アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

子連れSFC修行2017#9(HND-LHR(X/PEK)往復CA)

子連れSFC修行2017#9(HND-LHR(X/PEK)往復CA)

PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
 
 
先日、SFC修行としてのTGの利用を提案させてもらいました。

Screenshot

SFC修行としてのタイ国際航空(TG)を考える

SFC修行としてのタイ国際航空(TG)を考える

TGの’FLEXI’運賃(Kクラス)を狙え!という提案なのですが、2016/12/1に突然の改悪があり、マイレージの積算率が50%となってしまいました・・・。
 
TGのKクラスは、使い勝手の悪いものになってしまいました。
 
NHにやられた。
 
実は、6月に誕生日を迎える息子の誕生日を旅先で過ごしましょう!ということで予約したスリランカ行きのTGの予約をしていたんでした。
 
予約したのは12/1前。
 
早速予約をキャンセル。
 
キャンセル料を支払って料金を返してもらってもなお、効率の良い方面を探すことにしました。
 
TGのサイトで予約をしていたので、キャンセルもTGのオペレーターに直接行ってもらい、スムーズに行うことができました。
 
これが旅行代理店だったら、もっと高いキャンセル料を取られるか、ルールを知らないオペレーターに当たってしまったら最悪「キャンセル料は100%です」と言われてしまう可能性があります。
 
こういう点、航空会社のサイトで直接購入しておくと安心ですね。
 
 
キャンセル後、代わりの場所としてどこがいいかなぁと色々探し、色々妻に提案して、色々妻に怒られた結果、たどり着いたのが
 
息子の誕生日をイギリスの家族と共に過ごす!
 
というアイディアでした。
 
そこからPP単価的に効率の良い航空会社を探していたのですが・・・。
 
遂に予約をしてしまいました。
 
 
中国国際航空(CA)。
 
 
あれだけ毛嫌いして、使うことはあるまいと思っていたPARですが、まさかこのタイミングで利用することになるとは・・・。
 
でも、それには理由があったんです。
 
順を追って説明させていただきます・・・^^;
[toc]

なぜCAに搭乗するのか?

今回は家族でイギリスへ帰るのですが、帰りは自分と妻・子供は別々の日になります。
 
妻と子供の復路は貯めておいたブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の特典航空券を利用することにしているので、往路の航空券だけ必要になります。
 
自分は通常の往復航空券が必要なので、
 
・片道航空券の運賃が安い
・PPがより多く獲得できる
 
上記条件を満たす一番効率的なフライトを探すべく、色々とスターアライアンスメンバーのフライトを検索しました。
 
シンガポール航空(SQ)やタイ国際航空(TG)のような、遠回りになる航空会社は絶対ダメ!と妻から言われていたので、
 
ANA(NH)、LOTポーランド航空(LO)、スカンジナビア航空(SK)、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)、スイスインターナショナルエアラインズ(LX)、エバー航空(BR)、アシアナ航空(OZ)
 
を探しましたが、やっぱり片道航空券は高いですね。
 
OZあたりは片道航空券がJPY70,000台で、往復航空券でマイレージが50%加算される運賃もあったんですが、JPY160,000台。
 
しかも、エコノミークラスでこの価格。
 
これはちょっと・・・ということで、参考までに・・・と、CAの運賃を覗いてみました。
 
そしたらなんと・・・、
 
片道航空券がJPY60,000台
ビジネスクラスがJPY160,000台

 
というのを見つけてしまったんです!
 
通常、ロンドンまでのビジネスクラスはどんなに安くてもJPY200,000以上します。 

PAR
乗ってしまうのか。

かなり心が揺らぎました。

PAR
いや、ちょっと待て。
 
どのくらいPPが貯まるのか計算をしてからにしよう。

ということで加算されるPPを計算しました。
 
羽田(HND) – 北京(PEK) – ロンドン(LHR)のマイル数は約6,300マイルです(実際加算されるマイル数とは多少誤差があると思いますが)。
hnd-pek-lhr
片道6,300マイルの往復なので、12,600マイル。
 
