ホテルのポイントを使う時にやってはいけない7つのこと
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誰にでも間違いはある、とはよく言ったもので、人生のさまざまな局面で間違いに出くわすことがありますが、ホテルのポイント利用の場面においても当てはまります。
どんなに熟練した旅人でも、ついうっかりミスをしてしまい、快適でない部屋に泊まったり、追加料金を取られたり、旅行に行けなかったりすることがあります。
幸い、ホテルの特典宿泊を予約する際によくあるミスは、簡単に回避することができます。
よくありがちなミスを紹介し、今後の特典利用を計画通りスムーズに進めるための方法を説明します。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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ボーナスナイトを逃す
ホテルのポイントプログラムの中には、無料宿泊特典を利用して長期滞在を可能にするものがあることをご存知の方は多いと思います。
ヒルトン上級会員の方は、すべてのホテルのポイント宿泊で5泊目が無料になります(1回の滞在で最大4泊まで無料)。
クレジットカードを利用すれば、簡単にヒルトンのステータスを獲得することができます。
マリオット・ボンボイ会員の方は、「Stay for 5, Pay for 4」特典により、マリオットポイントで支払った5連泊の中で、最も低いポイント額の宿泊が無料になります。
この割引は、オンラインでポイントを交換する際に自動的に表示されるのも良いですね。
ポイント&キャッシュを利用しない
「ポイントが足りないから特典宿泊は予約できない」と思っていたりしますか?
ほとんどのホテルポイントプログラムでは、宿泊の支払いにお金とポイントを組み合わせて使うことができます。
ヒルトンのポイント&キャッシュ特典は柔軟性があり、特典に使用するポイント数を指定することができます。
現金の自己負担額は選択したポイント数に応じて調整されますが、5,000ポイントから1,000ポイント単位で、ポイントとお金の組み合わせで宿泊費を支払うことができます。
ハイアットのポイント&キャッシュでは、通常の半分のポイントに加え、現金による支払いを選択できます。
滞在に必要なポイントの50%を交換し、お部屋の通常料金から50~70%割引で利用できます。
IHGのポイント・アンド・キャッシュでは、滞在の一部をポイントで、残りを現金で支払うことができます。
5,000ポイントから予約可能です。
アコーは他のホテルチェーンとは異なり、2,000ポイントがEUR40の価値を持ちます。
2,000ポイント毎に、現金として利用することができます。
収益率を確認しない
ほとんどのホテルポイントプログラムが変動制の特典ポイント数を採用しているため、通常、ホテルのポイントを利用してスタンダードルームを予約すると、それなりの価値を得ることができます。
ですが、アップグレードとして利用する場合、価値はまちまちです。
航空会社へ移行する
ホテルのポイントを提携航空会社に移行するのも間違いです。
ほとんどのホテルポイントプログラムでは、移行比率が非常に低く、通常、半分近く(またはそれ以上)の価値を失うことになります。
ただし、マリオットだけは例外で、ユニークな航空会社の提携先が多く、移行率もそれなりに高いです。
それでも、ホテルポイントを本来の目的であるホテルやリゾートの特典宿泊に利用した方が、価値を最大化できます。
マイレージは、購入してしまえばいいんです。
なので、マリオットに宿泊しない自分は、マリオットポイントを貯めていません。
細かく検索しない
ホテルが宿泊日ごとに特典のある部屋を用意していなかったり、滞在中ずっと同じ部屋タイプがなかったりすることは、結構あります。
それでも、1泊ずつ検索することで、ポイント(または現金とポイントの組み合わせ)を利用できる場合があります。
1泊目と2泊目を別々に予約すると、ポイントを節約することもできます。
さらに、ヒルトン・オナーズに電話して予約をリンクするよう依頼すれば、2泊とも同じ部屋をキープできるかもしれません。
リゾートフィーを無視する
特典宿泊の場合、通常の宿泊税はかかりませんが、リゾートフィーを支払う必要がある場合があります。
ほとんどのプログラムでは、特典予約の際にリゾートフィーが記載されています。
ヒルトンとハイアットは特典宿泊のリゾートフィーが自動的に免除されます。
しかし、他のプログラムでの宿泊の場合、リゾートフィーが1泊あたりかなりの金額になることがあります。
クレジットカードを無視する
いくつかのクレジットカードは、カードを持っていて年会費を払うだけで、エリートステータスを無料で提供しています。
クレジットカードの特典としてエリートステータスが提供されると、客室のアップグレード、プレミアムインターネット、ボーナスポイントなどの貴重な特典が受けられるようになります。
また、他のカードでは不可能な特典交換が可能になる場合もあります。
例えば、上述のヒルトンの5泊目無料宿泊特典はエリート会員に限られます。
まとめ
宿泊費が限りなくゼロに近い形でホテルに泊まれることは素晴らしいことです。
ですが、間違いがあると、せっかくの特典が台無しになることもあります。
自分も時々ミスをしますが、ミスをできる限り少なくして快適で効率の良いホテル宿泊を目指していきましょう 🙂