タイ国際航空(TG)のシンガポール(SIN)発着ターミナルが2へ移動します

シンガポール・チャンギ空港(SIN)は、過去数年間の旅客数回復の大幅な増加を受け、最大の旅客施設である第2ターミナルを再開しました。
この再開に伴い、エチオピア航空(ET)、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)、スイスインターナショナルエアラインズ(LX)、ユナイテッド航空(UA)、全日空(NH)などがT2へ移行しています。
タイ国際航空(TG)も、2025/2/18より、長年の拠点であったT1からT2へ移転し、T2を発着ターミナルとすることを発表しました。
TGがT2へ
タイ国際航空(TG)は2025年1月現在、シンガポール(SIN)とバンコク(BKK)を結ぶ週35便、1日5便を運航しています。
2025年2月のT2移転後も、このスケジュールは維持され、フライトスケジュールが完全に復活する形となります。
TGは一部のフライトにボーイング787型機を使用しています。
ラウンジはどうなる
T1からT2への移転に伴い、出発前に利用できるラウンジにも変化があります。
過去、TGはT1にスターアライアンス唯一の専用ラウンジを持っていましたが、このラウンジは閉鎖されました。
T1ではMarhabaラウンジへと案内していました。
T2移転後は、SQのラウンジを利用できるようになります。
・ビジネスクラス乗客 : シルバークリス・ビジネスクラスラウンジ利用可
・スターアライアンスゴールドメンバー : SQのKrisFlyerゴールドラウンジ利用可(同一フライト搭乗のゲスト1名を同伴可)
T2内のKrisFlyerゴールドラウンジおよびシルバークリスラウンジも再開予定ですが、T3の最新ラウンジに比べると見劣りする可能性があります。
そのため、2025/2/18以降、スカイトレインを利用してT3のラウンジまで移動する選択肢もあります。
この移動はT1からT3へ向かうよりも短時間で済むため、より便利と言えるでしょう。
まとめ
SINのSQラウンジはいずれも、T2よりもT3の方が素敵な印象です。
SQファーストクラス・スイートクラスに搭乗する際に利用できるプライベートルームも、T3にのみ存在する状態です。
T2発のファーストクラスは例えばジャカルタ(CGK)線ですが、T3のプライベートルームを利用してから移動することになります。
せっかくプライベートルームに入れるのに、T2にとどまるのはちょっと勿体無いですね。