アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

今、マリオットのステータスは取得するべきなのか

{{name}}さん、こんにちは。
 
 
 
 
PAR@Seasoned Travellerです。
 
 
 
今、ホテルのステータスで話題になっているのは、マリオット。
 
 
右を見ても左を見ても、マリオットです。
 
 
これは、SPGアメックスカードとマリオットのステータスバラマキが原因であることは明らかです。
 
 
 
かつては自分も、SPGアメックスを保有してマリオットのプラチナステータスを持っていた時期がありました。
(たまたま付与されただけですが)
 
 
それ以来、マリオットのホテルにはもう何年も宿泊していません。
 
 
聞くところによると、プラチナステータスホルダーが多すぎて、チェックインは行列、ラウンジは人で溢れ、制限がかかっているところもあるとか。
 
 
 
こうなるともう、最低でもチタンステータス、ともすれば最上級会員のアンバサダーでないと(マリオットに一定程度のお金を落とさないと)本当の「上級会員」とは言えないような状況です。
 
 
この状況で、マリオットのステータスを獲得・維持するべきなのか。
 
 
改めて、その是非について考えてみたいと思います。
 
 
 
 
まずは、マリオットの長所と短所について。
 
 
 
長所 :
大きなグローバルネットワーク
プラチナとチタンメンバーの特典
-> 基本的な特典(ラウンジ利用、朝食無料)が揃っている
マリオットのクレジットカードがある
多くの航空会社との提携
 
 
短所 :
定期的なプロモーションが魅力的ではない
中級ホテルが魅力的ではないことが多い
ピーク時の特典価格が高い
ブランドごとに特典が異なるためわかりにくい
 
 
 
マリオットがスターウッドを買収し、この買収によって30%成長したため、ホテルプログラムは魅力的である必要がなくなりました。
 
 
ネットワークが広がり、黙っていても客が来るからです。
 
 
ポイントプログラムが統合された時点では、最も豪華なホテルでも1泊わずか60,000ポイントでした。
 
 
現在、カテゴリー8とピーク時の価格設定では、1泊100,000ポイントもの支払いが必要です。
 
 
これは、スターウッド プリファード ゲストが最高級ホテルに課していた35,000SPGポイント(マリオット ボンボイの105,000ポイント相当)よりも少ない金額ですが、果たして「お得」と言えるでしょうか。
 
 
特に家族連れの場合、多くのホテルでより広い部屋をポイント + キャッシュで予約できるのは素晴らしいことです。
 
 
例えば、JWマリオットのベニスでは、通常の部屋のポイント料金に加えて、EUR200ほどでジュニアスイートを予約が可能です。
 
 
ヒルトンやIHGではこのようなことはできません。
 
 
個人的に、マリオット・ボンボイの特典は、必要以上にわかりにくいです。
 
 
ホテルブランドによって、朝食無料がデフォルトで付与される・特典のオプションの一つ、など、覚えておかなければいけないことがありますが、
ヒルトンやハイアットではそんなことする必要はありません。
 
 
マリオット・ボンボイのプラチナメンバーは、エグゼクティブラウンジへのアクセス、ほとんどのホテルブランドでの無料の朝食、そしてほとんどのホテルで午後4時のチェックアウトが保証されています。
 
 
ヒルトンのダイヤモンドステータスは60泊か30滞在で取得できるので、ヒルトン・ダイヤモンドよりも少ないですが、年間50泊が必要です。
(ヒルトン・ダイヤモンドはレイトチェックアウトの保証はありません)
 
 
マリオットボンボイのゴールドステータスアメックスのプラチナカードに申し込むことで無料で取得できます。 ゴールドエリートは、残念ながら、あまり役に立ちません。
 
 
また、マリオットのポイントの大きな特徴の一つに、航空会社のマイレージへ(比較的)お得に移行できる、という点があります。
 
 
マリオット・ボンボイは、ホテルの宿泊に交換したくない場合でも、良いスキームです。
 
 
 
日本航空(JL)や全日空(NH)のマイレージにも交換できるので、マリオットのポイントとして保有しておいて必要なときに交換すれば、実質的に無期限でJL/NHのマイレージを保有できることとなります。
 
 
マリオット・ボンボイはユナイテッド航空(UA)とエミレーツ航空(EK)の両社と強めの提携をしており、ポイントの二重取りができます。
 
 
チタンエリート会員は、あまり使えないUAのシルバーステータスを無料で得ることもできます。
 
 
マリオット・ボンボイは、スターウッドが持っていた高級ホテルセグメントを買収したことで、この分野でのマリオットの存在感が大幅に高まりました。
 
 
ですが、これだけプラチナメンバーの数が増えてしまったので、高級ホテルの客層の「質」が問われています。
 
 
カクテルタイムには家族連れで押しかけ、無料のものを根こそぎ食べて行き、本来カクテルタイムは軽食を提供するだけのことが多いのに「メインの食事がない」と文句を言ってみたり。
 
 
規約を読まず、プラチナメンバーなのだからスイートルームへのアップグレードは当たり前だと思い込んで、アップグレードが無いと文句を言ってみたり。
 
 
今のこの状況で、マリオットホテルに宿泊している客の80%はプラチナ以上のステータス保有者だそうです。
 
 
そりゃぁラウンジも混みますよね。
 
 
 
自分は、そんな中に行きたいとは思いません。
 
 
自分の師匠が仰っていましたが、1泊JPY20,000以上するホテルに泊まれば、まず家族連れはいなくなり、静かになるそうです。
 
 
そして、JPY30,000以上するホテルに宿泊すれば、いわゆる「古事記」がいなくなるそうです。
 
 
 
現在、ホテルの最上級ステータス、特に、マリオットのアンバサダーやアコーホテルズのダイヤモンドステータスのように、決済金額の基準があるステータスを、極力コストを抑えて獲得する仕組みを整理しているところです。
 
 
 
1泊あたりのコストが安いところに集中して泊まるのではなく、ちゃんとホテルにお金を落として、ホテルからも「上級会員」と認めてもらう。
 
 
そんな世界を目指して、仕組みを整えているところなので、整ったらまたセミナーなどで案内したいと思います。
 
 
どうぞお楽しみに 😉
 
 
 
 
 
それではまた来週!

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