ハイアットのポイント + キャッシュの宿泊を効率的に利用する方法
{{name}}さん、こんにちは。
PAR@Seasoned Travellerです。
ハイアットのホテルに宿泊する際、ポイントによる宿泊ももちろんできますがポイントが足りない場合、ポイント + キャッシュの形で支払いを行うことができます。
ハイアットのポイント + キャッシュについてはルールの変更が頻繁に行われていて、2018年に変更があった後2020年にも変更が行われています。
ルールの変遷と、2020年の変更でお得に利用できるようになる例を紹介したいと思います。
まず、2018年11月のルール変更以前は、
通常のポイント宿泊に必要なポイント数の半分 + 固定の金額
となっていました。
2018年11月以前のポイント + キャッシュのレートはこんな感じでした。
https://voyageavance.global/wp-content/uploads/2020/07/Hyatt-Points-Cash.png
これを利用すると例えば、カテゴリ6のホテルあたりにとても効率よく宿泊できました。
ハイアットのポイントはJPY2/ポイントで購入できるので、カテゴリ6のホテル宿泊に必要な金額は
JPY25,000(12,500ポイント x JPY2) + JPY16,500(USD150) = JPY38,500
となりますが、この金額は25,000ポイントを全てJPY2で購入した時の金額(JPY50,000)を大きく下回ります。
そして、JPY38,500を超えるカテゴリ6のホテルはたくさんあります。
例えば、グランドハイアット東京とか、ハイアットリージェンシー京都とか。
ですが、2018年のルール変更でポイント + キャッシュは一氣に使い勝手の悪いものとなってしまいました。
キャッシュ、の部分が固定の金額ではなくスタンダードレートの料金の50%と動的になってしまったので、お得感が全くなくなってしまいます。
2018年11月以降のポイント + キャッシュのレートはこんな感じです。
https://voyageavance.global/wp-content/uploads/2020/07/Hyatt-Chart-2.png
お得感のなさの例をお見せしましょう。
例えば、パークハイアット東京に宿泊する場合。
ある日の宿泊料金(スタンダードレート)は、JPY57,000です。
https://voyageavance.global/wp-content/uploads/2020/07/Park_Hyatt_StandardRate.png
一方で、同じ日のポイント + キャッシュは15,000ポイント + JPY28,500。
https://voyageavance.global/wp-content/uploads/2020/07/Park_Hyatt_Points_Cash.png
JPY30,000(15,000ポイント x JPY2) + JPY28,500 = JPY58,500
となり、スタンダードレートの料金より高くなっています。
しかも、メンバー料金などで宿泊すればキャッシュで支払った方がさらに安く泊まれるので、旨味がまったくありません。
ですが、2021年よりハイアットでは無料宿泊のポイント交換にオフピークおよびピークの区分が加わります。
ポイント + キャッシュについても、必要ポイント数に幅が出てきます。
詳細はこちらをご覧ください。
https://world.hyatt.com/content/gp/en/rewards/redemption-updates.html
小さく記載がありますが、
Save 50-70% off the cash portion of the rate for the chosen room type.
と書いてあります。
つまり、オフピークの宿泊をポイント + キャッシュで行った場合には最大70%割引 + 少ないポイント数で宿泊できることになります。
先ほどのパークハイアット東京の例でいうと、オフピーク + 70%割引だった場合
JPY25,000(12,500ポイント x JPY2) + JPY17,100 = JPY42,100
となり、メンバー料金よりも安い金額で宿泊することができることになります。
ピーク / オフピークの区分導入はもともと2020年3月より実施予定でしたが、世界的なウィルス騒ぎのために2021年から実施になっています。
2021年以降、ハイアットのホテルに宿泊する際はぜひ、ポイント + キャッシュの価格もチェックして、メンバー料金と比較をしてみてくださいね 😉
それではまた来週!