7月 6, 2019
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ロンドンヒースロー空港(LHR)の手荷物検査で、ノートPCなどを取り出さなくてよくなります

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一般的には「嫌いな空港」と言われているロンドンヒースロー空港(LHR)。
 
自分は逆に大好きな空港です。
 
特にターミナル5は、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の様々な機材を見ることができるBAだらけの景色を見ることができるのでいつ来てもワクワクします。
 
また入国に関しても、2019年5月から日本のパスポートを持っている人は自動化ゲートを利用できるようになったのでとてもスムーズになったと思います。
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そんなLHRで今度は、出国や乗り継ぎの場面での改善が行われます。
 
手荷物検査の際、今はバッグの中から取り出さなければいけないノートPCやタブレット、100ml以下の液体物を、取り出さないまま手荷物検査ができるようになります。
 
これで手荷物検査にかかる時間をかなり削減できると思うのですが、詳細を紹介したいと思います。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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手荷物検査の時間が減る!

どうしてノートPCを取り出さなくて良くなるかというと、LHRが£50,000,000(68億円くらい)かけて新しいセキュリティ機材を導入し、これから数年かけてLHRの全ての装置を新しくするためです。
 
2022年を目処に、全ての装置を新しくする予定となっています。
 
徐々に新機材が導入されているので、2019年現在はノートPCを取り出さなくても良いところと取り出さなければいけないところがあります。
 
液体物に関しては取り出した後わざわざプラスチックの袋に入れて別のトレイに入れなければいけなかったので、だいぶ楽になりますね。
 
特に、ビジネスクラスに搭乗した後LHRで乗り継ぐ場合、アメニティグッズに入っている化粧品も取り出しの対象になっていたので、お土産として未開封のまま持っている場合でも開けなければいけない、ということが無くなります 🙂
 
ただし、手荷物検査時に許容される液体物の容量が100mlまで、というのは変わりません。
 
新しい装置は、LHRだけでなくこれから徐々にイギリスの他の空港にも導入される予定です。

まとめ

ノートPCや液体を取り出さなくても良い、という方式は既にアムステルダム空港(AMS)で実施されています。
(少なくともビジネスクラス、上級会員専用のレーンにおいては)
 
また、オーストラリアのパース空港(PER)においても同様の方式が採用されています。
 
カバンからわざわざPCを取り出さなければいけないあの煩わしさがなくなるのはとても良いことですね。
 
日本においても早く導入されて欲しいですが・・・きっとアメリカが導入して、アメリカさまのお伺いを立ててから後追いで導入になると思うので、5年後くらいかな^^;

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