サウディア(SV)がロゴと機材塗装を一新

サウジアラビアのフラッグシップキャリアであるサウディア(SV)が、新しいブランド・アイデンティティとカラーリングを発表しました。
先日SVに搭乗してきたばかりですが、どのような変更を行ったのかお伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
ブランドカラーの刷新
サウディア(SV)は緑と青で構成された全く新しいブランドカラーを発表しました。
これは、SVが保有機材と就航都市を拡大する狙いと、「王国の信頼性と根深い価値観を強調する」ことを表しているそうです。
SVは2021年からこのカラーリングの飛行機を飛ばしており、当時は伝統を祝うためのレトロなカラーリングだと言っていました。
なんだか一昔前の色使いのようですが、これはSVの古いカラーリングをベースにした新しいカラーリングです。
古いものを、再び持ってきました。
新しいカラーリングとロゴに加え、客室乗務員を含む従業員のユニフォームも新しくしています。
紺色ベースのユニフォームです。
Our cabin crew welcomes you with warmth and a new elegant style ✨#ThisIsHowWeFly pic.twitter.com/P6RhcDnsf0
— Saudia (@SaudiAirlinesEn) September 30, 2023
まとめ
なんだか塗装のデザインも一昔前に戻ってしまい、目新しさやかっこよさはないように思います。
サウジアラビアが観光産業を成長させ続けるにあたり、最大の課題はサウジアラビアの戒律の厳しさを緩めることだと思います。
多くの酒飲みは、せめてラウンジやホテルの中ではアルコールを提供してほしいと思っていることでしょう。
宗教観光やイスラム教徒の旅行者以外には、サウジアラビアの評判は必ずしも高くはありません。
先日搭乗してきたSVファーストクラスも、専用ラウンジも専用のサービスもなく、あまり特別感はありませんでした。
観光立国を目指すのであれば、もう少しソフト面での改善を行った方がよいのではないかと思います。
とはいえ、SVの航空券はスカイチーム修行においてとても魅力的です。
燃油が湧き出てくる国なので、燃油サーチャージがかからないためにとても競争力の高い価格となっています。
就航都市もどんどん増えているようですので、引き続きSVには注目していきたいと思います。
せっかくビザも取得したことですから、一度はどこかのホテルに宿泊してみようと思います。
ホテルのラウンジでは、アルコール以外に何が提供されるのか、とても興味深いです。
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