スカイチームの上級会員特典計算ツール

スカイチームは、新しいサービスを開始し、加盟航空会社を利用する際にどのような上級会員の特典を受けられるか確認できるようになりました。
既に特典はわかっているので、今更感もありますが・・・少し調べてみました。
ツール概要
この「ロイヤルティ特典計算ツール」を使用すると、利用者は自身のロイヤルティプログラム、ステータスレベル、運航航空会社を入力することで、受けられる特典の概要を確認できます。
スカイチームは、このツールを「航空会社やロイヤルティプログラム、ステータスレベルによって異なる特典を簡単に確認できるようにすることで、数百万人の頻繁利用者の旅行体験を簡素化するために開発した」と説明しています。
ただし、この情報はあくまで参考用であり、スカイチームは「提供情報の最新性を保つ努力をしているものの、加盟航空会社が提供する情報の網羅性や正確性について保証するものではない」と付け加えています。
スカイチームは19の加盟航空会社が提供する17のロイヤルティプログラムを通じて、全世界で2億3千万人以上のロイヤルティ会員を抱えています。
今回の新ツールは、スカイチームが昨年導入した「複数の加盟航空会社を利用する際の手荷物許容量を確認できるツール」に続くものです。
まとめ
昨年、スカイチームは初の鉄道パートナーシップ計画を発表し、イタリアの鉄道運営会社トレニタリアとの覚書や、2025年に開始予定のユーロスターとの新たな提携を明らかにしました。
実際にちょっとツールを使ってみましたが、Flying Blueのステータスを選ぶときにアルティメットはありませんでした。
とりあえずプラチナを選択して、提携航空会社で何か違いが出るか見てみたのですが、例えばチャイナエアライン(CI)で航空券の予約を保証してくれるものがサウディア(SV)だとしてもらえないとか、予約時の座席指定がチャイナエアライン(CI)だと広がるけど中国東方航空(MU)は広がらないとか、そんな違いがあるようでした。
事前の座席指定ができる/できないを確認できるのは、結構ありがたいですね。
ワンワールドエメラルドには及ばないものの、上級会員でも提携航空会社のフライトで事前に選択できる座席が一般会員と同じ真ん中の列や後方の座席だけ、となっているスターアライアンスとは対照的です。
とりあえずFlying Blueのプラチナステータスを持っていれば、大韓航空(KE)とチャイナエアライン(CI)、厦門航空(MF)で座席指定が広い範囲でできそうでした。
ベトナム航空(VN)、中国東方航空(MU)はダメのようなので、どうぞご注意を。