ヴァージン・オーストラリア(VA)国際線のラウンジアクセスガイド

言うまでもなく、ラウンジの利用は上級会員の最高の特典の一つです。
ヴァージン・オーストラリア(VA)は最近、全日空(NH)とも提携を開始して提携航空会社が増えています。
日本在住でVAの上級会員である、と言う方は少ないかもしれませんが、VA上級会員が全ての航空会社でラウンジアクセス条件が一貫しているわけではありません。
例えば、シドニー(SYD)、ブリスベン(BNE)、メルボルン(MEL)からVA運航便で海外に向かう場合、シンガポール航空(SQ)は提携航空会社ではありますがSQのシルバークリスラウンジには入れません。
VAは2023年10月現在、どのアライアンスにも属していないためこのような事態となっていますが、主な提携航空会社においてVA上級会員が利用できるラウンジ、またその逆を少し紹介します。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
VA上級会員と全日空(NH)
VAとNHとの提携はここ数年で飛躍的に拡大し、NHの特典航空券の予約、NHフライトでのポイント獲得、優先手荷物、優先チェックイン、手荷物許容量のアップなどが追加されました。
残念なことに2023年10月現在、VA上級会員は、NHのラウンジは利用できません。
NHの上級会員も、VAエコノミークラス搭乗時にVAのラウンジを利用することはできません。
VA上級会員とカタール航空(QR)
カタール航空(QR)のアルムルジャンラウンジは、QRビジネスクラスに搭乗している人しか利用できないですが、QR運航便を利用するVAゴールドメンバーは、ドーハ(DOH)のゴールド・ラウンジ(北)とゴールド・ラウンジ(南)を、VAプラチナメンバーはプラチナ・ラウンジ(北)とプラチナ・ラウンジ(南)を利用できます。
VA上級会員とユナイテッド航空(UA)
ユナイテッド航空(UA)は、VAゴールドおよびプラチナメンバーの提携ラウンジの利用をかなり厳しく制限しており、UAが運航する国際線の旅程に含まれるフライトを利用する場合のみ、ラウンジを利用することができます。
例えば、ブリスベン(BNE)からサンフランシスコ(SFO)に飛び、ラスベガス(LAS)に向かう場合、VAプラチナまたはゴールドメンバーであれば、SFOで降りた時にユナイテッドクラブを利用できますが、SFOからLASへのフライトだけを単独で予約した場合は利用できません。
また、ラウンジは航空会社が所有・運営するものでなければならず、第三者のラウンジを利用することはできません。
例外として、SYDとMELにあるSQのクリスフライヤーラウンジは、UAを利用する場合に利用できます。
BNEのSQラウンジは利用できません。
UAのゴールド以上のメンバーは、VA利用時にVAのラウンジを利用できます。
まとめ
VAは一度、ラウンジも含めて利用したことがありますが機材はボーイング B737がメイン。
羽田(HND)線ですらB737機材で運航しているので、ちょっと驚きです。
そのうち、どこかのアライアンスに加盟して自由にラウンジが利用できるようになってもらいたいです。
カンタス航空(QF)がワンワールドなので、スカイチームかスターアライアンスだと思いますがQR, UA/SQ, DL/VSと提携を行なっているのでどのアライアンスを選びどのアライアンスを切り捨てるのか、それも楽しみです。
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