Business Class Review : エジプト航空(MS) MS786 フランクフルト(FRA) – カイロ(CAI)

カイロ(CAI)発のフライトに搭乗するため、エジプト航空(MS)に乗ってCAIへ行きました。
久しぶりのMS、相変わらず緩いのかどうか、チェックしてきました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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MS786搭乗記
今回はパリ(CDG)からフランクフルト(FRA)に来たあと、乗り継ぎのフライトです。
出国審査を終え、ラウンジへ向かいます。
FRAにはルフトハンザ・ドイツ航空(LH)のラウンジが大量にありますが、今回はビジネスラウンジEastを利用しました。
Lounge Review : フランクフルト空港(FRA) ターミナル1 コンコースB ルフトハンザ・ドイツ航空(LH) ビジネスラウンジ イースト(Business Lounge East)
出発の表示もアナウンスもないため出発間際になってしまい、急いで搭乗ゲートへ向かいます。
座席
今回搭乗した機材はボーイング B787-9です。
機材登録番号は、SU-GET。
2019年から利用されている機材です。
座席は、こんな感じです。
モニタの大きさはこのくらい。
日本語の設定もできました。
エンタテインメントシステムのリモコンです。
邦画もいくつかありました。
座席を調整するパネル。
横にはコンセントがありました。
アメニティグッズがありました。
寝ている時に、食事で起こしてほしいかどうかのカードも健在。
エチケットバッグには、前の搭乗者のゴミが入ったままになっていました。
ウェルカムドリンクで、イチゴジュース。
なおエジプトもイスラム教の国で、機内でアルコールの提供はありません。
ヘッドホンがなかったので、持って来て、と言いましたがいつまでたっても持って来ません。
だいぶ時間がかかって持って来ました。
機内WiFiも利用可能ですが、有料です。
食事
食事は1回、離陸後に出てきます。
選択の余地なしで魚料理となりました。
料理を選びたい場合、前の席を指定しましょう。
CAI着
4時間くらいのフライトで、カイロ(CAI)に着きました。
エジプトでもアレ pic.twitter.com/5GJ9opU5o8
— PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke@Voyage Avancé (@VOYAGEAVANCE) September 27, 2023
沖どめで、バスで到着ゲートに移動します。
今回は、ちょっとストレスがあるフライトでした。
緩いのは相変わらずで、対応も微妙。
比較的新しい機材だったのが、唯一の救いでしょうか。
別切りでカイロ空港(CAI)乗り継ぎを行う場合
今回はエジプト航空(MS)でカイロ(CAI)に着いた後別の航空会社(カタール航空(QR))に乗り継ぐため、エジプトには入国しませんでした。
ターミナル3に到着してターミナル2の航空会社に移動するのですが、CAIのターミナル3で乗り継ぎを行う場合、まずMSの乗り継ぎカウンターへ行きます。
乗り継ぎカウンターで、「ターミナル2の航空会社へ乗り継ぎがある」と伝え、空港にいる警察(白い服を着て帽子を斜めに被っている人)のところへ連れて行ってもらいます。
ターミナル間を移動するバスに乗る場所へ連れて行かれ、「ここで10分待て」と伝えられます。
エジプト人の10分は、たいてい30分くらいであることが多いのですが、今回は本当に10分でした。
移動するバスは、ハイエースくらいの車で、タバコ臭くて真っ暗な車内に私服のスタッフが1人座っているので、とても不安になります。
ターミナル2に着いた後は、何もない乗り継ぎカウンターでこれまた警察のような人にパスポートを渡し、搭乗する航空会社のスタッフが来るのを待ちます。
航空会社のスタッフは通常、出発の3時間半前くらいからしか働かないので、MS以外のフライトで乗り継ぐ場合、乗り継ぎ時間が長いと椅子しかない狭い場所でパスポートもない状態で不安な時間を過ごすことになります。
乗り継ぎの際セキュリティチェックもありますが、割り込みはされるし行列が絶えないので、ここでも時間を取られます。
ラウンジはほぼ利用できない、と思っておいた方が良いでしょう。
通路を歩いてターミナル間を渡ることができるのは、MS -> MSの乗り継ぎの場合のようです。
それ以外は、不安の中到底バスとは言えないバスに乗らされ、何もない乗り継ぎカウンターで待たされることになりますので、乗り継ぎ時間はインドと同様極力4時間程度となるよう、フライトを調整しましょう。
乗り継ぎ時間があまりにも長い場合、渋々USD25を払ってVISAを取得して入国し、時間を過ごすことも検討した方が良いと思います。
エジプトにおける別切り発券での乗り継ぎはとてもとても不安になりますが、不安な氣持ちを抑えて覚悟しておけばできなくはありません。
インドと同様、やや難易度が高いですがコストを抑えて修行をする際には覚悟を決めて決行しましょう。
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