エア・タンザニア(TC)自社予約システムをHititへ移行
PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
今日も完全にマニアックな話題です^^;
アフリカの航空会社エア・タンザニア(TC)が2017年5月、自社予約システムをHititへ移行しました。
HititもGDS(CRS)の一つなのですが、ちょっとこのシステムに興味を持ったので調べてみました。
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TC概要
まずは、このエア・タンザニア(TC)というマニアックな航空会社を紹介します。
TCはタンザニアの国営航空会社で、首都のダルエスサラーム(DAR)からアフリカを中心に就航している航空会社です。
アジアへは、唯一ムンバイ(BOM)への就航があります。
昔は南アフリカ航空(SA)と提携をしたりしていましたが、倒産しかけたりなんやかんやあったようで、今はSAとの提携を解消しています。
マイレージ提携航空会社は、(もちろん)ありません。
Hitit概要
そして、TCが自社システムとして採用した「Crane PAX」(予約・顧客管理システム)「Crane DCS」(入出国管理システム)を提供しているHititですが、トルコの会社で旅行会社向けのシステムを提供しているようです。
Hititのシステムを利用している航空会社は他に、
などがあります。
‘Crane’というパッケージシステムがあって、それぞれ顧客のニーズに合わせて予約管理、出国管理の部分を提供しているような感じですね。
Hititのシステムに関して、2014年にアマデウスがHititが開発したマイレージプログラムの顧客管理システムをを買収しています。
もしかしたら、今稼働しているアマデウスのシステムを採用している航空会社の顧客管理は、Hitit製かもしれません。
だから、たまに予期しないエラーが起きたりするのかな・・・^^;
まとめ
TCのスタッフはこれで手作業がだいぶ減って楽になるそうですが、逆に今まではどれだけのことを手作業でやっていたんでしょうか・・・^^;
ちょっと気になりましたが、情報量が少なくあまり調べられず。
TCがどこかのアライアンスに加盟するようなことがあれば、更に情報量が増えると思うのでその時に改めて調べてみたいと思います。
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