フライトが遅延したら行うべき3つのこと
{{name}}さん、こんにちは。
PAR@Seasoned Travellerです。
{{name}}さんを含め誰もが、フライトの遅延で喜ぶことはないでしょう。
ですが、日本航空(JL)や全日空(NH)の国内線でさえ遅れが発生する可能性はあるので、今から旅に出る人がフライトの遅延を経験することも考えられなくはありません。
フライト追跡サイト「FlightAware」のデータによると、1日にの10,000便以上のフライトが遅延することもあるそうです。
しかし、空港のラウンジでやけ酒を飲む前に、フライトの遅延について知っておきたいことがあります。
また、場合によっては、金銭的な補償を受けることができるかもしれません。
今回は、フライトが遅延が発生した場合の対処法をご紹介します。
ゲートカウンターでチェックインを行う
フライトの遅延を知っても、すぐにラウンジに行かないようにしましょう。
フライトが遅れたときには、ラウンジで食べ物や飲み物を買ったり、昼寝をしたりするのに十分な時間があると思って油断をすると、大変な目に遭うことがあります。
搭乗口の係員に新しい時間を確認したり、ラウンジのスタッフに詳細を聞くようにしましょう。
もうひとつ、空港の発着案内板は更新されていないことがあるので、それだけを頼りにしてはいけません。
通常は正確ですが、航空会社のアプリをダウンロードしていれば、最新の出発情報を得ることができるでしょう。
ゲートスタッフがアナウンスする前に、フライトが遅れていることを知ることも可能です。
複数の情報源を持つことは、特に最近では運航上の遅延が発生する便が増えているため、1つの情報源に頼るよりも良いと思います。
クレジットカードの遅延・キャンセルポリシーを知る
フライトが遅延した場合、クレジットカードが役に立つことがあります。
クレジットカードの特典の1つに旅行遅延補償があります。
遅延は、単にイライラするだけではありません。
重要なフライトに間に合わなかったり、空港で寝泊りをしなければいけない可能性があります。
旅行遅延保険は、フライトの遅延によって発生した追加の妥当な費用を負担しないことを保証するものです。
クレジットカードの中には、天候や運航上の問題、ストライキなどの予定外の出来事によって遅延が発生した場合に、費用と一部負担してくれるものがあります。
例えばアメックスには、旅行遅延保険が備わっています。
https://www.americanexpress.com/content/dam/amex/jp/business/assets/pdf/SBS_gold_stipulation.pdf
アメックスプラチナを持っている場合、欠航となってしまった場合の補償費用はJPY30,000のようです。
払い戻しの対象となるか
遅延やキャンセルが発生した場合の権利を知っておきましょう。
大幅な遅延やキャンセルのために当初予定していたフライトを利用できないことになった場合、お金やポイントを取り戻す必要があります。
航空会社は通常、お客様にバウチャーを押し付けようとしますが、それに応じる必要はなく、現金を受け取る権利があります。
オンラインや航空会社のアプリで、キャンセルと返金のオプションが用意されている場合もあります。
ですが、航空会社は返金を求めることを簡単にはしてくれないことが多く、結局、カスタマーサービスに電話しなければならないかもしれません。
航空会社がバウチャーやマイルを提供してくれたとしても、通常は現金で返金されることを覚えておいてください。
EU圏のフライトで適用されるEU261規則は、搭乗拒否、キャンセル、フライトの大幅な遅延が発生した場合の補償および乗客への支援に関する規則を定めています。
EU261規則は、フライトが出発時に遅れた場合、その遅れの長さに応じて、旅行者を保護します。
3時間以上の遅延で最終目的地に到着した場合、補償を受ける権利があります(テロなどの異常な状況による遅延の場合を除く)。
この規制は以下のものに適用されます。
・EU域内で、あらゆる航空会社が運航する航空便
・航空会社を問わず、EUからEU域外に向けて出発する航空便
・EU圏外からEU圏に到着し、EU圏の航空会社が運航する航空便
フライト遅延は発生しないに越したことはありませんが、発生した場合であっても被る被害を最小限にするべく、前もって準備できることはしておくとより快適な旅ができるでしょう。
そういう意味では、パスポート紛失に備えて戸籍謄本を取得しておくのと同じくらい大事なことかもしれませんね。
それではまた来週!