2025年版・キャセイパシフィック航空(CX)の「Aria Suite」が運航している路線

2024年3月、キャセイパシフィック航空(CX)は新しいアリアスイート・ビジネスクラス・コンセプトを発表しました。
2024年10月にキャセイパシフィックが「Aria」ビジネスクラススイートを発表した当初、就航地はPEKのみでしたが、それ以降、アジア各地の路線にもこの新型機材が投入され始めていました。
それから、成田(NRT)を含むいくつかの路線で試用期間を経て、2025年4月現在4機材で導入されています。
最初の就航地は
新しいビジネスクラスシートの機材は香港(HKG) – 北京(PEK)間の1日1往復便でした。
2025年夏スケジュール中に新ビジネスクラス「Aria」シートを搭載したボーイング777-300ER型機を、3つの都市に投入する予定です。
この運航期間(3月30日〜10月26日)において、CXは香港国際空港(HKG)発の以下の路線で、最新のビジネスクラスを体験できる機材を使用します。
北京首都国際空港(PEK)
ロンドン・ヒースロー空港(LHR)
シドニー・キングスフォード・スミス空港(SYD)
PEKとSYDにそれぞれ週5便、LHRへは毎日運航される予定です。
新しいシート構成は、以前はファーストクラスを含む294席の4クラス機でしたが、今回のアリア・スイーツの改修では、座席数を大幅に増やし、361席の3クラス機となりました。
前方セクションはエンジンから遠く、バシネットの位置もないため、より静かな乗り心地を得るには良い選択かもしれませんが、キャビンの左側にトイレがあることに注意です。
まとめ
CXが発表しているスケジュールは10月までに限られています。
10月中は、PEKとLHRへは毎日運航され、SYD線は週5便の設定のままとなっています。
CXは今後も777-300ER型機の客室改修を継続し、「Aria」ビジネスクラススイートを搭載した機材をさらに導入していくと見られます。
2025年4月現在「Aria」仕様の777-300ERは4機で、機体番号はB-KPA、B-KPF、B-KPO、B-KQHです。
PEK線は、今のところ特典航空券でも予約できるようです。
期間が短いので調整するのはなかなか難しいかもしれませんが、タイミングの合う方はぜひ。
CXの古い機材は、ビジネスクラスのシートがなかなか酷いので(深夜便に割り当てられるとかなり大変)、早期の入れ替えを望みます。