IHGのロイヤルアンバサダーステータスとは?ダイヤモンドステータスとの違いは
{{name}}さん、こんにちは。
PAR@Seasoned Travellerです。
外資系ホテルチェーンの中で、一番上級会員のステータス特典が渋いと思われるIHG。
ダイヤモンド(ダイヤモンドアンバサダー)ではスイートルームへのアップグレードはまず望めず、日本国内のクラウンプラザに泊まった際は、無料でお水がもらえるだけ。
特典の渋さは、外資系ホテルチェーン随一、と言っても良いでしょう。
IHGにはもう一つ、招待制のステータスである
ロイヤルアンバサダー
というステータスがあります。
このステータスは一体どんな特典があるのか、招待制、と言っても基準はあるのか、などをお伝えしたいと思います。
まず、ロイヤルアンバサダーになるための基準ですが、IHGの公式サイトには以下のように記載があります。
ロイヤルアンバサダー ステータスは、インターコンチネンタル アンバサダー会員の一部を対象に、キンプトン ホテルズ&レストランツ、インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツ、リージェント ホテルズ&リゾーツ、対象のシックスセンシズ ホテルズ リゾート スパの加算対象のご利用状況に基づいて1年に1回付与されます。IHGリワーズクラブ独自の裁量による招待制です。
さすが招待制だけというだけあって、明確な基準は買いてありません。
あくまでも、非公式の扱いです。
特典は、以下の通りです。
‑ ツーランク上の客室へのアップグレード保証
‑ IHGのホテルまたはリゾートでの無料宿泊1泊
‑ 午後4時までのレイトチェックアウト・午前10時からのアーリーチェックイン保証
‑ クラブインターコンチネンタル ラウンジへの無料アクセス(ホテルに設けられている場合)
‑ ウィークエンド無料宿泊
‑ IHG®リワーズクラブのダイヤモンドエリート ステータスとステータスに応じたIHGリワーズクラブ会員特典
‑ ご滞在1回につき最大50USドル相当のミニバー無料サービス
‑ 無料プレミアムインターネット
‑ ご希望に応じ、フルーツ、お菓子、スナックのいずれかをご用意
‑ アンバサダー専用のチェックインエリア
– 24時間前のご予約での客室保証
‑ デスティネーション/アメニティ料金免除
‑ 2名様宿泊でシングルルームの料金
‑ キンプトンInner Circleへのご招待
ダイヤモンドエリートとの主な違いは、
・ツーランク上の客室へのアップグレード保証
・クラブインターコンチネンタル ラウンジへの無料アクセス(ホテルに設けられている場合)
あたりですかね。
では、どうやったらロイヤルアンバサダーに招待してもらえるか、ですが、基準は非公開のためはっきりとはわかりません。
ですが、招待を受けた人の実績を色々と調べてみると、どうやら
インターコンチネンタル
Kimpton
Six Senses
Regent
これらのホテルブランドで、
・合計USD10,000以上のお金を落とす
・合計60泊以上
・うちインターコンチネンタルホテルでは20泊以上
・3つ以上のインターコンチネンタルホテルに宿泊
を満たしていることが条件の一つになっているようです。
そして、年間USD200を払うインターコンチネンタルアンバサダーになっている必要もあるようです。
この条件をどう考えるか、ですが、例えば日本国内でロイヤルアンバサダーステータスを目指そうと思った場合、
・ANAインターコンチネンタルホテル東京
・ホテルインターコンチネンタル東京ベイ
・ストリングスホテル東京インターコンチネンタル
・ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
・インターコンチネンタル横浜Pier8
・インターコンチネンタルホテル大阪
・ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ
・ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
・ANAインターコンチネンタル石垣リゾート
・キンプトン東京
と、対象のホテルは豊富にあるので、1年間にこれらのうち3つ以上のホテルに宿泊し、合計60泊以上してUSD10,000以上利用すれば招待が受けられそうです。
IHGの規約をみると、
15. Royal Ambassador is granted by invitation only at the sole discretion of IHG Rewards Club and IHG Rewards Club reserves the right to limit the number of Royal Ambassador members at any time. Royal Ambassador status is extended to a small percentage of InterContinental Ambassador members, based on their qualified activity at Kimpton Hotels & Restaurants, InterContinental Hotels & Resorts, Regent Hotels & Resorts, and participating Six Senses Hotels Resorts Spas.
とあります。
つまり、メンバーの一定の「質」を保つためにインターコンチネンタルアンバサダーのうち数パーセントが招待され、ロイヤルアンバサダーの数はいつでも制限できる、という感じです。
プラチナ以下のステータスは、バラマキに近い形で結構取得しやすいのですが、その分ロイヤルアンバサダーの壁を高くして、ホテルにちゃんとお金を落としてくれる客をちゃんとおもてなししよう、という姿勢が見てとれます。
その心意氣やよし、ですが、IHGに100万円以上お金を落とすのか・・・と思ってしまい、二の足を踏んでしまいます^^;
ですが考え方によっては、2021年は各ホテル共に上級会員ステータス獲得の基準が緩くなっているのでロイヤルアンバサダーについても条件が緩んでいる可能性もあります。
IHGはもともと、ダイヤモンドでも大した特典が付かない(ラウンジが使えないなど)ので宿泊を避けていたのですが、ロイヤルアンバサダーになるという目的があれば、最初からラウンジアクセス付きの部屋を予約したりすることで不都合は解消できそうです。
そして、ロイヤルアンバサダーの待遇はどんなものか、体験してみたい氣もします。
ここは一つ人柱になって、基準を確かめるか・・・ちょっと検討させてください^^;
それではまた来週!