アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

イベリア航空(IB)のアカウントを保有するべき理由

{{name}}さん、こんにちは。
 
 
 
PAR@Seasoned Travellerです。
 
 
 
 
{{name}}さんは、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosと併せてイベリア航空(IB)のAviosもお持ちかもしれません。
 
 
ただ、いまいち使いきれていなかったりしませんか?
 
 
IBのマイレージプログラム「イベリア・プラス」は、BAのエグゼクティブ・クラブと同様にAviosを使用しますが、両者にはいくつかの大きな違いがあり、Aviosコレクターにとってイベリア・プラスは非常に便利です。
 
 
 
IBのアカウントからAviosを使用して特典フライトを予約した場合の手数料およびサーチャージは、BAのAviosを使用して特典フライトを予約した場合の手数料およびサーチャージに比べて低くなります。
 
 
多くの長距離路線において、IBフライトをIBのAviosで予約すると、BAで同様の予約をした場合よりも少ないAviosで予約できます。
 
 
IBとBAでは、ピーク時とオフピーク時の日程が異なるため、BAではなくIBで予約すると、人気のある時期の予約が安くなることがあります。
 
 
 
BAのAvios特典に対する最大の問題点は、非常に高額な「航空会社サーチャージ」が発生することで、多くの特典フライトがお得でなくなったり、高額になったりすることです。
 
 
ヨーロッパ内の短距離路線や、世界の様々な地域の短距離路線では、ブリティッシュ・エアウェイズのAviosの予約は非常にお得です。
 
 
長距離路線では、BAのAviosにおいては価値あるものを探すのはかなり難しく、そこでIBの出番となります。
 
 
BAでロンドン(LHR)からマイアミ(MIA)へ行くか、IBでマドリード(MAD)からMIAへ行くかの違いを、ビジネスクラス往復を例にとって紹介します。
 
 
まずはサーチャージに注目します。
 
 
BAのサーチャージと税金がGBP667(JPY100,000くらい)であるのに対し、IBのサーチャージはGBP177ポンド(JPY25,000)で、JPY70,000以上の差があります。
 
 
ロンドンからマドリードへ移動する場合はその費用も計算に入れなければなりません。
 
 
ですが、そのコストを上回るほどの節約になるので、IBのMADのフライトを選択する方がはるかに効率的な選択肢となります。
 
 
 
ここで、知っておいていただきたいことが2つあります。
 
 
IBとBAはどちらも距離ベースで必要Avios数が計算されるため、特典の予約に必要なAviosの数は、対象となるフライトの距離に基づいています。
 
 
IBとBAは、「Avios」という名前を共有しているにもかかわらず、同じ特典チャートではありません。
 
 
BAの特典を利用するために必要なAvios数が決まっているからといって、IBの特典を利用するために必要なAvios数が決まっているわけではありません。
 
 
 
例えば、日本航空(JL)の国内線に搭乗する場合の必要Avios数ですが、
 
https://www.iberia.com/us/iberiaplus/partners/flights/japan_airlines/
 
 
移動距離650マイルまでだと6,000Aviosで済むことになります。
 
 
同じフライトをBAで予約した場合は、7,500Aviosかかりますね。
 
 
ですが残念ながら、IBのAviosでJL国内線を予約するのは至難の業です。
 
 
オンラインで検索しても結果は出てこず、電話での予約も日本では行うことができず、スペインへかけなければいけませんが1時間以上待っても全く繋がる氣配がありません。
 
 
 
IBはシステムに問題あり、です。
 
 
IBとBAの就航都市は限られているため、BAではなくIBを選択する機会は限られていますが、以下の例のように優れた節約効果が期待できます。
 
 
・ヨーロッパ – マイアミ ビジネスクラス(Avios Band 6)
 
オフピークシーズンだと、BAの場合先ほどの例のように、片道62,500Aviosが必要です。
 
 
IBの場合、片道42,500Aviosかかります。
 
 
往復で40,000Aviosの節約になります。

ピークシーズンの場合、BAだと片道で75,000Aviosが必要です。
 
 
IBの場合、片道62,500Aviosが必要です。
 
・ニューヨーク – ヨーロッパ ビジネスクラス(Avios band 5)

オフピークシーズンだとBAの場合、50,000Aviosが必要です。
 
 
IBの場合、片道あたり34,000Aviosが必要です。
 
 
 
MAD – NRTでも、同様の節約が可能です。
 
 
 
IBとBAには特典利用のピーク日とオフピーク日がありますが、必ずしも同じではありません。
 
 
 
BAでは10月の多くの日程が「ピークシーズン」として設定されていますが、IBでは、10月全体でピークシーズンが適用される日は4日しかありません。
 
 
 
IBのAviosを増やすには、アメックスのポイントを一旦BAに移行し、その後IBに移行比率1 : 1で即時移行ができます。
 
 
 
ただし、BAとIB間でAviosを移行するには、2つの制限がありますのでご注意ください。
 
 
・BAのAviosを、90日以内に開設されたIBのアカウントに移行することはできません
・BAから、一度もアクティビティ(利用履歴)がないIBアカウントにAviosを移行することはできません
 
 
IBのアカウントが有効になる取引の例としては、イベリアのショッピングポータルで獲得したポイント、ワンワールドフライトをイベリア・プラスに加算して獲得したポイント、ホテル滞在でのAvios加算などがあります。
 
 
IBのアカウントからAviosを使用すると、お金を節約することができ、かなりの量のAviosを貯めることができます。
 
 
Aviosを貯めていて、IBのアカウントをお持ちでない場合は、とりあえず開設しておき、上述の90日間の最低要件を満たすとともに、少額のAviosをできるだけ早くイベリア・プラスのアカウントに加算することをお勧めします。
 
 
日本にいるとなかなか利用が難しいかもしれませんが、IBのAviosは大西洋路線のIBフライトで力を発揮します。
 
 
ボストン(BOS) – マドリード(MAD)
ボストン(BOS) – バルセロナ(BCN)
ニューヨーク(JFK) – マドリード(MAD)
ニューヨーク(JFK) – バルセロナ(BCN)
 
 
このスイートスポットは、3,001 – 4,000マイルのIB運航の大西洋横断便の一部にしか適用されません。
 
 
 
 
これらのフライトを利用する機会がある場合、ぜひBAではなくIBのAviosを利用してみてくださいね 🙂
 
 
 
 
それではまた来週!

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