Aviosを賢く節約して旅をしよう
{{name}}さん、こんにちは。
PARです。
今日は、主にブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosをより賢く利用するための節約方法・考え方を紹介します。
ストップオーバーをうまく利用する
まず、例を一つ。
BAの必要マイレージ数は移動距離に応じて変化しますが、ロサンゼルス(LAX)からシドニー(SYD)までの必要マイレージ数は、エコノミークラスで50,000Aviosです。
ところが、途中にホノルル(HNL)でストップオーバーをすると、エコノミークラスで38,750Aviosで済んでしまいます。
これは、必要マイレージ数が
LAX – HNL : 13,000Avios
HNL – SYD : 25,750Avios
となっているからです。
近距離に強いBA、と常にお伝えしていますが、Aviosを利用して長距離路線をフライトする場合には、途中の都市でストップオーバーを入れることで少ないAvios数で旅ができる可能性がある、ということを頭の隅に置いておきましょう。
DUBを拠点に考える
BA、というとどうしてもヒースロー(LHR)を拠点に考えてしまいがちですが、ダブリン(DUB)を拠点に考えた方が節約できることも結構多いんです。
理由をいくつか、例を挙げて説明します。
諸税が安い
イギリスの諸税(空港税)は高いことで有名です。
イギリス発の場合、最低でも£42、航空券とは別に徴収されます。
これは、特典航空券を利用する場合でも例外ではありません。
ただし、DUB発にすると、これが半分の£21で済みます。
EIなどの比較的価格が安いキャリアではあまり意識することがないかもしれませんが、BA修行をする場合、コストは少しでも安い方がいいですよね。
例えば、BAのAviosを使って東京(TYO)まで行く場合の必要Avios数(往復)を見てみましょう。
(片道の場合は、必要Avios数は半分です)
LHR – TYO
Y 60,000 Avios + ¥ 43,752.22
C 120,000 Avios + ¥ 49,526.12
DUB – TYO
Y 64,500 Avios + ¥ 26,180.65
C 129,000 Avios + ¥ 32,385.92
DUB発の方が必要Avios数が多いものの、諸税はJPY10,000以上差があります。
ビジネスクラスなら、JPY15,000くらい。
この差分(4,500 Avios – 9,000 Avios)を、スペインのグルーポンなどでJPY1.3/Aviosで購入すれば、LHR発で払う場合の諸税分を賄えちゃいます。
更に、BAのAviosはロンドンで1回、無料ストップオーバーをすることができます。
これを利用して、1回の旅でダブリンとロンドンを一度に楽しむこともできますね。
BA修行がしやすい
DUBを拠点にすることで、どこかの目的地へ行く際にBAを利用する際、LHRやLGWで乗り継ぐことが多くなります。
その分、搭乗区間を稼げるんですね。
またBAだけでなく、エアリンガス(EI)やFlybe(BE)でBA便名が付与されているフライトも多いので、イギリス・アイルランドの旅を楽しみつつBA修行をすることができます。
例えば、EIがDUBから就航しているイギリスの都市は、
・アバディーン(ABZ)
・バーミンガム(BHX)
・ブリストル(BRS)
・エディンバラ(EDI)
・マン島(IOM)
・リーズ(LBA)
・ロンドン(LHR/LGW)
・マンチェスター(MAN)
・ニューカッスル(NCL)
・ニューキー(NQY)
特にBRSやNQYといったあたりはBAが定期便を就航していない空港なので、これらの都市へ行くにはEIが最適ですね。
まとめ
いかがでしょうか。
少し工夫をすれば、元々使いやすいAviosが、更に使いやすくなることがお分かりいただけたかと思います。
ちなみにですが、ヘルシンキ(HEL)から日本へ行く際にAviosを利用する場合、
・BA
・AY
・JL
のフライトを予約することができます。
この場合は、必ずJLフライトを予約しましょう。
払わなければいけない諸税の額が全然違います。
HEL – TYOのビジネスクラス片道必要Avios数はそれぞれ、
・BAフライト(Off-peak) 87,750 Avios + ¥ 32,543.76
・BAフライト 135,000 Avios + ¥ 32,543.76
・AYフライト 77,250 Avios + ¥ 23,650.00
・JLフライト 77,250 Avios + ¥ 6,040.00
となっています。
JLフライトが難しいときはAYフライトを(しぶしぶ)選ぶことになりますが、それでもBAフライトよりは少なくて済みます。
Aviosを利用してヨーロッパへ行くときは、HELを利用することを意識すると、お得に行くことができますよ 🙂
それでは、また来週!