アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

エア・コートジボワール(HF)のエアバスA330-900neoがパリ(CDG)に就航

エア・コートジボワール(HF)のエアバスA330-900neoがパリ(CDG)に就航

コートジボワール共和国のナショナルフラッグキャリア、エア・コートジボワール(HF)は、これまでの小規模なアフリカの航空会社という印象を一新しようとしています。
 
HFはついにワイドボディ機を導入し、長距離路線への参入を開始。
 
その第一歩となる路線の販売がスタートしました。

ABJ – CDG線を開設

HFは、初のエアバスA330-900neoを受領しました。
 
これは2機導入予定のうちの1機で、非常に高級志向の座席構成を採用し、なんとファーストクラスも備えています。
 
そしてこの機材を使用した初の長距離路線が販売開始されました。
 
2025/10/15から、アビジャン(ABJ) – パリ(CDG)間のデイリー運航が始まります。
 
・運航スケジュール

* HF176便 ABJ発 15:30 CDG着 23:00
* HF177便 CDG発 8:00 ABJ着 13:30
 
飛行距離は約3,037マイル、所要時間は片道6時間30分。
 
機材はA330-900neoで、ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラス構成です。

運航スケジュールの特徴

やや意外な点もあります。
 
機材はABJでは短時間で折り返し、夜間はパリで駐機します。
 
9時間の駐機コストを考えると割高な運用かもしれません。
 
乗務員のスケジュールは、おそらくパリで2泊のステイになる見込みです。
 
接続を考慮すると、CDG経由ではなくABJ発着の地域路線との乗り継ぎ重視のダイヤ設定のようです。
 
なお、このABJ – CDG間はすでにエールフランス航空(AF)とコルセール(SS)が就航しており、競争が激しい市場です。
 
AFにとってはアフリカ唯一のファーストクラス運航路線でもあり、過去にはA380を投入していたほど。
 
新しいA330neoでのファーストクラス導入は、アフリカの航空会社としては極めて珍しく、スターラックス航空(JX)以来の4クラス構成です。
 
現在の運賃を見ると、往復ビジネスクラスが約40万円、ファーストクラスは約130万円から。
 
ただしこのファーストクラスは、実際には“ビジネスクラスプラス”のような構造で、キャビン間にカーテンもないようです。
 
また、片道発券や他都市発着にすれば多少安くなるケースもあります。
 
たとえば、ABJ発CDG行きの片道ファーストはUSD6,400ですが、アクラ(ACC)発にするとUSD5,900とわずかに安くなります。
 
それでもまだ高額ですが、他都市発着でお得な運賃があるかもしれません。
 
この新路線の就航を記念してHFは「機内食を担当するシェフ選考コンテスト」を開催。
 
最終的にコナン・ヴァネッサ(KONAN Vanessa)氏が選出され、メニューを監修します。

まとめ

運賃はやや高めですが、アフリカ地域では極めて珍しい高級プロダクト。
 
搭乗するために、初めてコートジボワールへ行ってみようかとも思うくらい。
 
需要無視の動画を取るために、ちょっと本氣で考えてみます。

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