A Ukraine Travelogue(2018年5月ウクライナ旅行記)

2018年5月に初めて訪れた、ウクライナ。
観光ではなく、パートナー会社との初顔合わせ、打ち合わせを兼ねた仕事での訪問です。
ウクライナは、日本のパスポートを持っていれば90日以内の滞在であればビザは不要です。
あまり日本人が行かないような国・街へ行ってきたので、見て体験して思った事・感じた事を記してみます。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
まずはプリペイドSIM
キエフの空港(KBP)空港提供のWifiもお手軽に利用する事ができます。
到着と同時にすることと言えば、プリペイドSIMの購入。
空港到着口の左側に、小さなカウンターが並んでいます。
通信キャリアは、
KyivStar
Vodafone
いずれかを選ぶことができます。
自分は、地元の通信会社のKyivStarを選択しました。
(テレビでもしょっちゅうCMが流れていました)
UAH290で、なんと無制限で利用することができます。
(UAH1は、JPY4くらいです)
受付の人が、SIMのアクティベートまでやってくれます。
無事に、ネットワークにつながりました。
速さですが、キエフの中央駅前や空港周辺で4Gが少しだけ利用できた他は、だいたい3Gでした。
地下ではなかなかつながらず、駅の中や建物の中でも結構怪しい感じです。
行き先はキエフではない!
パートナーの会社があるのは、キエフ(Kiev, Київ)ではなく、クロピウヌィーツィクィイ(Kropyvnytskyi, Кропивницький)と言う街で、昔のキロヴォフラードと言うところです。
地図でいうと、この辺り。
KBPからキエフ中央駅へ行き、そこから電車に乗ります。
(最速で3時間くらいかかります)
KBPからキエフ中央駅まで、タクシーで40分くらいかかります。
KBPのタクシー案内所を利用してタクシーに乗った場合、料金はUAH445(JPY1,300くらい)です。
駅の中は、こんな感じ。
キリル文字は全く読めないので、アルファベットを頼りに乗る電車を必死に探します。
ウクライナの電車について
基本的に駅の受付の人も英語が通じないので、チケットはオンラインで予め予約をしておいたほうが良いでしょう。
https://booking.uz.gov.ua/en/
そして、予約完了後に表示される乗車券(QRコードがついているもの)を忘れずにプリントアウトしておきましょう。
駅のインフォメーションでプラットフォームはどこか質問をしましたが、受付の女性は一言も英語を喋る事なく、ただ時刻だけを紙に書いて「この時間まで待て」的な事を手で示されました。
QRコード付きの乗車券を持っていない場合は駅の窓口に行き乗車券を発券してもらう必要がありますが、あまり英語が通じないのでウクライナ語またはロシア語に自信がない場合にはプリントアウトしておくのが無難です。
ここが、チケットカウンター。
駅の中にはトイレがありますが、全体的に数が少ない印象です。
外にもトイレがありますが、こちらは有料。
ヨーロッパによくある、おばちゃんが座っているタイプのやつです 😀
しかも、支払わないと呼び止められます。
1回利用するのに、UAH5(JPY20くらい)かかります。
残念ながらお世辞にも、清潔なトイレとは言えません。
時間が来たので、電車に乗り込みます。
1等車に乗りましたが、とても安いです。JPY3,000しないくらい。
車内はとても綺麗で、一応Wifiも使えます。
だいぶ遅くてしょっちゅう切れましたが、それでも、使えるのはだいぶ助かります。
クロピウヌィーツィクィイ滞在
3時間の電車旅の後、今回の滞在先であるクロピウヌィーツィクィイに着きました。
駅にはクライアントが迎えに来てくれて、そこから車でホテルまで送ってくれました。
ホテルの部屋は、こんな感じです。
窓からの風景です。
こちらが、朝食を摂るレストラン。
朝食1日目、イングリッシュブレックファスト。
朝食2日目、カナディアンブレックファスト。
違いがわかりません^^;
どちらも、塩気の強い味付けでした。
このホテルで一番いい部屋を3泊予約しましたが、それでも3泊でJPY9,000しないくらいです。
かなり安いですね!
この街のホテルは、KaligoやRocketmilesでは出てきません。
Agodaで予約が可能です。
獲得できるマイレージは少ないですが、しっかり獲得しましょう 🙂
また滞在中、クライアントと一緒にランチを採りました。
イタリアンのお店ですが、ウクライナの料理も食べることができます。
美味しくいただきました。
その後、打ち合わせの合間に市内を案内してもらいました。
市内のあちこちで埃のように飛び回っていた白いものは、埃ではなくポプラの花粉だそうで、この季節(5月)は、日本のスギ花粉と同じように花粉症に悩まされる人が多いそうです。
街ではアジア人は珍しいのか、何度も二度見をされました^^;
滞在最後の夜、ディナーに招待されたんですが、これがウクライナの郷土料理です。
飲み物は、燻されたりんごジュースで、独特の味がしました。
ウクライナワインもいただきましたが、美味しかったですよ 🙂
キエフへ
次の日、キエフ中央駅に戻るために利用した電車は寝台列車です。
これが、一等車の座席です。
見知らぬ人と近い距離で寝ることになるので、ちょっと緊張しますね。
これもJPY3,000くらいなので、かなり安いと思います。
ちなみに、今回隣に寝ていたのはロシア語をしゃべる親子。
列車のドアが開かなかったようで、ロシア語で「開けて」と言われました(多分)。
その後少し英語で話しかけたんですがわからなかったようで、Google翻訳を利用してのコミュニケーションとなりました。
そうこうしているうちに、キエフに着きました。
空港まではSkybusというシャトルバスに乗っていきます。
料金は、UAH100(JPY400)くらい。
キエフ中央駅の、南側出口にあるバス停から乗車します。
これが、領収書。
なんと書いてあるかはわかりません^^;
40分くらいで、空港到着です。
まとめ
少しだけ街を歩いた感想ですが、道路や建物は古いものの、道にはゴミが落ちていないのが印象的でした。
他のヨーロッパの街と比べても、きれいだったと思います。
ただ、ちょっとウクライナ語(ロシア語)を学習しないといけないかなぁと思わされる滞在となりました。
このクライアントにはITシステム開発をお願いしているのですが、日本ではだいぶ安いと思われる価格でもウクライナの会社にとっては「いいお客さん」となるようで、今回はだいぶあれこれやってもらったように思います。
今度訪れる時は、少し言葉を覚えてから行こうと思います!
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