エディンバラとグラスゴー、どっちが安い?(続き)
{{name}}さん、こんにちは。
PARです。
先日、
エディンバラとグラスゴー、どっちが安い?
という投稿をしましたが、その中でちょっと触れた「ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のビジネスクラスに安く搭乗する方法」をお伝えします。
この方法はAviosを利用するものではないので、{{name}}さんがもしBA修行をされているのであれば、ビジネスクラス搭乗時のティアポイント(片道140ポイント)を獲得することができるでしょう。
その方法とは、
日本発のフライトに搭乗しない
というものです。
とりわけ、
・仁川(ICN)発
のフライトは、年間を通して日本発着よりもビジネスクラスの運賃が安く設定されています。
2018年12月に、自分が実際に予約をしたフライトもICN発のビジネスクラスです。
ICN発ロンドンヒースロー(LHR)乗り換えのグラスゴー(GLA)行きのフライト片道が、約JPY195,000(KRW1,913,700)です。
往復なら、JPY260,000(KRW2,584,600)です。
ちなみに、エディンバラ(EDI)だと僅かに高くて、片道ビジネスクラスがKRW2,697,000なのでJPY265,000くらいです。
これは、日本発のプレミアムエコノミークラスと同じくらいの値段です。
同じグラスゴー行きの片道ビジネスクラスを日本発で予約したら、最低でもJPY560,000します^^;
往復でも、JPY500,000。
ICN発にすれば、日本発の半額くらいの価格でイギリスへ行くことができます。
ブログではエコノミークラスの価格を中心に書きましたが、ビジネスクラスとなると、GLAの方が少し安いようです。
ICNまで行くのは色々方法があると思いますが、LCC以外だと
・大韓航空(KE)
・アシアナ航空(OZ)
が行きやすいかなと思います。
(JL(2018/3/25から), NHはGMPになります)
ちなみに、日本からICNまでKE/OZで行き、ICNからBAを利用して最終目的地へ行く場合、どちらの航空会社も「スルーバゲージ」が可能です。
スルーバゲージのアグリーメントが、BAとの間にあるからなんですね。
どういうことかというと、
BAの予約を別にしていた(「別切り」と言います)場合であっても、日本の空港でチェックインをする際にBAのeチケット控えなどを見せて最終目的地を伝えると、バゲージを最終目的地まで持って行ってくれるんです。
これを、スルーバゲージと言います。
このスルーバゲージのアグリーメントは、結構アライアンスを超えて提携しているところが多いので、{{name}}さんが別切りの予約をすることがあれば、一度聞いてみるといいかもしれません。
その際、聞くのは「乗り継がれる方」の航空会社になります。
日本発でKEに塔乗してICNで乗り換えてBAに搭乗する場合はKEに連絡をする、と言った具合です。
KEは最近、新しくできたターミナル2へ移動したので、BAに搭乗する場合はターミナルの間を移動しなければいけません。
ソウル仁川(ICN)のターミナル2が開港
別冊ではなく、1枚の航空券としてKEからBAに乗り継ぐことがある場合(例えばJLとの共同運航便で、運航航空会社がKEの場合)、最低乗り継ぎ時間というものが決められていて、これを
Minimum Connecting Time(MCT)
と言います。
1枚の航空券の場合でこのMCTを満たす乗り継ぎ時間であっても乗り遅れてしまったような場合には、航空会社が代替案を保証してくれます。
(別切りの場合は保証対象外ですので、ご注意を)
逆に、このMCTを満たさない予約を「MCT割れ」なんて言ったりします。
別切りの予約をする場合、乗り継ぎに最低このくらいの時間は必要、という基準になりますので、あらかじめ聞いておいてもいいでしょう。
電話やチェックインカウンターで、
「ICNのMCTは何分ですか?」
という感じで聞くと、ちょっと旅行業界に詳しい人っぽく振舞うことができますよ 😀
ICNでのMCTは90分ですが、KEからBAに移動する際はターミナル間を移動することになるので、乗り継ぎ時間に余裕を持った方が良いでしょう。
ちなみに、スルーバゲージができる条件として、
ICNでの滞在が24時間以内
というものがあるのですが、これは日を跨いだ場合でもOKです。
ICN発LHR行きのBA18便はAM10.55発なので、前日のAM11.00に到着してソウルで1日楽しんで宿泊した後荷物を再び預けることなく悠々LHRへ、なんていうことも可能です。
また、
KE -> BA
のスルーバゲージはOKですが、
BA -> KE
のスルーバゲージはNGです^^;
BAに確認したところ、
別切りの予約については、いかなる場合であってもスルーバゲージは受け付けていません
とのこと。
これは、BAの上級会員であっても変わらず、一律NGだそうです。
KEもOZもBAも、自社の基幹システムとしてAmadeusを採用しているので、それぞれの記録を見れないことはないと思うんですが・・・BAは、ここだけなぜか厳しいです^^;
また、
スルーバゲージ
と
スルーチェックイン
は別物なので注意が必要です。
特にアライアンスが異なる場合はチェックインは行わなければいけないので、乗り継ぎ空港のチェックインデスクでチェックインをする必要があります。
ちなみに、ICN – X/LHR – GLA間のビジネスクラスをAviosで獲得しようと思ったら、一人75,000Avios必要です。
今回は貯めていたAviosを利用して、妻と3歳になる長男、0歳の次男の座席をAviosで予約しました。
(あまり効率的ではないのは重々承知なんですが、BAのビジネスクラスに塔乗したかったので・・・^^;)
自分の航空券だけ有償で購入し、180ティアポイントを獲得することにしました。
BAのビジネスクラスは、スタッガード配列と言って前向きの席と後ろ向きの席が入れ子になっているような状態のシートです。
それではまた来週!