CAのビジネスクラス(ブッキングクラス : R)マイレージ加算率は、125%。
 
さらに、ビジネスクラスなので1区間ごとに400ポイントのプレミアムポイントボーナスが加算されます。
 
 
ということで獲得できるマイレージ概算は、
 
6,300 × 2 × 1.25 + 400 × 4 = 17,350
 
それまでの修行でPPは33,000くらい貯まっているので、見事解脱できてしまいます
 
最終的には、これが決め手になりました。
 
この料金を見るまでは、あと何回搭乗をしなければいけないのかなぁ、とか、なるべく50,000に近い数字で終わらせるためにはどの路線に搭乗したらいいのだろう、と常に考えていたのですが、このフライトに搭乗して、1回限りの中国系航空会社を我慢すれば、全て解放されます。
 
そして、次なる目標のブリティッシュ・エアウェイズの上級会員修行へと移ることができます。
  
「今度○○へ行ってくる」
 
「この方面が安いんだよ」
 
と言って、妻にため息をつかれる必要も無くなります。
 
 
ということで心を決めました。

PAR
このCA搭乗で、SFC修行を終わりにしよう!

妻に話した時、当然のように拒絶されましたが、
 
 
これで修行が終わるからもう迷惑をかけることがなくなるから、
 
これより良い条件の運賃なんかないんだよ、
 
帰りはBAに乗れるからいいでしょ、
 
本当にこれで最後だから、
 
 
と懇願し、最終的に渋々OKをもらいました。

旅程

旅程は、こんな感じです。
ca_itinerary
本当にこの旅程でJPY160,000台というのが信じられません。
 
この際、サービス・食事については目を瞑ることにします。

最後のINF運賃

今(2016年現在)、息子は1歳。
 
次の誕生日で、2歳になります。
 
2歳以上になると小児(CHD)運賃となり、大人(ADT)運賃の25%引きの価格が航空券の運賃となります。
 
ADTの90%引きの価格で済むINFとは、大きな違いです。
 
そのため、2歳の誕生日を迎える前に、INF運賃でできるだけ旅をしておきましょうということで、今回の子連れ修行となりました。
 
誕生日はイギリスで迎えるのですが、
 
日本出発時は1歳、旅先で2歳になった場合の航空券は、どのように購入するべきなのでしょうか?
 
今回は行き帰り別々の航空会社で予約をしたので、行きはINFの運賃、帰りはCHDの料金となりましたが、往復航空券を購入するときに問題になってくると思います。

旅先で2歳の誕生日を迎えた幼児(INF)の航空券

旅先で2歳の誕生日を迎えた幼児(INF)の航空券の扱いについては、各航空会社によって対応は異なりますが大体3つのパターンに分かれます。

日本出発時に1歳なら、旅程を通してINF運賃を徴収

このパターンに該当する航空会社は、

  • ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)
  • ANA(NH)
  • JAL(JL)
  • シンポール航空(SQ)
  • カンタス航空(QF)
  • タイ国際航空(TG)
  • 大韓航空(KE)
  •  
    などです。
     
    BAに至っては、こんな記述があります。

    If you’re travelling with an infant who reaches the age of 2 during their journey, your child will need their own seat for any flights on and after their 2nd birthday. We won’t charge you extra for this; you’ll only pay the infant fare for the entire journey.

    どこまでgenerousなんでしょう!
     
    これが、自分がBAのAviosをためている理由の一つです。

    Screenshot

    ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のマイレージ(Avios)を貯める15の理由

    ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のマイレージ(Avios)を貯める15の理由

    TGの場合は、国際線第一区間に搭乗する際の年齢で判断するのでちょっと注意が必要です。
     
    例えば、誕生日の前日に (仙台)SDJ – NRTのフライトをして翌日(誕生日)に NRT – BKKのフライトをする場合、SDJ出発が誕生日前だとしても国際線第一区間のNRT – BKKは誕生日になった日なので、CHDの運賃を払わなければいけません。

    年齢に応じてそれぞれの運賃を徴収

    つまり、1歳の時に日本を出発するときのフライトの運賃はINF, 旅先で2歳になって日本に帰ってくるときのフライトの運賃はCHDという感じで、年齢に応じて細かく運賃を徴収するパターンです。
     
