Hotel Review : The Okura Tokyo(ホテルオークラ東京)
東京で勉強会を行った後、ワンハーモニーのホテルである
The Okura Tokyo(ホテルオークラ東京)
に宿泊してきました。
今回は敢えて、特典の充実していないワンハーモニーのホテルチェーンへの宿泊です。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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予約
今回の予約は、ポイントによる宿泊です。
The Okura Tokyoのポイントによる宿泊が18,000ポイントとなっていたので、タイミングよく宿泊することができました。
ホテル概要
The Okura Tokyoは東京メトロ日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅から歩いて10分くらいのところにあります。
A1出口が最寄りとなります。
外観はこんな感じ。
正面はアメリカ大使館です。
ロビーはこんな感じ。
時計のボタンを押すと、
表示が変わります。
The Okura Tokyoには
プレステージタワー
と
ヘリテージウィング
がありますが、ポイントで宿泊できるのは
プレステージタワー
の方。
プレステージルームツイン、という部屋でした。
ポイント泊の場合、部屋のアップグレードは一切ありません。
ちなみに、ラウンジアクセス付きの部屋もポイントで宿泊できますが、こちらは41,000ポイントくらいかかるそうです。
一応最上級会員ということで、15.00までレイトチェックアウトOKでした。
部屋
ツインルームの中は、こんな感じです。
大きめの机があります。
机にはテレビのリモコンがありましたが、
結局滞在中テレビをつけることはありませんでした。
机の横には、ミニバーがあります。
一応最上級会員ということで、ウェルカムスイーツが置いてありました。
窓からの眺め。
一応最上級会員ということで、ウェルカムドリンクのチケットをもらいました。
アルコールはグラス1杯いただけます。
シャンパンは、Pommeryでした。
参考価格は、こんな感じ。
トイレはこんな感じ。
クローゼットです。
厚手のスリッパがありました。
バスルームです。
バスタブにはテレビがついていました。
夜、ターンダウンサービスでチョコレートが置いてありました。
レストラン
朝食は、ロビー階のレストランでいただきました。
上級会員であっても、朝食は無料になりません。
朝食は、ビュッフェ形式です。
9時過ぎに行きましたが、行列ができていて10分くらい待ちました。
豆乳ブレッドもありました。
コーヒーは、ちゃんと淹れてあるものでした。
スクランブルエッグ
ホテルに宿泊した際、必ず食べるのがスクランブルエッグ。
各ホテルで食べ比べを密かにしているのですが、食に関しては(原材料や産地以外)全く興味のない自分が、個人的に採点してみたいと思います。
The Okura Tokyoのスクランブルエッグは、こんな感じ。
(写真の出来は無視してください)
ソフトとハードの2種類用意されていました。
ソフト
トロトロで卵の味もしっかり。
濃厚な味で、とても美味しかったです。
5 out of 5
ハード
卵の味はあまりしませんでした。
断然、ソフトの方が美味しいですね。
2 out of 5
クロワッサン
マルセイユのソフィテルで食べたクロワッサンがあまりにも美味しすぎて忘れられず、クロワッサンもホテル毎に食べ比べをすることにしました。
Hotel Review : ソフィテル マルセイユ ビューポール (Sofitel Marseille Vieux-Port) オペラスイート(Opera Suite Room)
The Okura Tokyoのクロワッサンは、こんな感じです。
トースターで温めることができます。
温め直していただきましたが、あまりしっとりはしていませんでした。
バターの香りもあまりせず、な感じでした。
3 out of 5
ミューズリー
ホテルに宿泊する際にもう一つ必ず食べるものがありますが、それがミューズリーです。
ホテルによっては置いていないところもありますが、それでもとりあえず聞いてみることにしています。
The Okura Tokyoには残念ながら、ミューズリーはありませんでした。
WiFi接続方法
TheOkura-RoomというSSID(ネットワーク名)があると思うので、それを選択しましょう。
受付の際にもらうカードホルダに書いてあるパスワードを入力して、接続完了です。
通信速度計測結果
上り 11.04Mbps
下り 10.07Mbps
高速で、切れることなく快適に利用することができました。
まとめ
滞在中、ルームツアーライブをやりました。
誕生日が近かったので、誕生日プレゼントとしてシャンパンをプレゼントしてもらいました。
いただいたシャンパンは、ウェルカムドリンクと同じ銘柄です。
帰り、ホテルからタクシーに乗った際、運転手の方に
オークラの食事はどうでしたか?
と聞かれました。
いつもの通りの食事しかしていなかったので、
スクランブルエッグがとても美味しかったです
とだけ答えましたが、その方は以前、オークラで働いていたという方で、レストランのウェイターやプールのスタッフをされていたそうです。
今の総料理長が当時の上司だった話、プールには中曽根康弘さんが総理大臣の時によくきていた話、シェラトン都ホテル東京の中国料理レストランで出される箸休めがとても美味しいなど、いろいろ話をしてくれました。
中でも印象的だったのが、
オークラのおもてなしの質が落ちた
というお話。
昔、外資系ホテル東京に進出する際オークラのスタッフを引き抜いた結果、それまで自前で育成していた「オークラのおもてなし」を体現できる人がほとんどいなくなってしまった、とのこと。
サービスが良いのは当たり前で、宿泊客ひとりひとりへの氣配りが以前はできて初めて「オークラのおもてなし」と言えるのに、その伝統を守るスタッフがほとんどいなくなってしまった、と。
また、オークラは最近建物を建て直して大規模な改修を行いましたが、当時の建物の良さを知る人からは「綺麗になりすぎて、その辺の外資系ホテルと変わらなくなってしまった」と嘆いている人が結構多いそうです。
それでも、宿泊した時に年齢層が高めの人が多くいましたが、その人たちの中には昔からずっと通い続けている常連の人も結構多いんだと思います。
今回オークラに初めて宿泊しましたが、宿泊している年齢層やタクシーの運転手のお話のことを考えると、いけてないワンハーモニーのアプリや中途半端な上級会員の特典も、改善されることはしばらくなさそうかな、と感じました。
予約や特典のシステム化を急激に行うと、コアとなっている客層の人たちがついてこれず、近代化したくてもできないんだろうと思います。
あのいけてないシステムでは、若い人が予約をしようと思ってもなかなかしづらいと思いますが、これから若年層を取り込まないと先窄みになり結局、外資系のどこかに買収されてしまうような氣がするのですが・・・。
歴史あるホテル故の、判断が難しい悩ましい問題なのかな、と考えながら帰路につきました。
今回写真撮影に利用したカメラとレンズ
カメラ :
Sony A7C
iPhone
レンズ :
Sony E 18-200mm F3.5-6.3
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