ベッドメイキング(ターンダウンサービス)をしてくれる航空会社

ファーストクラスやビジネスクラスに搭乗すると、シートを平らにして横になって寝ることができます。
ファーストクラスでは大体、シートの上にマットをひいて、ブランケットなどをかけて寝ることになりますが、寝るための準備「ベッドメイキング(ターンダウンサービス)」を客室乗務員の方が行ってくれます。
ビジネスクラスにおいても、一部の航空会社ではベッドメイキングのサービスを行っています。
このターンダウンサービスはいつどの航空会社が提供しているのか、また、いつリクエストするのが適切なのか、少し考えてみます。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
なぜターンダウンサービスがあるのか
長距離のファーストクラスやビジネスクラスでは、寝るときに客室乗務員がベッドメイキングをしてくれるターンダウンサービスを実施している航空会社が珍しくありません。
航空会社によっては、座席をベッドに変えるのはちょっと面倒なので、ターンダウンサービスで乗務員が手伝ってくれます。
例えば、ニュージーランド航空(NZ)やヴァージン・アトランティック航空(VS)のヘリンボーンシートは、シートを倒すのかちょっとだけ複雑なので、自分もお手伝いをしてもらったことがあります。
高級ホテルでは1日2回(日中と夕方)ハウスキーピングを行うのが一般的であることから、ターンダウンサービスの発想はホテルに由来しています。
多くの航空会社は、空の上でホテルのような快適な体験を提供しようとしており、ターンダウンサービスはその延長線上にあるのです。
ターンダウンサービスがあるかどうかを確認する
ターンダウンサービスはいつ提供されるものなのでしょうか?
長距離のファーストクラスやビジネスクラスでは、すべての航空会社で提供されているのでしょうか?
一般的に、国際線のファーストクラスでは、ターンダウンサービスが全面的に提供されています。
過去に搭乗したシンガポールスイートクラス(SQ)では、飛行時間が5時間弱であったにもかかわらず、ベッドメイキングをしてくれました。
ビジネスクラスにおいては、大多数の航空会社では、ビジネスクラスでターンダウンサービスを提供していません。
もし、明示的に利用できることを知らされていない場合は、他の乗客の様子を観察するとわかるかもしれません。
ターンダウンサービスは、マットレスパッドや就寝用の枕など、寝具が充実している航空会社のビジネスクラスで提供されています。
カタール航空(QR)のQSuiteやターキッシュエアラインズ(TK)では、サービスを提供してくれます。
ターンダウンサービスがありがたいのは、客室乗務員が自分の席にない寝具を追加で用意してくれることが多いことですね。
ターンダウンサービスが提供されている場合は、一般的に、いつでもそれをお願いすることができます。
まとめ
自分はだいたい、食事が終わった後、眠くなってきたら「ベッドメイクをお願いできますか」と言います。
ベッドメイキングをしてもらっている間はトイレに行って時間を潰します。
2020年、2021年に搭乗した日本航空(JL)、全日空(NH)ファーストクラスでは、座席が空いていたのでベッドは別のシートに用意してくださっていて、あとは寝るだけ、という状態でした。
今となってはボーナスタイムだった、懐かしい思い出です。
誰も乗っていない時に乗っておいてよかった 🙂
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