エアバスとボーイングの違い

あなたは飛行機を予約する際、機材の違いを意識しますか?
自分は結構氣にしていて、できるだけ新しい機材が投入されている路線、曜日・時間帯を狙って搭乗するようにしています。
現在飛行機を提供している会社で大きなところは
エアバス
ボーイング
ですが、それぞれの会社で大きさやデザインが異なります。
飛行機に数多く搭乗している方、機材に詳しい方ならなんのことはないかもしれませんが、自分はまだ機材を完璧に言い当てることはできません。
それでも、エアバスとボーイングの違いはわかるようになりました。
では、エアバスとボーイングはどう違うのか?
両社の違い・見分け方をお伝えしたいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
両社の歴史
エアバスは、フランスのアエロスパシアルと西ドイツ(当時)のDASAが共同出資して1970年12月に設立された会社で、フランスのトゥールーズ(TLS)やドイツのハンブルク(HAM)に製造拠点があります。
対するボーイングは、アメリカで1916年に創業されました。
それから数々の合併を重ねて、現在に至ります。
日本においては、双日が販売代理店となっているようです。
エアバスとボーイングは飛行機の設計思想から異なります。
知り合いのパイロットに聞いたのですが、エアバスは徹頭徹尾コンピュータに任せるようになっていますが、ボーイングは離着陸は操縦士が行うもの、という思想のもとマニュアルで操縦する余地が残っています。
まずは分かりやすいところから
歴史がわかったところで、両社の代表的な機材を見てみましょう。
まずはエアバス。
エアバスといえば、A380機材が有名です。

現在は運用している航空会社は非常に限られていますが、2階建でそれぞれのウィングに2つエンジンがついている、とても大きな機材です。
ボーイングは、B747機材が有名です。
20年以上の歴史があり、こちらも運用している会社が非常に少ないですが2階建でそれぞれのウィングに2つエンジンがついている、とても大きな機材です。


2階座席について、A380は頭からお尻まで座席があるのに対し、B747は機体の途中までしか座席がありません。
ウィングレットの形も異なります。
B747-8という機材には、ウィングレットがありません。
それ以外の機材の見分け方
大型機材
A380, B747以外の機材についてはエンジンも2つで2階席はありません。
(A340除く)
ではどこで見分けるのがいいかというと、やはりその機材の「顔」ですね。
つまり、操縦席の窓の形や鼻のデザインなどです。
また、ウィングレットで見分けることもできます。
B767機材のウィングレットはL字型になっているので分かりやすいですね。
A330機材のウィングレットは、こんな感じ。
特徴的で分かりやすいのは、やっぱりA350でしょう。
「ゾロマスク」の窓に美しい曲線のウィングレット。


自分の一番のお氣に入り機材です 🙂
中・小型機材
中型・小型機材になって来ると見分けるのが難しくなってきます。
ですが、ここでもやはりポイントとなるのは「顔」と「ウィングレット」です。
B737機材は、A320機材よりも鼻がシャープで、操縦席の両端の窓の位置が高くなっているため、目が釣り上がっているような感じを受けます。
反対にA320機材は鼻も丸く、目が釣り上がっていないです。
まとめ
エアバス・ボーイングそれぞれに特徴があり、好みが分かれるところだと思いますが、自分はどちらかというとエアバス機材が好きですね。
A350のエンジン音は聞いているだけで幸せになります。
次のフライトで、機材に注目して搭乗すると今までとは違った氣持ちで飛行機旅を楽しむことができると思いますよ 😉
決して、自分のように「特定の機材の初号フライトに乗るためだけにドバイに行く」なんてことにはならないようにしてください・・・^^;


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