2022年6月、オマーンエア(WY)がワンワールドに加盟することを発表しました。
　
WYは2024年に加盟する予定でしたが、WYがかなり縮小しており、予定が少し延びているようです。
　
ですが、WYが2024年末までにワンワールドに加盟することが再度確認されました。
　
改めて、WYのワンワールド加盟について考えてみたいと思います。
　
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

WYとは

オマーンエア(WY)は、2024年末までにワンワールド・アライアンスに加盟する予定です。
　
この進展は、2022年6月にドーハで開催されたIATA年次総会で発表されました。
　
それから2年後、2024年6月にドバイで開催されたIATA年次総会で、ワンワールドのCEOは、オマーン航空が数ヶ月以内にアライアンスに加盟する予定であることを確認しました。
　
WYはマスカット(MCT)を拠点とする航空会社で、ボーイング737やボーイング787を含む35機近くの航空機を運航しています。
　
エミレーツ航空(EK)やカタール航空(QR)のようなグローバルな規模での競争はしていません。
　
WYは、西はイギリス、東はフィリピンまで飛んでいます。
　
WYはビジネスクラスにエイペックス・スイートを備えており、一部のボーイング787-9型機にはファーストクラスまであります。
　
ワンワールドは主要アライアンスの中で最も強力なステータスを提供しており、ワンワールドのマイレージをWYのフライトで貯めたり交換したりできるようになるのは楽しみではあります。
　
WYのMCTでの上級会員向けラウンジ利用に関して、WYがどのような対応をしてくれるのかも氣になるところです。
　
WYはファーストクラス設定もあり、巨大なファーストクラスラウンジを持っています。
　
自分もこのラウンジで数時間過ごしましたが、そこにいた乗客は自分ともう一人だけでした。
　
WYがワンワールド・エメラルド会員をこのラウンジに入れるようになることを期待したいです。
　
2024年6月現在、WYはエア・カナダ(AC)と提携しているため、アエロプランのポイント交換が現在WYの特典で最もお得です。

WYはワンワールドにふさわしいか

ワンワールドにはすでに、乗り継ぎ便でWYと直接競合する湾岸系航空会社の最大手、QRが加盟しています。
　
スターアライアンスで最も近い航空会社はエジプト航空(MS)、エチオピア航空(ET)、ターキッシュエアラインズ(TK)あたりかと思いますが、直接の競合相手とは言えません。
　
QRと被る路線が多いのでスターアライアンスの方が良かったのでは、とも思えますが、QRとの好関係が、ワンワールドを選んだ理由の一部ではないかと思われます。

まとめ

ワンワールドに加盟する前に、ACのポイントを利用していち早くファーストクラスに搭乗しておきました。

また、中東裏三兄弟のファーストクラスを比較した動画も作ってみましたが、WYが一番良いかな、と思っています。

WYがワンワールドへ加盟したら、日本人のWYファーストクラス経験率は99.9%が99%くらいにはなるかな？