ヴァージン・アトランティック航空(VS)のフライトをFlying Blueで予約する理由
{{name}}さん、こんにちは。
PAR@Seasoned Travellerです。
先日、
ヨーロッパ内の移動が高すぎると思ったらぜひヴァージン・アトランティック航空(VS)のマイレージを!
という件名でメールマガジンを配信しました。
今回はその逆です。
ヴァージン・アトランティック航空(VS)のビジネスクラスは大好きなのですが、特典航空券に多額の燃油サーチャージを支払うのが嫌です。
VSのポイントで往復航空券を予約すると、JPY150,000もサーチャージで取られる路線もあります。
そんな時に、エールフランス航空(AF)/KLMオランダ航空(KL)のFlying Blueを利用すると良いでしょう。
VSはFlying Blueのパートナーなので、VSのフライトでFlying Blueのマイレージを獲得し、利用することができます。
他の特典航空券と比較すると、燃油サーチャージが大幅に節約できるため、この特典航空券を予約するのが一番良い方法なのです。
今回は、このあまり知られていないヨーロッパの特典航空券の魅力についてご紹介します。
まず、Flying Blueの背景について少し説明します。
Flying BlueはAF/KLの他にも、エアカラン(SB)、ケニア航空(KQ)、トランサヴィア(HV)などの航空会社がこのプログラムに参加しています。
これらの航空会社の大半はスカイチームに加盟しているため、スカイチームメンバーの航空会社に加え、アライアンス非加盟航空会社の一部でもFlying Blueの獲得や特典交換が可能です。
(実はFlying Blueのマイレージで日本航空(JL)のフライトも予約できます)
Flying Blueでは、AF/KLの全運航便を含む多くのフライトでダイナミックプライシングを採用しています。
ですが、デルタ航空(DL)やVSなどの提携航空会社では、必要マイレージ数は固定となっています。
Flying Blueのマイレージは、アメリカン・エキスプレス・メンバーシップ・リワードパートナーであるため、簡単に貯めることができます。
例えば、ニューヨーク(JFK)からロンドンヒースロー(LHR)までのVS便の場合、エコノミークラスで22,000マイルとGBP52.6、ビジネスクラスで55,000マイルとGBP167.11が目安となっています。
VSポイントでは、ピークとオフピークの価格設定が採用されており、アメリカ東海岸からロンドンまでのエコノミー航空券が10,000ポイント、ビジネスクラスが47,500ポイントと低額に設定されています。
ですが、燃油サーチャージはかなり高くなります。
片道の場合、エコノミーでGBP126.28、ビジネスクラスでGBP735.41となります。
往復だと1人あたりGBP1,000近くになります。
エコノミークラスはお得ですが、税金と手数料がFlying Blueのビジネスクラス航空券の4倍以上です。
一方、DLマイレージは税金と手数料が最も安いですが、60日以上前に予約するとエコノミークラスで35,000マイル、ビジネスクラスで120,000マイルになります。
30日以内の予約では、エコノミーで55,000スカイマイル、ビジネスクラスで195,000となります。
必要マイレージ数がかなりかかります。
Flying BlueはVSマイレージで直接予約するよりも多くのマイルを消費しますが、税金と手数料は4分の1以下となり、結果的に得をすることになります。
特典航空券を予約する際には、オプションを比較することが大切です。
同じフライトでも、異なるマイレージプログラムでは、必要マイレージ数や税金、手数料の額が異なることがよくあります。
VSフライトの場合、Flying Blueマイレージを使って特典航空券を予約すると、10万円単位で節約をすることも可能です。
VSは北米だけでなくカリブ海やインド・香港へも運航しています。
燃油サーチャージが高すぎると思った場合、Flying BlueでのVSフライト予約を検討してみても良いと思います。
それではまた来週!