    このパターンに該当する航空会社は、

  • エミレーツ航空(EK)
  • ユナイテッド航空(UA)
  • デルタ航空(DL)
  • アメリカン航空(AA)
  • 中国国際航空(CA)
  • アシアナ航空航空(OZ)
  •  
    などです。

    復路出発時に2歳なら、旅程を通してCHD運賃を徴収

    一番厳しいパターンです。
     
    このパターンに該当する航空会社は、

  • KLMオランダ航空(KL)
  • エールフランス航空(AF)
  • ルフトハンザドイツ航空(LH)
  •  
    などです。

    PP単価は?

    今回の運賃はJPY166,090で、実際に獲得したマイレージ(PP)は上記の通り17,501でした。
     
    なので、
     
    166,090 / 17,502 = JPY9.49
      
    となりました。単価的には普通ですが、獲得できるPPがかなり多いですね。

    これまでの運賃累計とPP単価

    ここをタップして表示Close
    航空券総額 獲得PP合計 平均PP単価
    JPY262,302 50,606 JPY5.61

    無事、解脱です。

    決済はAMEX スカイ・トラベラー・プレミア

    妻と息子の片道の往路旅費(ADT/INF, 日本旅行Webサイトで購入)及び復路BA特典航空券の諸税の決済(ADT/CHD, BA公式サイトで)は、最近取得したAMEX スカイ・トラベラー・プレミアを使用しました。
     
    このカード、旅をする人には大変お得なカードなのですが、今回の旅は自分のビジネスクラスの航空券はCAのサイトから直接、妻のエコノミークラスの航空券は日本旅行のサイトで購入したので、妻の航空券代約JPY70,000に対して5ポイント/JPY100が加算されます。
     
    約3,500ポイント獲得でマイレージ約3,500マイルに交換可能です。
     
    もうNHマイレージに交換する必要はないので、BAかVSあたりに交換しようかな 🙂
     
    好循環ですね 🙂

    Screenshot

    AMEX スカイ・トラベラー・プレミアカードの損益分岐点を考える

    AMEX スカイ・トラベラー・プレミアカードの損益分岐点を考える

    ついに解脱

    搭乗完了の翌々日には、プレミアムポイントが付与されていました。

    今回の修行で50,000ポイント達成な訳ですが、まだアプリの色がブロンズ会員の色という、システムの狭間の状態です^^;
     
    ここまで費やした費用は、だいぶSKYコインに助けてもらったものの、JPY270,000以下です。
     
    PP単価も、JPY6以内に抑えることができました。
     
    これでようやくプラチナ会員なわけですが、プラチナ会員の概要はこちらをどうぞ。

    Screenshot

    ANA(NH)ANAマイレージクラブの 上級会員(エリート会員)制度#2

    ANA(NH)ANAマイレージクラブの 上級会員(エリート会員)制度#2

    プラチナ会員の上には更に、ダイヤモンド会員という資格もあるのですが、自分はスターアライアンスのゴールドメンバーになることが目的なので、そこまでは目指しません。
     
    これで、修行目的でNHに搭乗することはないでしょう。

    Screenshot

    本当にANA(NH)のマイレージを貯めていてよいのか?

    本当にANA(NH)のマイレージを貯めていてよいのか?

    SFCを手に入れるには

    晴れて50,000ポイント獲得したとしても、そのままではSuper Flyers Cardはやってきません。
     
    申請をする必要があります。
     
    ブロンズデスクに電話をして、申請用紙を送ってもらいましょう。
     
    ちなみに、50,000に達成した直後でも、用紙の申請はできます。
     
    また、あなたにもし家族がいるなら、家族会員の申し込みをするべきだと思います。
     
    なぜなら、SFCの会員は、家族会員であってもスターアライアンスゴールドの資格を保有できるからです。
     
    もともと、スターアライアンスゴールド会員はラウンジに同伴者を1人連れて行くことができますが、例えば配偶者が家族会員だった場合、合計2人同伴者を連れて行くことができます。
     
    親子4人で旅をするときも、みんなでラウンジに入れるわけですね。
     
    自分が保有するSFCはANAワイドゴールドVISAカードなんですが、家族会員の上限はないそうです。
     
    生計を同一にする家族であれば、何人分でもカードを作れるようです。

    CAはどうだったの?

