改めて、イベリア航空(IB)のAvios利用を考える
{{name}}さん、こんにちは。
PAR@Seasoned Travellerです。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の影に隠れてあまり存在感がないイベリア航空(IB)のAviosですが、改めて見直してみると実はBAよりもお得に利用できる場面が結構あることがわかりました。
特に、日本国内線。
BAのAviosは2019年5月に改悪があり、片道6,000Avios必要になってしまいました。
ですがIBのAviosを利用すれば、乗り方によってはBAのAviosよりお得に搭乗することができます。
IBのAviosについて、少し掘り下げてみましょう。
まず、JLの国内線予約をする際にそれぞれ必要なAvios数を確認しましょう。
https://voyageavance.global/ba-ib-redumption-tables
BAの場合、移動距離が650マイル以内であれば6,000Avios、1,150マイル以内であれば9,000Aviosです。
羽田(HND)からだと、長崎(NGS)が593マイルで、奄美大島(ASJ)以南は既に650マイルを超えてしまいます。
更にBAの場合は、1区間ごとに必要Avios数が計算されるので、例えば新千歳(CTS)から伊丹(ITM)へ行く場合、直行便であれば6,000Aviosで済みますが羽田(HND)を乗り継いで行く場合、CTS – HNDとHND – ITMでそれぞれ6,000Aviosかかってしまうので、合計12,000Avios必要になります。
一方IBのAviosは、総移動距離で必要マイレージ数が決まるので、総移動距離が600マイル以下であれば11,000Aviosで済みます。
お得になる例の一つとして、仙台(SDJ)から伊丹(ITM)を乗り継いで松山(MYJ)へ行く場合。
BAだと12,000Aviosかかりますが、IBだと総移動距離が553マイルなので11,000Aviosで済みます。
また、HNDから中部(NGO)を乗り継いで那覇(OKA)へ行く場合、BAのAviosだと
HND – NGO : 6,000Avios(175マイル)
+
NGO – OKA : 9,000Avios(808マイル)
= 15,000Aviosかかりますが、IBのAviosだと12,000Avios(総移動距離は983マイル)で済みます。
Aviosを使って、乗り継ぎ便を利用して沖縄へ行く場合なんかには、IBのAviosを利用することを検討されても良いかもしれないですね。
これは、国際線でも変わりません。
例えばキャセイパシフィック航空(CX)で
KIX – X/HKG – SGN
の往復路線でビジネスクラスに搭乗する場合、BAのAviosだと77,000Aviosかかりますが(22,000Avios + 16,500Avios)、IBのAviosだと64,000Aviosで済みます(移動距離4,928マイル)。
往復5,000マイル以下のフライトだと、BAより少なくなります。
アメリカン航空(AA)を利用して、アメリカ国内を色々乗り継ぐ場合なんかもIBのAviosが活躍しそうですね。
今、BAのAviosをお持ちの場合でも、IBのAviosへ移行するのはとても簡単。
イベリア航空(IB)のAviosをブリティッシュ・エアウェイズ(BA)に移行する方法
今後IBのAviosを利用することもあり得る場合は、早めにアカウントを作成しておきましょう。
IBはまた、BAよりも燃油サーチャージを低く抑える場合にも役に立ちます。
ブログの記事にも書きましたが、IBのビジネスクラスに搭乗してヨーロッパへ行く場合にはIBのAviosを利用した方がお得です。
改めてのAviosに関する工夫となりましたが、特典航空券予約の基本であるAvios予約を更に効率的にできるよう、IBのAviosも検討してみてくださいね 😉
それではまた来週!