてみるといいと思います 🙂
QRフライトについてちょっと補足
ちなみに、ドーハ(DOH)での乗り継ぎ時間が長い場合、QRは無料でホテルを提供してくれます。
無料でホテルを提供してもらう条件は、
かつ
なんですが、
という条件をクリアできなかったため、今回はダメでした。
今回のCDG行きは乗り継ぎ時間が10時間くらいあるんですが、同日乗継ができるより早い便があるんですね。
これは、予約時に提示されたフライトなのでどうしようもありません。
なので、ラウンジをホッピングすることにしました。
DOHにはラウンジがいくつかあって、
ラウンジ | ワンワールドサファイア | ワンワールドエメラルド | ワンワールドメンバーのビジネスクラスに搭乗 | ワンワールドメンバーのファーストクラスに搭乗 |
---|---|---|---|---|
アルサファ(Al Safwa) ファーストクラスラウンジ |
× | × | × | ○ |
Qatar Airways ファーストクラスラウンジ |
× | ○ | × | ○ |
Qatar Airways ビジネスクラスラウンジ |
○ | ○ | ○ | ○ |
アルムルジャン(Al Mourjan) ビジネスラウンジ |
× | × | ○ | ○ |
Oryx ラウンジ | ○ | ○ | ○ | ○ |
こんな区分けになっています。
また、アルマハ(Al Maha)ラウンジというラウンジもあり、こちらはプライオリティ・パスで利用可能となっています。
ドーハ空港(DOH)アルマハ(Al Maha)ラウンジのWifiスピードチェック
このうち、自分が今回行くことができるのは赤丸をつけたところとアルマハラウンジです。
乗り継ぎ時間の間に、この4つをはしごしてみようと思います 🙂
アルムルジャンラウンジにはシャワーや仮眠室があるとのことなので、これをちょっと利用してみようと思います。
まとめ
今回予約したのは
・仁川(ICN)からドーハ(DOH)乗り継ぎでパリ(CDG)へ
・ニース(NCE)からドーハ(DOH)乗り継ぎで仁川(ICN)へ
というフライトで、全ての区間をビジネスクラスで予約し、かかった費用はJPY170,000くらい。
DOHまでの往復なら、最安でJPY100,000を切る価格でQRのビジネスクラスに搭乗できる方法があります。
(JLマイレージやBAのAviosを利用した予約ではありません)
その方法を、2018年3月から5月にかけてセミナーの中でお伝えしたのですが、かなり濃密な内容のため動画での展開は行いません。
ただし、個別にコンサルティングという形で案内させてもらうことは可能です。
HND線も、もちろんこのメソッドを利用して片道JPY60,000程度でQsuiteを予約することができます。
(もちろん空き状況次第ですが)
このメソッドはとても面倒な方法ですが、(座席に空きがあれば)確実に安く搭乗することができます。
また、現在運航しているQsuiteの路線であっても、日によってQsuiteの機材ではないことがあります。
どれがQSuiteのフライトなのか、(お金を払わずに)簡単に調べる方法も、セミナーの中でお伝えします。
QRのコールセンターにいちいち確認する必要はありません。
この辺りも、フェイスブックの秘密グループの中でお伝えします。
ビジネスクラスに搭乗できて、DOHで色々なラウンジを体験することができてこの価格なら、文句ないですね。
Qsuite、QRのビジネスクラスに格安で搭乗したいあなた、個別にご連絡ください 🙂
COMMENTS & TRACKBACKS
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はじめまして!来年成田ードーハでQスイートを検討しています(乗り継ぎで、目的地は別にあります)。
羽田と成田とで2時間ばかり出発時刻が変わってくるため、乗り継ぎに余裕をもたせたい自分としては成田が希望。
なのですが、Qスイートではないのかなと不安になっていろいろ検索していたところ貴サイトにたどり着きました。
カタール公式でチケット購入を試しに進めてみても、700-300ERはシートピッチなど含めQスイートではなさそうな?
PARさまのご予定されてらっしゃるという今年5月の日付でもランダムに見てみましたが、やはりQスイートではない??
ーと、混乱してしまいまして。
表示が不正確なだけしょうかね…。
実際に予約してみて座席指定時のシートマップ見るまで分からないなんてことはないですよね…?
すみません!公式に問い合わせろよって感じですが、もし何か情報お持ちでらしたらで結構ですので、おおしえいただければ助かります。
突然のコメント、失礼いたしました。
は!大変失礼いたしました!
さきほどコメントしました『あんこ』です。
つい勢いでコメントしてしまいましたが、【まとめ】に記載がありましたね…。
日によって機材が異なるってことですね。
日にちの候補が出たら、問い合わせしてみることにします。
大変失礼いたしました!!
コメントありがとうございます、搭乗される日が決まったら、一度QRへ電話して確認されるのが一番確実だと思います。
今はQSuiteの運航でも、いつ終了するかは公式発表がないので、いつの間にか普通の機材になっている可能性も十分あります。
せっかくビジネスクラスに乗るならQSuiteがいいですね 🙂
お返事ありがとうございます!
そうですよね、せっかくなら☆っていう思いがあります。
PARさまの搭乗記も楽しみにしております。あとに続けられるよう頑張ってみますね。
ありがとうございました!