カタール航空(QR)のAviosでヴァージン・オーストラリア(VA)のフライトがオンラインで予約可能に
Aviosは、オーストラリアでカンタス航空(QF)のフライトを利用するためだけの手段ではありません。
ヴァージン・オーストラリア(VA)が新たにカタール航空(QR)と提携したことで、新たな選択肢が広がりました。
2022年9月、VAとQRは新たな戦略的提携を結び、各航空会社のフライトでAviosを獲得・交換できるなどの相互特典が提供されることになりました。
当初は提携特典チャートは魅力的なものではなく、Avios利用を検討する意味はありませんでした。
状況は好転して、以前よりもはるかにお得な料金でオンラインで予約できるようになりました。
詳細をお伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
QR提携特典チャートが下がりました
カタール航空(QR)は2023年6月から新しいパートナー特典チャートを導入し、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のチャートと原則同等になり、区間ごとの片道Avios価格はより競争力のあるものになりました。
これにより、ヴァージン・オーストラリア航空(VA)のビジネスクラスでパース(PER) – メルボルン(MEL)間を利用する場合、従来の50,000Aviosから22,000Aviosへと56%の値下げとなり、エコノミークラスでは従来の25,000Aviosから11,000Aviosへと、こちらも56%の値下げとなりました。
シドニー(SYD) – メルボルン(MEL)間のような短距離路線では、エコノミークラスはわずか6,000Avios、ビジネスクラスでは12,500Aviosになりました。
オンライン予約が可能に
最近まで、QRのAviosを使ってVAのフライトを予約する場合、予約手続きがオフラインで行われることが大きな欠点でした。
つまり、空席状況を他のポータルサイトで検索し、特典リクエストフォームに記入して、実際に交換を行う必要がありました。
QRが提携航空会社のオンライン特典検索・予約機能を順次追加しており、VAもそのひとつに加わったことです。
(日本航空(JL)も2024年5月現在オフラインでの予約となりますが、そのうちオンラインで予約できるようになるでしょう)
すべての手続きがオンラインで即座に完了します。
Aviosはカンタス航空(QF)の国内線にも利用できます。
ビジネスクラスで移動距離2,000マイル未満、エコノミークラスで移動距離3,000マイル未満のフライトを利用する場合、お得な予約ができます。
この場合、QFフライトはまだオンライン検索と予約に対応していないため、BAのサイトを利用したほうがよいでしょう。
VAよりもQFをビジネスクラスで選ぶ大きなメリットのひとつは、一部のフライトがワイドボディのエアバスA330またはボーイングB787で運航され、フラットベッドで快適なことです。
一方、VAのビジネスクラスは、ボーイング737型機のリクライニングシートのみです。
まとめ
QRの特典予約がオンラインで完結する航空会社が増えればその分、Aviosの存在意義は増してきます。
BAでワンワールドステータスを維持している自分は、日本国内線は寧ろ有償で搭乗したいのでJLの特典は不要です。
なので、ますます有利になります。
QRのプラチナステータスももらったので、無駄にならないように特典を効率よく使いたいと思います。
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