流行の予感がする「ベーシックビジネスクラス」とは

流行の予感がする「ベーシックビジネスクラス」とは

世の中ではLCCの台頭もあり、フルサービスキャリアであってもエコノミークラスの中でもベースの安い料金からサービスを選択して付け足していく「ベーシックエコノミークラス」が一般的になりつつあります。
 
ユナイテッド航空(UA)などがこの方式を採用していて、これからも採用する航空会社は増えるでしょう。
 
この流れはビジネスクラスにもやってきています。
 
エミレーツ航空(EK)がアラカルトのビジネスクラス料金を発表したように、ビジネスクラスにおいてもベースの料金からサービスをどんどん付け足していく形の料金が少しずつ増えています。

Screenshotエミレーツ航空(EK)ビジネスクラスの新しい「アラカルト」運賃

エミレーツ航空(EK)ビジネスクラスの新しい「アラカルト」運賃

カタール航空(QR)が最近販売している、ビジネスクラスラウンジへ入ることができない代わりに料金が安いチケットも、その一つだと思います。

Screenshotカタール航空(QR)の改悪と改善(2020年11月版)

カタール航空(QR)の改悪と改善(2020年11月版)

この料金体系によって修行はどう変わるのか、考えてみました。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

ベーシックビジネスクラスが増えたら

ベーシックビジネスクラスは、運賃を下げる代わりに不要なサービスを削ぎ落とし、搭乗客が希望してどんどん付け足していくスタイルです。
 
ビジネスクラスの料金が下がれば、エコノミークラスはもちろんプレミアムエコノミークラスを普段利用している人も、もうちょっとゆったりとした座席が欲しい場合には少しの追加料金でビジネスクラスに搭乗できるようになり、航空会社の収益は増えるでしょう。

修行はどうなるのか?

ベーシックビジネスクラスが普及すると、修行はどうなるのでしょうか。
 
例えばQRのベーシックビジネスクラスに相当する「Classic」料金ですが、ブッキングクラスは「R」です。
 
このブッキングクラスに対する獲得マイレージの積算率はやっぱり、低めに抑えられています。
 
EKも、ベーシックビジネスクラスで予約をすると、エコノミークラスの普通運賃で加算されるマイレージ数(100%)のみが加算されることになります。
 
また、ラウンジが利用できないのも場合によっては苦しいですね。
 
QRなんかは、自社の上級会員であればベーシックビジネスクラスであっても豪華なQRラウンジを利用できますが、他のワンワールドメンバーは利用することができません。
 
ラウンジでの時間を楽しみにしている人にとっては、修行をする楽しみを半分削がれたような感じです。
 
もちろん有料で利用することはできますが、今まである意味無料で利用できたところにお金を出して利用する、というのには抵抗を覚えるかもしれません。
 
かと言って、ラウンジアクセス可能なクラスの予約をすると、ベーシックビジネスクラス料金 + 有償でラウンジを利用する場合よりも高い運賃を支払わなければいけません。
 
プライオリティ・パスで入ることのできるラウンジで我慢するか、有償で利用するか・・・考えなければいけませんね。

まとめ

全日空(NH)やルフトハンザ・ドイツ航空(LH)なんかも、マイレージの加算率が悪い(あるいは全くない)けど料金が安いビジネスクラスのブッキングクラス「N」や「P」というものを設定しています。
 
航空会社によっては、上級会員のステータス獲得をマイレージ数ではなくポイントによる基準で計算しているところも多くなっています。
(BAやFlying Blueなど)
 
今のところ、ポイント基準のマイレージプログラムでは、安いビジネスクラスであっても獲得できるポイント数は変わりありません。
 
これからどうなるかわかりませんが、ベーシックビジネスクラスに対するポイントの加算条件を複雑にするのは、実施されたとしてももう少しになると思うので、修行のしやすさを考えて上級会員のためのマイレージプログラムを乗り替え、という選択肢も出てくるかもしれません。
 
航空会社が改悪をしたらまた次の抜け道を見つけて、それをさらに航空会社が塞ぐ・・・という追いかけっこは、終わりがありません。
 
自分は、抜け道探しが面白かったりするのでその時々に合わせて最適なマイレージプログラムを追求していこうと思っています。

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