先日バンコク(BKK)にオープンしたプラザプレミアム・ファーストラウンジ。
航空会社・カード会社が運営しないラウンジネットワークとしては、おそらく最高品質の存在です。
頻繁に旅する人なら、プラザプレミアムラウンジはご存じでしょう。
では、プラザプレミアム・ファーストラウンジとは何なのか?
所在地から利用資格まで、詳細を見ていきましょう。
プラザプレミアム・ファーストラウンジの何が特別なのか
プラザプレミアムグループは独立系空港ラウンジの最大手のひとつで、最もよく知られているのは標準のプラザプレミアムラウンジです。
こちらはごく平均的なコントラクトラウンジで、セルフサービスのビュッフェとドリンクを備え、かなり混雑しがちです。
10年近く前、新コンセプトとしてプラザプレミアム・ファーストラウンジが立ち上げられましたが、展開はゆっくりでした。
発想としては、標準のプラザプレミアムラウンジより格上の体験を提供するもの。
航空会社系ラウンジにたとえるなら、プラザプレミアムラウンジがビジネスクラスラウンジ、プラザプレミアム・ファーストラウンジがファーストクラスラウンジ、という関係です。
各ラウンジはそれぞれ異なりますが、一貫して際立っていると筆者が感じる点は以下です。
プラザプレミアム・ファーストラウンジは、利用資格者が少ない分、標準のプラザプレミアムラウンジより空いているのが通例で、過度な混雑はまず心配ない
アラカルトダイニング、バーテンダーが作る本格的なカクテル、バリスタコーヒー、プレミアムブランドとの提携などを備える。ただし食事への期待値は調整を——注文は基本的に QR コード経由で、クオリティが必ずしも素晴らしいとは限らない
内装が格上で、標準のプラザプレミアムラウンジよりプレミアムな雰囲氣がある
自分もこれまでいくつかのファーストラウンジを訪れてきましたが、確かに標準のプラザプレミアムラウンジよりは上質だと感じています。
プラザプレミアム・ファーストラウンジはどこにあるのか
2026年9月現在、プラザプレミアム・ファーストラウンジは以下の9空港にあります。
バンコク(BKK)
ダラス・フォートワース(DFW)
香港(HKG)
ジャカルタ(CGK)
クアラルンプール(KUL)
マカオ(MFM)
プノンペン・テチョ(KTI)
ローマ(FCO)
バンクーバー(YVR)
これらのラウンジがある空港の顔ぶれは、いささか脈絡がないように見えるかもしれません。
どこに開くかの判断は、結局のところ空港で確保できる区画次第なのでしょう。KTIは真新しい空港で、プラザプレミアムラウンジとファーストラウンジはターミナル内の少し離れた場所にあります。
プラザプレミアムグループとしては、両方の区画を押さえて、ブランドを少し変えて展開するのが合理的だと判断したのでしょう。
プラザプレミアム・ファーストラウンジには誰が入れるのか
利用方法に唯一の簡単な答えがあるわけではありませんが、主な入場ルートは次の3つです。
直接購入——搭乗する航空会社やクラスを問わず、誰でも入場を買えます。料金はラウンジと滞在時間によりますが、多くのロケーションで2時間の利用がUSD70〜80前後のようです
航空会社経由——一部の航空会社は、プレミアム旅客をプラザプレミアム・ファーストラウンジへ案内します。最も一般的なのはファーストクラス旅客向けですが、プレミアム志向の航空会社の中にはビジネスクラス旅客にも開放する例があります(たとえばカタール航空(QR)は、KULでプレミアム旅客をプラザプレミアム・ファーストラウンジへ案内しています)
アップグレード課金——標準のプラザプレミアムラウンジの利用資格があれば、手頃な追加料金でファーストラウンジに切り替えられるのが通例です。金額はラウンジや滞在時間によりますが、2時間でUSD25〜45程度が目安
なお、標準のプラザプレミアムラウンジは、Amex Platinum カードなど一部のクレジットカードや、場合によっては Priority Pass で入場できることも覚えておいてください。
まとめ
プラザプレミアム・ファーストラウンジは、わずか9空港ですが、コントラクトラウンジとしては最もプレミアムな部類に入ります。
プラザプレミアムラウンジの利用資格があれば、追加料金でファーストラウンジに切り替えられるのが通例です。
それが可能な空港では、静かに過ごしたい場合には払う価値があると思います。
