フィジーへよく行く人は、どのマイレージプログラムを利用するべきか?(続き)
{{name}}さん、こんにちは。
PARです。
先日、
フィジーへよく行く人は、どのマイレージプログラムを利用するべきか
という記事を紹介させてもらいました。
その中では、大韓航空(KE)とフィジーエアウェイズ(FJ)に搭乗して、アラスカ航空(AS)のマイレージを登録するといいですよ、というお話をしましたが、今回は、それ以外のマイレージプログラムの獲得 / 利用のバリエーションを紹介したいと思います。
ワンワールド系とかスターアライアンス系がいいなぁー
とか、
KEだけは絶対やだ!
という人もいるかもしれませんからね^^;
それでは早速いきましょう。
日本航空(JL), カンタス航空(QF), フィジーエアウェイズ(FJ)に加えてジェットスターグループ(JQ, GKなど)のフライトにもよく搭乗する場合
-> カンタス航空(QF)のマイレージプログラムに登録
ワンワールドのJL, QFでオーストラリアまで行き、オーストラリアからフィジーまではFJ、というパターン。
その他に、よくジェットスターグループに搭乗するという方にお勧めのマイレージプログラムは、QFです。
QFマイレージは、上記全てのフライトでマイレージ(カンタスポイント)を獲得することができます。
またフィジーへ行くための必要マイレージ数ですが、
TYO – SYD(片道)
(JLフライトの場合)
Y : 42,000
W : 63,000
C : 78,000
F : 114,000
(QFフライトの場合)
Y : 35,000
W : 54,000
C : 72,000
SYD – NAN(片道)
(FJフライトまたはQFフライト)
Y : 18,000
W : 27,000
C : 36,000
F : 54,000
という感じです。
ちなみにJLのマイレージに登録しようとすると、FJフライトでマイレージを獲得することはできません。
有効期限が3年ですが、それでもJLマイレージを貯めたい!という場合は、オーストラリア – フィジーの間はQFフライトを選ぶようにしましょう。
JLマイレージを利用してフィジーへ行くための必要マイレージ数ですが、
TYO – SYD乗り継ぎ – NAN(片道)
(QFフライト)
Y : 39,000
C : 63,000
(QFフライトで往復)
Y : 55,000
C : 80,000
となります。
JLマイレージを利用して、オーストラリア – フィジー間だけを予約しようと思った場合には、
(往復QFフライト)
Y : 36,000
C : 72,000
となり、損です。
全日空(NH), シンガポール航空(SQ), ヴァージン・オーストラリア(VA), ニュージーランド航空(NZ)のフライトによく搭乗する場合
-> シンガポール航空(SQ)のマイレージプログラムに登録
続いて、スターアライアンス系のフライトが多い場合。
ここでは敢えて、SQのマイレージプログラムをオススメします。
理由は、オーストラリア – フィジー間を比較的安い価格でフライトできるヴァージン・オーストラリア(VA)の存在です。
VAにも搭乗する、という条件の場合、VAフライトでSQのマイレージも獲得できるからです。
更にSQマイレージとVAマイレージは相互移行ができるので、SQマイレージの有効期限が切れそうになったら、VAマイレージへ移行することで有効期限切れを防ぐことができます。
(1.55 : 1の移行比率になってしまいますが)
SQマイレージでの、フィジーまでの必要マイレージ数は以下の通りになります。
TYO – SIN乗り継ぎ – SYD(片道)
(SQフライト)
Y : 67,500
C : 83,000
F : 105,000
(往復、スターアライアンスメンバーのフライト)
Y : 90,000
C : 155,000
F : 190,000
SYD – NAN(片道)
(VAフライト)
Y : 20,000
W : 30,000
C : 40,000
SYD – NAN間を、VAマイレージを利用してフライトする場合は
Y : 17,800
W : 26,700
C : 35,500
となります。
ちなみにNHだと、確かに、必要マイレージ数が少ないのは魅力なのですが、往復のみの予約が可能で、有効期限3年、しかも日本からフィジーのフライトを予約することはほぼ不可能です^^;
予約出来るとしたら日本からオーストラリア(ニュージーランド)の間で、オーストラリア(ニュージーランド) – フィジー間は加算できないか、無理やりNZを利用してNHに加算するか、ですね。
NHでのTYO – SYDの必要マイレージ数は、
(往復NHフライト)
Y : 37,000 – 50,000
C : 65,000 – 80,000
(往復CA, NZ, OZなどのフライト)
Y : 45,000
C : 75,000
F : 135,000
となります。
エーゲ航空(A3)もすごい
もう一つ、スターアライアンスメンバーとしてエーゲ航空(A3)の存在を忘れてはいけません。
日本からフィジーまで、必要マイレージ数は
(往復、スターアライアンスメンバーのフライト)
Y : 80,000
C : 110,000
F : 150,000
となり、なかなかいい感じの数字です。
しかも、A3のマイレージ加算率は他のスターアライアンスメンバーよりも多めに設定されているので、フライトで貯めやすい航空会社です。
他に貯める方法としては、SPGアメックスカードで貯めたスターポイントを、交換するとかですね。
大韓航空(KE), 日本航空(JL), カンタス航空(QF), ジェットスター(JQ)を使うなら
-> エミレーツ航空(EK)のマイレージプログラムに登録
意外かもしれませんが、使いにくいことで有名なEKマイレージが、普段上記の航空会社を利用するなら貯めておいた方がよいでしょう。
EKマイレージは日本より西(ヨーロッパとかアフリカとか)へ行くのにはとてつもないマイレージ数を要求されますが、南(オセアニア方面)や東(ハワイ、アメリカ西海岸)へ行く場合にはなかなかお得な使い方ができるんですね。
例えば、
TYO – ICN乗り換え – NAN(往復)
(KEフライト)
Y : 70,000
C : 105,000
TYO – SYD(往復)
(JLフライト)
Y : 40,000
C : 85,000
F : 125,000
(QFフライト)
Y : 84,000
C : 168,000
(これはひどいですが)
という感じです。
EKマイレージも有効期限はあるものの、マリオット系のホテルに泊まってもマイレージが貯まるような相互リンクプログラムを行っていたり、他にも貯める道はあるので、EKをはじめKE, JL, QF, JQによく搭乗するのであれば、選択肢の一つになり得るかもしれません。
ワンワールドメンバー + ニュージーランド航空(NZ)を使うなら
-> キャセイパシフィック航空(CX)のマイレージプログラムに登録
オーストラリアまではワンワールド系、オーストラリアから先はNZを利用する場合であれば、いずれのフライトでもマイレージを無駄なく貯めることのできるアジアマイルに加算しましょう。
CXはNZとも独自に提携を行っているので、NZフライトでもアジアマイルを獲得することができるんですね。
必要マイレージ数ですが、
TYO – NAN(片道)
(CX, QF, NZフライト)
Y : 40,000
W : 48,000
C : 70,000
F : 105,000
(往復)
Y : 60,000
W : 72,000
C : 120,000
F : 180,000
となります。
まとめ
なんだかんだ言ってJL/NHの必要マイレージ数は少ないです。
3年の間にどれだけ貯められるか、そして使い切れるか、がポイントになってくるのですが、期限を気にせずにのんびり貯めたい、という場合には、A3あたりも検討した方がいいのかな、とも思います。
何れにしても、
必要マイレージ数がそこそこ少なく、結構広い範囲の航空会社をカバーしていて、有効期限が実質無期限
というアラスカ航空(AS)のマイレージが、フィジーへお得に行くためには一番良さそうという結果になりました。
それではまた来週!