香港のMTR改札がオクトパスカードだけでなくクレジットカードも使えるようになります
オクトパスカードを財布に忍ばせておくことは、香港を頻繁に旅行する人の証でしたが、「タッチ&ゴー」式の交通カードは間もなくその地位を失うことになりそうです。
香港の公共交通機関MTRは、多目的に使えるオクトパスカード(コンビニやカフェなどでも使える)だけでなく、従来のクレジットカードやデビットカードも使える新しい駅改札に切り替えようとしています。
便利になりそうな感じですが、どのくらい変わるのか調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
オクトパスカードはとても便利(だった)
オクトパスカードは、公共交通機関(バス、MTR地下鉄)、トラムなど)の運賃支払いだけでなく、一部の小売店や飲食店、自動販売機、駐車場、フェリーなどで利用できる多機能な電子マネーカードです。
事前にカードにチャージすることで、その金額分を利用できます。
カードの残高がなくなると、再度チャージする必要があります。
改札の入れ替えが進んでいる
競馬場、ハンハウ、ロハス・パークを含むMTRの一部の駅では、最初の新しい出入口改札がすでに設置されています。
2,400以上の改札口が島をまたぐMTRネットワークに展開される予定で、新しいデザインは乗客により広い通路を提供します。
新規および既存の改札に設置されるタップ・アンド・ゴー・リーダーのアップグレードにより、乗客はオクトパスカードの代わりに、クレジットカードまたはトラベルマネー・デビットカード(手に持っているか、スマートフォンや腕時計に読み込まれている)を使用できるようになります。
アップルやグールのアンドロイド向けMTRスマートフォン・スマートウォッチアプリはすでにバーチャルカードに対応しており、古い物理的なカードから残高を移行することができるようになっています。
早ければ2023年末までに非接触型クレジットカード発券サービスを導入することを目指しているそうです。
まとめ
オクトパスカードやICカードは確かに便利なんですが、チャージが必要、という点でちょっと面倒だなと思ってしまいます。
その点、クレジットカードであればチャージする必要がないので楽ですね。
クレジットカードで改札を通ることができる場所は、ロンドンやシドニーなんかではすでに導入されていますが日本においても福岡や横浜市交通局の公共交通機関においてはVISAタッチが導入されています。
https://www.smbc-card.com/camp/visa_transit/index.jsp
日本においてはSUICAやPASMOが幅を利かせているので、普及にはもうちょっと時間がかかりそうです。
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