世界で最も便数の多い路線(2019年版)
世界では、1日に無数の飛行機が様々な路線で運航されています。
1日に何便も就航している路線から週数回しか就航していない路線まで、需要は様々。
あなたは、世界で最も忙しい路線、つまり、就航した数が一番多い路線をご存知ですか?
この路線は毎年変わりますが、世界の航空データを扱うOAG(オフィシャル・エアライン・ガイド)では毎年、
便数の多い国際路線ランキング・トップ20
を発表しています。
このランキングの2019年版が発表となったので紹介したいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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2019年最も便数の多かった路線は
OAGによると、最も便数の多い航空旅客便路線は、
クアラルンプール(KUL) – シンガポール(SIN)線
だったそうです。
1年の間に運航された便数は、30,187便。
わずか1時間程度のフライトですが、様々な航空会社が就航しています。
ちなみに↓の公式サイトでは上位5位までが公開されていて、いずれもアジア路線となっています。
https://www.oag.com/reports/busiest-routes-2019
では長距離路線は?
便数が多いのは短距離線がメインとなっており、小型機材を多く利用しているLCCの数字も入っているためこのくらい多くなっています。
では、飛行距離4,000kmを超えるような長距離フライトのランキングはどうなっているかというと、以下のようになっています。
ニューヨーク(JFK) – サンフランシスコ(SFO) : 15,587便
ロンドンヒースロー(LHR) – ニューヨーク(JFK) : 14,195便
ホノルル(HNL) – ロサンゼルス(LAX) : 11,628便
ニューアーク(EWR) – サンフランシスコ(SFO) : 11,302便
ボストン(BOS) – ロサンゼルス(LAX) : 11,262便
ボストン(BOS) – サンフランシスコ(SFO) : 10,475便
ホノルル(HNL) – 成田(NRT) : 7,644便
ロンドンヒースロー(LHR) – ドバイ(DXB) : 7,109便
ロンドンヒースロー(LHR) – ロサンゼルス(LAX) : 6,677便
シンガポール(SIN) – シドニー(SYD) : 6,048便
圧倒的に、アメリカ線が多い状態となっています。
NRT – HNL線も結構多い数字となっていて、各航空会社が競って就航した結果このようになったんだと思います。
まとめ
このランキングは2019年版なので、ウイルス騒ぎが始まった2020年はガラリと変わることになるでしょう。
ちなみに自分はまだSIN – KULの路線に搭乗したことがありませんが、今度この路線に搭乗予定です。
しかも、シンガポール航空(SQ)やマレーシア航空(MH)ではなく敢えてモーリシャス航空(MK)の以遠権、というマニアックな路線を 😀
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