ジェットブルー(B6)とブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の提携による今後の展望
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ジェットブルー(B6)はアメリカン航空(AA)とのより緊密な関係を望んでおり、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)もまた、AAとのより緊密な関係を望んでいるようです。
このことが、B6とBAの新しい提携に関する共通点です。
今後のBAとB6、そしてAAの提携について考えてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
BAとB6の提携
ジェットブルー(B6)とブリティッシュ・エアウェイズ(BA)はコードシェアを計画しており、B6はロンドン(LHR)からヨーロッパ17都市への航空券を販売し、BAはボストン(BOS)またはニューヨーク(JFK)へのジェットブルー39便の乗り継ぎ便を販売することになります。
このような動きはアメリカン航空(AA)を刺激すると思われました。
ですがAAはニューヨークでも弱く、JFK – LON路線はBAにとってドル箱路線になっています。
ただBAは、そのビジネスモデルの基本である大型プレミアムキャビンを満たすために必要な乗り継ぎ便を拾えていない状況となっています。
一方でAAはまだB6に価値を見出しており、だからこそB6とのより緊密な関係を維持しようとしています。
飛行機を満席にしたいBAが画策するB6との提携は、ある種の意図的な軽蔑というよりも、AAがBAのニーズをもっと真剣に受け止めてほしいという具体的な嘆願と同じように見られているのかもしれません。
B6はワンワールドに加盟するのか
一部ではすでに、B6がワンワールドに加盟するのではないかと期待されています。
すでにカタール航空(QR)とエアリンガス(EI)と提携しています。
場合によってはアラスカ航空(AA)とB6が、ハワイアン航空(HA)の合併が完了した後に合併するかもしれません。
路線網は補完的であり、AA、DL、WN、UAと競合する強力な第5の航空会社になれば、消費者を助けることになるでしょう。
B6とAAは非常に多くの路線で競合しているため、統合は考えにくいです。
AAとBAの関係は深く、両航空会社にとって最重要であることに変わりはありません。
両航空会社はB6とのより緊密な関係を望んでいます。
B6は、当初はBAとの提携を通じて、また後にAAとの関係をより緊密なものにしていくでしょう。
まとめ
BAとB6は、関係を強化し、両航空会社を強化することを目的とした新しいコードシェア関係を申請しました。
これはAA/BAという軸がBAにとって満足に機能していないことの表れでもあります。
BAはより多くの集客を望んでおり、おそらくこの提携はAAを動かし、そのニーズをより真剣に受け止めることになるでしょう。
自分は大西洋路線はヨーロッパ – 中米でしか利用したことがありませんが、カナダへ行くならBAを利用したいと思っています。
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