ビジネスクラスのスライドドアは閉めますか?
かつては豪華なファーストクラス・スイートでしか見ることができなかったスライド式のプライバシードアは、ビジネスクラスへも浸透しつつあります。
2016年から2017年にかけて、デルタ航空(DL)のドア付きスイート「デルタ・ワン」とカタール航空(QR)の素晴らしい「Qスイート」がデビューして以来、国際線の空を飛ぶ新しいビジネスクラスの多くが、スライドドア付きとなっています。
2023年だけでも、エア・インディア(AI)、ハワイアン航空(HA)、スターラックス(JX)がスライドドア付きのビジネスクラスを発表し、日本航空(JL)はつい最近エアバスA350-1000機材のデビュー、ユナイテッド航空(UA)も近い将来そのリストに名を連ねる予定です。
自分も何回か、スライドドア付きのビジネスクラスに搭乗していますがドアは閉めることが多いです。
このスライドドア付きのビジネスクラスについて、ちょっと考えてみたいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
スライドドアの今
すべてのビジネスクラスの座席にドアが設置されていない航空会社でも、ニュージーランド航空(NZ)やルフトハンザ・ドイツ航空(LH)のように、最前列の座席にドアを設置し、よりプレミアムな(より高価な)「ビジネス・プラス」体験を提供しようとしています。
一方、航空会社向けにシートを製造、設計、製造している会社(アディエント、コリンズ、ジャムコ、レカロ、サフラン、ステリア、トンプソンなど)のカタログには、少なくとも1つのドア付きビジネスクラス・プラットフォームが掲載されています。
多くの搭乗客がドア付きスイートを利用するようになった今、ドアは本当に貴重なものなのでしょうか。
長時間の国際線フライトで睡眠をとる場合、ドア付きスイートは騒音や通路の動きを遮断することで、心地良く眠ることができるでしょう。
十分なパーソナルスペースと高速の機内Wi-Fiがあれば、ビジネスクラスのプライベートシートは雲の上のオフィスにもなり得ます。
ですが、ドアの「目新しさ」はすぐに消えてしまい、数回のフライトの後、旅の大半はドアを開けたままにしている方もいるでしょう。
まとめ
ドアを閉めたとしても、客室乗務員がチェックすることができるため完全な個室にはなりませんが、QRにはDND(Do Not Disturb)ボタンも付いていて、できるだけ長い時間プライベートを確保することもできます。
とりあえず自分は、各航空会社のスライドドアの開閉は確かめてみたいので、できるだけ多くのスライドドア付きビジネスクラスに搭乗したいです。
あなたは、スライドドアはどうしていますか?
LEAVE A REPLY