エミレーツ航空(EK)のファーストクラスに搭乗するには、どのマイレージプログラムを使うべきか(2018年版)
先日、エミレーツ航空(EK)がボーイング777での新しいスイートクラス(ファーストクラスのさらに上のクラス)の展開を発表しました。
2020年6月25日現在、就航している路線は
・ドバイ(DXB) – ロンドンスタンステッド(STN) : EK33 / 34
・ドバイ(DXB) – フランクフルト(FRA) : EK43 / 44
・ドバイ(DXB) – ハンブルク(HAM) : EK59 / 60
・ドバイ(DXB) – ブリュッセル(BRU) : EK183 / 184
・ドバイ(DXB) – ジュネーヴ(GVA) : EK83, 89 / 84, 90
・ドバイ(DXB) – 羽田(HND) : EK312 / 313
になっています。
このスイートクラス、シンガポール航空(SQ)のスイートクラスとは異なりEK以外の提携航空会社のマイレージでも予約が可能なんですが(もちろん空いていれば、です)、どのマイレージプログラムで予約するのが一番効率的なのか、調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
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A380に搭乗するなら
EKがA380で運航している方面のファーストクラスについては、過去の記事をご覧ください。
エミレーツ航空(EK)のファーストクラス(北米・中東・アフリカ)
お得にEKスイートクラスに搭乗できる航空会社のマイレージプログラム
EKは独自にマイレージプログラムの提携を行っていますが、スイートクラス(ファーストクラス扱いです)に搭乗するための必要マイレージ数もバラバラです。
その中で、いくつかお得に搭乗できるマイレージプログラムを紹介します。
JAL(JL)
いきなりオススメのマイレージプログラムを紹介します 🙂
EKフライトに搭乗するなら、断然JLマイレージを利用するのがお得です。
これは、ファーストクラスでもビジネスクラスでも同じです。
必要マイレージ数(往復)は、以下の通りです。
キャビンクラス | DXBからヨーロッパ | 日本からDXB乗り換えでヨーロッパ |
---|---|---|
ファーストクラス | 120,000 | 190,000 |
ビジネスクラス | 80,000 | 130,000 |
※2018/11/20からの必要マイレージ数を表示しています
2018/11/19までは、日本からのファーストクラス往復で155,000マイルだったのですが、190,000マイルになってしまいました。
それでも、日本に住んでいるならJLマイレージの貯め方は色々な貯め方があるので、やり方次第で190,000マイルを貯めるというのも決して不可能な数字ではないと思います。
大韓航空(KE)
続いて、大韓航空(KE)。
KEマイレージを利用する際は往復で予約をしなければいけませんが、必要マイレージ数(往復)は、以下の通りです。
キャビンクラス | DXBからヨーロッパ | 日本からDXB乗り換えでヨーロッパ |
---|---|---|
ファーストクラス | 120,000 | 260,000 |
ビジネスクラス | 80,000 | 185,000 |
やっぱりJLマイレージに比べると多いですね。
KEマイレージはSPGアメックスカードなどを利用して貯めたスターポイントから移行することができますが、ダイナースプレミアムカードを利用していて、ポイントの交換に困っているような場合はファーストクラスの空き状況を確認した後で交換しても良いかもしれません。
カンタス航空(QF)
続いて、EKととても仲の良いカンタス航空(QF)。
QFマイレージを利用する際は、覚悟をしなければいけません^^;
キャビンクラス | DXBからヨーロッパ | 日本からDXB乗り換えでヨーロッパ |
---|---|---|
ファーストクラス | 150,000 | 288,000 |
ビジネスクラス | 100,000 | 192,000 |
やっぱり酷いですね^^;
QFマイレージは、お得に使える方面がほとんどなく、利用者は大変な思いをすると思います。
エミレーツ航空(EK)
最後は、本家のエミレーツ航空(EK)。
キャビンクラス | DXBからヨーロッパ | 日本からDXB乗り換えでヨーロッパ |
---|---|---|
ファーストクラス | 135,000 | 240,000 |
ビジネスクラス | 90,000 | 160,000 |
KE/QFよりは少ないマイレージ数で済むものの、EKマイレージをこれだけ集めるのは、なかなか大変です^^;
まとめ
以前からお伝えしている通り、
特典航空券でEKフライトを利用するのならJLマイレージ
ということが、ここでも証明されました。
JLマイレージは、中・長距離路線で利用する際に最も力を発揮します。
EKファーストクラスに搭乗する、という目標を立てて今からJLマイレージを貯めてみるのも良いかもしれません。
ただし、JLマイレージには3年という有効期限があるのでご注意ください!
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