ユナイテッド航空(UA)マイレージプログラムのさらなる改悪
毎年恒例のアレが、今年もやってきました。
そうです。
ユナイテッド航空(UA)の改悪です。
もはや、この季節の風物詩と言っても良いでしょう。
2019年は、出発30日前のUAフライトの必要マイレージ数が増える、という改悪がありました。
ユナイテッド航空(UA)特典航空券のルール変更(2019/11/15から)。地味な改悪
そして、2020年5月には提携航空会社のフライトについても上記改悪が適用されるようになりました。
ユナイテッド航空(UA)がまた改悪。更にユーザーアンフレンドリーになってしまいました
さて、今回はどこが悪くなったのでしょうか?
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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直前の予約に注意!
今回の改悪ですが、全日空(NH)を含むスターアライアンスメンバーの特典航空券予約において、
出発日が3週間くらい前までの直近の直行便について、必要マイレージ数がさらに上乗せ
となっています。
具体例をお見せしましょう。
全日空(NH)の成田(NRT) – シカゴ(ORD)のフライト。
出発日が1ヶ月以上先の場合の必要マイレージ数は、ビジネスクラス片道88,000マイルです。
ですが、出発日が検索した日に近くなると、92,000マイルになっています。
他のスターアライアンスメンバーにおいても同様です。
例えば、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)。
少し先のフライトの必要マイレージ数はビジネスクラス片道82,500マイルですが、
直近のフライトだと86,500マイルになっています。
NHのアジア便も同様です。
今まで49,500マイル(オフシーズン時45,000マイル)だったビジネスクラス片道のフライトも、直近だと52,000マイルになっています。
日本国内においても、通常5,500マイル(オフシーズン時5,000マイル)路線の直近のフライトは6,000マイルになってしまっています。
まとめ
いつの間にか、日本国内も5,500マイルがデフォルトになってしまっています。
もう、5,000マイルで国内あれこれ行けていた時代は終わってしまいました。
航空会社は、「マイレージは儲かる」と気付いているのでしょう。
ボーナスを多くしてマイレージを多く購入させ、必要マイレージ数を上げる。
結局、航空会社は損をしないようになっています。
マイレージを購入する際も、しっかりと単価を精査して購入したいですね。
必要マイレージ数が変動制の航空会社は特に、人気路線だけ恣意的に吊り上げられる可能性があるので・・・。
COMMENTS & TRACKBACKS
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航空会社もビジネスでやってますからね。
自分はなるべく人気路線を避けてマイル利用しています。
トラベルハッカーと航空会社のイタチごっこは今後も続くでしょう。
仰る通りですね。
人気路線はなかなか予約できなくて、できたとしても大量のマイレージが必要だったりするので・・・こちらも色々工夫をしなければいけません^^;