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シンガポール航空(SQ)のユニフォーム「サロンケバヤ」の秘密

シンガポール航空(SQ)のユニフォーム「サロンケバヤ」の秘密

シンガポール航空(SQ)は最新の機材と素敵なサービスでまた乗りたくなる航空会社ですが、客室乗務員の方のユニフォームが好き、という方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
 
SQ客室乗務員のユニフォームは「サロンケバヤ」と言われ、創業当時よりデザインは変わっていません。
 
そのユニフォームについて、あまり知られていない事柄を紹介したいと思います。
 
これでまた、SQのファンが増えるかも?!
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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ユニフォームをデザインしたのは有名なデザイナー

サロンケバヤはフランスのデザイナー・ピエールバルマンによって1972年にデザインされ、それ以来デザインは変わっていません。
 
SQといえばこのユニフォーム、というブランドイメージがすっかり定着していますね。

色は4色

ユニフォームは4色あります。
 
色で、その人のSQ内での階級がわかるようになっています。
 
・紫 : その便の統括マネージャー
・赤 : チーフ
・緑 : リーダー
・青 : 一般

なので、SQに搭乗すると、SQ上級会員のところには必ず緑以上の人が挨拶に来ているのをよく見ます。
 
ちなみに、男性客室乗務員もネクタイの色でその階級が表わされています。

化粧もそれぞれ異なる!

客室乗務員の階級によって、化粧の方法も決められています。
 
一般の客室乗務員には青または茶色のパレットが渡され、リーダーはアイシャドウとしてオリーブグリーン、梅色または茶色のいずれかを使用します。
 
チーフは梅色か茶色のみ、マネージャーは青、梅色または茶色のいずれかをアイメイクに利用できます。
 
なかなか細かい違いかもしれないのでよく注意しないとわからないかもしれませんが、凝視しすぎないようにしましょう^^;

長いスカートの秘密

サロンケバヤはスリットの入った長いスカートのようになっていますが、切れ込みはそんなに長くないのでいつも歩きづらくないのかな、と思っていました。
 
ですが、緊急時にあんな歩きづらいスカートでは対応ができません。
 
なので、ユニフォームにも工夫がしてあり、緊急時にはスカートを捲り上げて動きやすくすることができます。
 
長いスカートの先端を腰の位置まで捲り上げることができるそうですよ。

ユニフォームには標準サイズがない

サロンケバヤには、標準的なSサイズ、Mサイズといったサイズがありません。
 
客室乗務員の体型に合わせて、一つ一つ仕上げているからです。
 
客室乗務員の体型は一人一人違うのは当たり前なので、各々の体のラインが一番美しく見えるように調整してユニフォームを作っているそうです。
 
拘ってますね。

首元の秘密

サロンケバヤは、首元が大きく開いているのが特徴的なデザインです。
 
あのデザインにも隠された秘密があって、首元の生地は一つの布でできています。
 
20以上の矢のようなデザインが施されていますが、それぞれの客室乗務員に合わせて一番美しく見えるように湾曲を調整しているそうです。

ユニフォームは一つ

他の航空会社においては、ユニフォームにもパターンがあり(スカート/パンツの別、シャツの色の違いなど)、バリエーションがありますが、SQの場合はサロンケバヤ一つ。
 
中東の国々においては、女性のスカートは長いものであることが求められますが、そんな時でもサロンケバヤなら大丈夫、というわけですね。

装飾品にも制限がある

サロンケバヤを着て機内でサービスを提供するために、化粧やヘアスタイルにもガイドラインがあります。
 
更に、身に着ける時計やブレスレット、イヤリング、指輪にも制限があり、着けてもよい色やサイズも細かく決められています。
 
ネックレスは着用不可、イヤリングはシルバー、金、ダイヤモンドまたはパールのもののみで、サイズが0.75cmを超えるものは着用できません。

「シンガポールガール」らしく

人々は皆、サロンケバヤを着用している時の行動は全てSQ客室乗務員としての行動とみなします。
 
これから勤務をする場合・勤務が終わった後の移動の時間も含めて、です。
 
その一環としてSQ客室乗務員は、歩いている時は携帯電話の使用を禁止されています。
 
歩きスマホなんて、もってのほか。
 
携帯電話・スマートフォンを利用する場合はどこかに立ち止まって、メッセージを送ったり電話をしたりしなければいけません。

寒い時はどうするの?

寒い目的地に到着した場合には、さすがにコートを着ることは許されています。
 
コートは青または黒のシンプルなコートですが、マフラー(スカーフ)はやっぱりサロンケバヤ柄のものを着用しなければいけないようです。

まとめ

まさに「シンガポールガール」とはかくあるべき、というイメージを忠実に守り続けるために、様々な制限やこだわりを持って現在があるようです。
 
客室乗務員の方にとってはなかなか大変だと思いますが、これだけ厳しい制限があってこそ、ブランドイメージが保たれているんですね。
 
これらの秘密を知って、真偽を確かめるためSQに乗りたくなったのではないでしょうか?! 😉

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