シンガポール航空(SQ)のさらに進んだ払い戻し対応(2020/4/28現在)

先日シンガポール航空(SQ)の航空券払い戻しについてお伝えしましたが、
コロナウィルス(COVID-19)に伴うシンガポール航空(SQ)のキャンセル・払い戻しについて(2020/3/18現在)
どの航空会社も今は現金を手元に残しておきたいのは同じ。
ですが、購入時の運賃のルールによってはフライトがキャンセルとなった場合には全額払い戻しにしなければいけない場合もあります。
現金の流出を防ぐため、SQはある施策を打ち出しました。
その施策とは。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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SQのリファンドポリシー
先日SQが発表した払い戻しに関する方針ですが、
・2020/3/15までに発券した航空券で、
・出発日が2020/1/24から2020/6/30までで、
・SQ公式サイト、シルクエアー(MI)公式サイトまたは共同運航便の航空会社公式サイトで購入した航空券
を対象に、払い戻しに関して以下のオプションから一つを選択できます。
・現金での払い戻し
・ボーナス付きのバウチャー
2つ目のバウチャーが他社とは異なるところで、ボーナスが付いています。
対象航空券の条件ですが、搭乗せずに出発日が過ぎてしまったものや一部使用している航空券も対象となります。
それぞれについて解説します。
現金での払い戻し
文字通り支払った航空券代を現金で払い戻すオプションですが、
・出発日が到来していない航空券の場合、燃油サーチャージや諸税も含めて全て払い戻しとなります
・一部使用している航空券の場合、使用済の区間の運賃や諸税を差し引いた額が払い戻しとなります
出発日が過ぎてしまったものについては払い戻しがなさそうに思えますが、例えば有料で座席指定を行っていた場合などはその座席指定料金が払い戻されることになります。
ボーナス付きのバウチャー
もう一つの払い戻し方法ですが、2021/6/30までに旅程を終える航空券を購入する際に利用可能な、ボーナス付きのバウチャーとして提供されるオプションです。
ボーナスの額ですが、キャビンクラスによって異なります。
・エコノミークラス : SGD75
・プレミアムエコノミークラス : SGD100
・ビジネスクラス : SGD200
・ファーストクラス : SGD500
このオプションは、一部使用している航空券の場合には選択できません。
また、特典航空券で予約をしていた場合にも選択できません。
よって、特典航空券の払い戻しは、支払ったマイレージと諸税となります。
まとめ
SQの払い戻しに関する詳細はこちらの公式ページをご覧下さい。
https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/travel-info/precautionary-measures/covid-19-travel-waiver-policy/
また、払い戻しを希望する場合は以下のオンラインフォームからリクエストをする必要があるのは、以前お伝えした時から変わりありません。
https://www.singaporeair.com/request.form
SQコールセンターの方がメールまたは電話で連絡をしてくれます。
その時に、希望の払い戻しオプションを伝えましょう。
どちらのオプションを選択するか迷うところではありますが、2021年6月までにSQに搭乗する予定がある場合、バウチャーを選択しておくのも良いかもしれません。
もしその時までにまだ運航していなかったら、さらにバウチャーの有効期限が延長されるでしょうから 😉
とはいえ、今は現金が必要なのは誰でも同じだと思うので、素直に現金の払い戻しを受けておいてもいいと思います。
It’s totally up to you!
運航再開に備えてSQを学ぶ
SQを含め各航空会社が運航を制限していますが、いざ運航再開した時に備えて今のうちからSQについて学んでおくのはいかがでしょうか。
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