TAPポルトガル航空(TP)で世界一周の特典航空券を予約するには
{{name}}さん、こんにちは。
PAR@Seasoned Travellerです。
先週お伝えしたTAPポルトガル航空(TP)のマイレージプログラムですが、他のスターアライアンスメンバーと同様世界一周の航空券も予約できます。
必要マイレージ数は、ビジネスクラスで350,000マイル。
必要マイレージ数は全日空(NH)よりは多め(NHの場合はどんなに多くても300,000マイル)ですが、ルールはシンプル。
ルールは、こんな感じです。
・異なるクラスのフライトをご予約された場合は、ご予約された最も高いクラスに対応するマイル数が加算されます。
・路線は10区間まで。
・オープンジョーおよび24時間を超える6回までのストップオーバーが可能。
・ルートには大西洋と太平洋の横断が含まれていること。
・出発国でと最終到着国は同じでなければならない。
・旅行は、西回りまたは東回りであっても、連続して同一方向に移動することができ、逆戻りはできません。
・航空券を予約後は、変更できるのはフライトの日付のみです。路線、クラス、航空会社の変更はできません。
・航空券の有効期限は発行日から1年間です。
・旅行開始後のキャンセルはできません。
という感じ。
ちなみに、NHマイレージを利用した世界一周特典航空券のルールでTPと異なる点は、
・全旅程の距離に応じて必要マイル数が決まる(区間基本マイレージの合計)
・出発地と最終帰着地の間で最大8回のストップオーバーが可能
(ただしヨーロッパでの途中降機は3回まで、日本国内での途中降機は4回まで)
・路線は12区間まで。
・最大4区間の「地上移動・同じ都市での異なる空港間移動」が可能
・出発国に戻る最後の国際線搭乗は、最初の国際線搭乗から10日目以降
と言ったあたりでしょうか。
TPの場合は移動距離が多かろうが少なかろうが350,000マイルかかるので、出来るだけ長い距離を飛ぶとお得になります。
そのため、北半球と南半球を移動するようなフライトにするとTPマイレージで予約する価値が出てくるでしょう。
例えば、ですが、日本から
成田(NRT) – ソウル仁川(ICN) – アジスアベバ(ADD) – ケープタウン(CPT)
CPT – リスボン(LIS) – ロンドンヒースロー(LHR)
LHR – ブリュッセル(BRU)
BRU – チューリッヒ(ZRH) – ブエノスアイレス(EZE)
EZE – ロサンゼルス(LAX)
LAX – オークランド(AKL)
AKL – NRT
という感じにすると、北半球と南半球を行ったり来たりできると思います 🙂
https://voyageavance.global/wp-content/uploads/2021/02/RTW_A.gif
ちなみに、上記旅程の
成田(NRT) – ソウル仁川(ICN) – アジスアベバ(ADD)
はエチオピア航空(ET)のフライトですが、
成田(NRT) – ソウル仁川(ICN)
区間は以遠権フライトとなり、同じ便名でADDまで行くので「1区間」とはカウントされません。
11区間搭乗したい場合は、以遠権フライトを活用しましょう 😉
TPのマイレージは、お得に使うことのできるマイレージだと思っています。
そして、この350,000マイルを先週お伝えしたように1マイルあたりJPY0.8で購入できたとすると、JPY280,000で6回ストップオーバーをして世界1周ができることになります。
(さらにその半額くらいにできる方法もありますが、それはまた別の機会に・・・)
これからも、TPマイレージのお得な使い方が見つかったらシェアをさせていただきます 😉
それではまた来週!