エールフランス航空(AF)がオルリー空港(ORY)発着の国内線を廃止へ

エールフランス航空(AF)は、パリ・オルリー空港(ORY)におけるフランス国内線の大幅な廃止を発表しました。
ORY発着のフライトは意外と便利だったので、これからどうなるのか調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
さよならORY
エールフランス航空(AF)は2026年までに、パリ・シャルル・ド・ゴール空港(CDG)から国内線と国際線を運航する意向を発表しました。
パリ・オルリー空港(ORY)から続く唯一の路線は、AFによるコルシカ島への乗り継ぎ便です。
これは公共サービス命令に従って継続しなければならない路線で、AFはこの約束を守るつもりです。
代わりに、AF/KLグループ会社のトランサヴィア(HV)がAFのネットワーク再編成の一環として、将来的にORY発の主要運航会社となる予定です。
これは、エアバスA320neoの導入のおかげでもあります。
A320neoは燃料消費量とCO2排出量を15%削減し、さらに騒音フットプリントを50%削減するそうです。
ORYの今後
AFがORYから撤退するまでの間、AFはフランスの海外部門、トゥールーズ(TLS)、マルセイユ(MRS)、ニース(NCE)などへの就航を継続します。
ですがORYからの撤退を見据え、CDGからTLS、MRS、NCE、海外県のポワンタピートル(PTP)、フォール・ド・フランス(FDF)、レユニオンのサンドニ(RUN)へのフライトを徐々に増やしていく予定です。
なぜORYから撤退するのか
AFがORYから撤退する理由として、ビジネス旅行の需要がここ数年で大きく変化していることがあるようです。
日帰り往復便は40%減、60%減にまで落ち込んだそうです。
AF-KLMグループはORYで強い存在感を示しています。
2023年10月のトランサヴィア・フランスのフライト数は3,307便で、フライトシェアの34%を占めています。
AFは1,187便でシェアは12%、20万席強に相当します。
AF-KLMグループの他の航空会社には、ブエリング航空(VY)、イージージェット(U2)、ロイヤル・エア・モロッコ(AT)、コルセール・インターナショナル(SS)が含まれます。
まとめ
ORY発のフライトは一度、MRSへ行く際に利用しました。
AFラウンジも利用しましたが、そこまで広いラウンジではありません。
Lounge Review : パリ・オルリー空港(ORY)ターミナル3 エールフランス航空(AF)ラウンジ(Air France Lounge)
CDGよりはパリ市内から近いですが、そこまで便利というわけでもないので、CDGでも良いかな、という感じ。
ただ、CDGの利用客が増えるとCDGのAFラウンジがさらに混んでしまいます。
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CDGの2Fには、もう一つラウンジが必要なのではないかと思います。
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