新しいタイプのビジネスクラスシートが登場
ビジネスクラスのシートを作っているステリア・エアロスペース社は、「市場で最も広いシートの一つ」とする新しいデザインのビジネスクラスシートを発表しました。
このランデブー(Rendez-vous)シートはワイドボディ機用に設計されており、「快適で広いソファのようなもの」と表現されています。
なかなか楽しそうなシートなので、少し調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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新しいシートの特徴
新しいシートは、フルフラットになるベッド、全席から直接アクセスできる通路、プライバシードア、プライバシーディバイダーなど、「広くて快適なプライベートスイートに変身する」のが特徴。
センターシートを組み合わせれば、ダブルの「ハネムーン」ベッドにもなり、シートの背もたれはバックシェルと一体化しています。
このシートはまだ発注はないようですが、「とあるアジアの航空会社」と協議中だそうです。
ランデブーのデザインは、ワイドボディーのエリシウム、オパール、ソルシット、シンフォニー、単通路のセレステ、オペラなど、ステリア社の既存シート製品群に追加されるものです。
ステリアはエアバスA350の機体向けで、標準ピッチは44〜46インチを予定していますが、「アジアの航空会社」向けに49インチまでの長いオプションも検討しているそうです。
標準ピッチでは77インチ(196cm)、49インチピッチでは80インチ(203cm)のベッドに変更されます。
ランデブーシートは、ユニークなソファの座り心地を提供する全く新しいビジネスクラスのスタッガードシートで、飛行中に完璧な「アットホーム」な氣分で、お客様に素晴らしい旅行体験を提供することができます。
と担当者は言っていたそうです。
まとめ
ボーイング B777Xと787ドリームライナーの納入遅延により、多くの航空会社が他の航空機(主にエアバスA350、一部後期型ボーイングB777-300ER)で新世代の製品をデビューさせるか、新世代の座席戦略を完全に見直すことを決定しているため、この新しいシートがいつお目見えするのかはわかりません。
近いのは、カタール航空(QR)Qスイートの後ろ向きに座るシートの方ですね。
「アジアの航空会社」が氣になるところではありますが、現時点でシート入れ替えに積極的なのはシンガポール航空(SQ)かな?と思っています。
そうするとまた、SQのマイレージを貯めなくてはいけなくなります・・・^^;
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