アメリカン航空(AA)の上級会員獲得ルールが簡素化されます

アメリカン航空(AA)の上級会員獲得ルールが簡素化されます

アメリカン航空(AA)は、マイレージプログラム「AAdvantage」に大きな変更を加えました。
 
今回の変更は、エリートステータスの獲得を中心としたもので、過去10年ほどの間にほとんどの航空会社が採用してきたモデルから脱却しました。
 
どのように変わったのか、紹介します。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

変更概要

エリート資格対象マイル、エリート資格対象区間、エリート資格対象ドルは廃止され、代わりにロイヤルティポイントが導入されます。
 
シンプルなエリート資格であるロイヤリティポイントは、会員がフライトやクレジットカード決済での獲得を通じて獲得したほとんどのAAdvantageマイルに対して1対1で加算されます。
 
これは、現在ほとんどの米系キャリアが採用している、フライトやセグメントに加えて対象となる支出をしなければならないというモデルからの大きな変化です。
 
フライト、クレジットカードの利用、パートナーとの提携などにより、対象となるAAdvantageマイルを獲得すると、そのマイルに対して1ロイヤリティポイントが加算されます。
 
飛行中のエリートステータスボーナスを含め、ほとんどのマイル獲得活動が対象となるようです。
 
ロイヤリティポイントに加算されないマイルは、以下の通りです。
 
・特別キャンペーンで獲得したボーナスマイル
・購入、ギフト、譲渡の際に獲得したマイル
・航空券の購入に伴う税金、手数料、その他の料金
・他のプログラムのポイントをAAマイレージに交換する場合
 
エリートボーナスは対象となりますが、その他のボーナスは対象外となります。
 
例えば、ハイアットでの滞在に対して現在提供されているボーナスマイルは、ホテルでの滞在のベースマイルが対象となることを前提としています。
 
AAを利用の際は、USD1につき5マイルが引き続き加算されます。
 
AAまたは提携航空会社を利用の際に加算されるエリートボーナスは40 – 120%です。
 
ワンワールドメンバー及びジェットブルー(B6)のフライトで獲得できるロイヤリティポイントは、従前と変わらずブッキングクラスに加算率をかけたマイレージ数がそのままロイヤルティポイントとなります。
 
こちらは日本航空(JL)に搭乗した場合の加算率チャートです。
 
https://www.aa.com/i18n/travel-info/partner-airlines/japan-airlines.jsp
 
例えば、クラスJに搭乗した場合は110%加算なので、羽田(HND) – 那覇(OKA)の片道フライトで1,062ポイント獲得できることになります。
 
ステータス・レベルに到達するためにはどのくらいロイヤリティポイントを獲得しなければならないか、ですが、
 
・AAdvantageゴールド(ワンワールドルビー) : 30,000ロイヤリティポイント
・AAdvantageプラチナ(ワンワールドサファイア) : 75,000ロイヤリティポイント
・AAdvantageプラチナ・プロ(ワンワールドエメラルド) : 125,000ロイヤルティポイント
・AAdvantageエグゼクティブ・プラチナ(ワンワールドエメラルド) : 200,000ロイヤルティポイント
 
JLの国内線だけでAA上級会員になることも可能ですが、その場合は結構な金額を注ぎ込まなければいけなそうです。
 
新システムでは、3月から翌2月までに獲得したポイントに応じて、翌々年3月までのステータスが有効となります。
 
つまり、2022年3月から2023年2月までに200,000ポイントを獲得した場合、2024年3月31日までエグゼクティブ・プラチナとなります。
 
AAに搭乗しなくても、どのレベルのステータスも獲得できるのであれば、AAに搭乗するはあるのだろうか、と疑問に思われるかもしれません。
 
そこで、新しいロイヤリティチョイスリワードの登場です。
 
これは、従来のエリート・チョイス・リワードをポイントの名称に合わせてリブランドしたもので、このリワードを獲得するには、プラチナ・プロステータスに到達し、AA、ワンワールドメンバーおよびB6で最低30区間のフライトを利用する必要があります。
 
これらのロイヤルティチョイスリワードは、システムワイドなアップグレードやボーナスマイルなど、これまでと同様に利用できます。

まとめ

ステータスのルール変更に関する公式ページはこちらです。
 
https://aadvantagestatus.com
 
そんなに頻繁にフライトをしない人でも、EQMやEQS+EKDの条件を満たさなくても、どのようなステータスレベルでも達成できるという点で、非常にポジティブな展開だと思います。
 
極論を言うと、クレジットカードの決済で年間USD200,000を行えばAAの最上級会員になれる訳ですが、アメリカで発行されているクレジットカードが対象となっているので、日本在住の場合は難しいですね。
 
また、元々AAで上級会員を維持していた方にとっては、この変更が改善につながるかどうかは、まだ未知数です。
 
初期の計算では、ステータスを獲得するためには、現在よりも多くの支出をしなければならないかもしれませんし、ロイヤリティ・チョイス・リワードを獲得するためには、30区間のルールを満たさなければなりません。
 
また、AAはハイアットと提携を行っており、ハイアットに宿泊するとAAのマイレージを獲得できますが、宿泊に対するボーナスマイレージがロイヤリティ・ポイントの加算対象となるかどうかはまだわかっていません。
(2021/11/1現在)
 
もし、ハイアットのボーナスの加算が対象となるのであれば、AAでワンワールド上級会員を目指した方がお得になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
 
自分は引き続き、BAです。

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