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サウジアラビアの高級ホテル投資戦略

サウジアラビアの高級ホテル投資戦略

サウジアラビア王国は現在、1兆ドル以上の不動産やインフラプロジェクトを開発・計画しており、その中には315,000室のホテルが含まれています。
 
そのうち1,100億ドルをホテルに投資しており、そのほとんどが高級ホテルです。
 
サウジアラビアの野心的な取り組みについて調べてみました。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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サウジアラビアの狙い

サウジアラビアの取り組みは、同国の「ビジョン2030」戦略に沿ったものです。
 
今後4〜5年の間に、ホテルの客室数はほぼ倍増し、約20万室になると予測されています。
 
2028年までには、既存のホテルがより新しく、より競争力のある魅力的なホテルやリゾートに変わるため、供給予定の客室数の少なくとも50%が稼働すると予想されています。
 
2023年5月現在、サウジアラビアには129,000室のホテルとサービス・アパートメントがあるそうです。
 
2030年には、この数字は60%以上増加し、5つ星、4つ星、3つ星以下、サービスアパートメントなど様々なセクターで212,000室に達すると予想されています。
 
4つ星ホテルの開発費だけでも、総投資額213億ドルのほぼ半分に相当します。
 
さらに、サウジアラビアのギガプロジェクトはホテル供給パイプラインの73%近くに寄与しており、その結果、10年後までに4つ星と5つ星のホテル客室数が62%増加すると言われています。
 
サウジアラビアの観光事業の拡大は、陸上の観光地やアトラクションにとどまりません。
 
クルーズ産業は、今後5年間で年間150万人の観光客を魅了し、国内で最大5万人の雇用を生み出すと予測されています。
 
サウジアラビア政府の戦略には、2030年までに1億人の観光客を誘致することが盛り込まれています。
 
すでに進行中の1兆ドル規模のプロジェクトは、総支出計画の3分の1に過ぎず、ビジョン2030で定められた目標を達成するために、世界クラスのインフラ、ホスピタリティ、観光、居住施設を提供するという国の積極的な計画を強化しています。
 
ホテルや観光開発は主要都市であるリヤドやジッダに集中しているだけでなく、国内の他の地域にも急速に広がっています。

まとめ

お金のある国が計画することはすごいですね。
 
2030年にはドバイを超えて、文字通り中東の観光「メッカ」になっているかもしれません。
 
近々サウジアラビアのジェッダ(JED)乗り継ぎの航空券を予約しましたが、今回は入国せず。
 
高級ホテルが続々と出来上がった後、しっかり入国をして一つ一つ宿泊していきたいと思います。

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