特典航空券で短距離路線のファーストクラスを予約するべきか?
2019年10月現在、ファーストクラスはどんどん少なくなっていく傾向にあります。
日系の航空会社は既にアジア路線においてファーストクラスを廃止し、大韓航空(KE)やアシアナ航空(OZ)もファーストクラスを廃止する流れにあります。
アシアナ航空(OZ)の新しいビジネスクラス「ビジネススイート(Business Suite)」。ファーストクラスは廃止へ
キャセイパシフィック航空(CX)も、一部の路線を除いてファーストクラス路線を大幅に削減しました。
キャセイパシフィック航空(CX)がファーストクラス路線を削減
長距離線のフライトであればまだ搭乗することは可能ですが、必要マイレージ数が多くかかってしまいます。
それなら、フライト時間が4時間程度の短距離線においてファーストクラスを予約することは、必要マイレージ数の点からみてお得と言えるのか?少し考えてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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なぜ短距離のファーストクラスに搭乗するのか
短い距離であってもファーストクラスに搭乗する理由としてはやっぱり、
・機内食
・搭乗前(後)のラウンジ
を楽しむため、ではないでしょうか。
であるならば、飛行時間が短かったとしても十分にファーストクラスを堪能できると思います。
搭乗までだいぶ時間があるにもかかわらず空港へ来て、ラウンジでゆっくりと過ごす時間が至福の時である、と思うのは、自分だけではないはずです^^;
少ないマイレージでもファーストクラスに搭乗できる
CXの香港(HKG) – 羽田(HND)線であれば、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のマイレージで44,000Aviosで片道搭乗できますし、同じくBAマイレージでカタール航空(QR)のドーハ(DOH) – マスカット(MCT)間のファーストクラスを24,000Aviosで搭乗できるので、それぞれファーストクラスラウンジを堪能できます。
エミレーツ航空(EK)を利用してドバイ(DXB)からマスカット(MCT)まで36,000マイルで移動できます。
エミレーツ航空(EK)ファーストクラスにJPY70,000台で搭乗する方法
外交的な問題で直行便がない両国の間を、ファーストクラスを使って移動する、というのもまたマニアック心をくすぐられませんか? 😛
またマイレージではありませんが、マスカット(MCT) – ドバイ(DXB)の間をスイスインターナショナルエアラインズ(LX)の以遠権が運航されていて、ファーストクラスの設定がある機材となっています。
スイスインターナショナルエアラインズ(LX)の以遠権フライト
こちらも往復JPY80,000弱で搭乗できるので、これはこれでアリなのかな、とも思います。
まとめ
個人的には、短距離であってもファーストクラスの特典航空券を予約するのは大いにアリだと思います。
比較的少ないマイレージ数で各航空会社の最高峰のサービスを数多く受けることができるので、ファーストクラス乗り比べ、的なことが比較的しやすいと思うからです。
短い時間でも良いので搭乗したいと思うのはやっぱり、シンガポール航空(SQ)のエアバス A380のスイートクラスです。
シンガポール(SIN)から
・香港(HKG)
・上海浦東(PVG)
・ムンバイ(BOM)
への路線へ運航している路線はいずれも、新しいスイートクラスの機材で運航されています。
(2019年10月現在)
いずれも4時間程度のフライトですが、SQのスイートクラスを体験する、という意味では(マイレージ数的にも)ちょうど良いのではないかと思います。
デリー(DEL)からシンガポール(SIN)へのスイートクラスを予約済なんですが、こちらは残念ながら旧機材でのスイートクラス。
急な機材変更で、新機材で運航されるラッキーを期待しています 😉
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