    まさかCAに搭乗するとは思っていませんでしたが、これで妻にため息をつかれることが少なくなりそうです^^;
     
    今回の件で、改めてCAがSFC修行には有効であることがわかりました。
     
    以前の投稿で、酷評をしてしまいましたが・・・。

    Screenshot

    中国国際航空(CA)の以遠権フライト

    中国国際航空(CA)の以遠権フライト

    実際にビジネスクラスに乗った感想は、
     
    悪くないじゃん。
     
    です。
     
    息子が泣いてしまった時はフライトアテンダントの方が数人がかりであやしに来てくれたり、思ったより柔軟な対応をしてくれたりで、親切にしてもらいました。
     
    CAさん、ごめんなさい^^;
     
    過度に怯えていました^^;
     
    ちなみに、搭乗前に妻に「もしCAのビジネスクラスがいい感じだったらこれからも乗ってもいいと思う?」
     
    と聞いたんですが、
     
    No, this is the one last time!
     
    という答えが返ってきました^^;
     
    さすが夫婦。
     
    自分も同じ思いでした 🙂
     
     
    ・・・搭乗後改めて、妻にどうだったか聞いてみました。
     
    妻は今回エコノミークラスだったものの、サービスはそこまで悪くなかったようです。
     
    妻も自分も、CAに対するイメージが変わりました。
     
    積極的に利用しよう!とはまだ思えないものの、他に良い選択肢がない場合に、利用してもいいかな、と思えるようになりました。

    今回のフライト搭乗記

    今回はビジネスクラス搭乗ということで、機材やら座席やら食事やらをちょっと別出しで記事にしてみました。

    Screenshot

    Business Class Review : CA184(HND – PEK)

    Business Class Review : CA184(HND – PEK)
    Screenshot

    Business Class Review : CA855(PEK – LHR)

    Business Class Review : CA855(PEK – LHR)
    Screenshot

    Business Class Review : CA183(PEK – HND)

    Business Class Review : CA183(PEK – HND)

    そしてもう一つ、今回のCAフライトでは驚きの事件が起こりました。
     
    なんと、ロンドンから帰ってくるフライトで、ファーストクラスへのアップグレードがあったんです!

    どういう経緯でアップグレードされるようになったのか。
     
    コツはあるのか。
     
    別記事にしました。

    Screenshot

    実録・ファーストクラス無償アップグレード(CA938 / LHR – PEK)

    実録・ファーストクラス無償アップグレード(CA938 / LHR – PEK)

    ラウンジ巡り

    今回のCA搭乗で、北京(PEK)とロンドン・ヒースロー(LHR)の様々なラウンジへ行きました。

    PEK

    BGSプレミアラウンジ

    Screenshot

    北京(PEK)BGSプレミアラウンジのWifiスピードチェック

    北京(PEK)BGSプレミアラウンジのWifiスピードチェック

    中国国際航空ファーストクラスラウンジ

    Screenshot

    北京(PEK)中国国際航空(CA)ファーストクラスラウンジのWifiスピードチェック

    北京(PEK)中国国際航空(CA)ファーストクラスラウンジのWifiスピードチェック

    中国国際航空ビジネスクラスラウンジ

    Screenshot

    北京(PEK)中国国際航空(CA)ビジネスクラスラウンジのWifiスピードチェック

    北京(PEK)中国国際航空(CA)ビジネスクラスラウンジのWifiスピードチェック

    ビジネストラベラーズラウンジ

    Screenshot

    北京(PEK)Business Travellers loungeのWifiスピードチェック

    北京(PEK)Business Travellers loungeのWifiスピードチェック

    LHR

    Aspireラウンジ

    Screenshot

    ロンドン・ヒースロー(LHR)ターミナル5 Aspire loungeのWifiスピードチェック

    ロンドン・ヒースロー(LHR)ターミナル5 Aspire loungeのWifiスピードチェック

    ユナイテッド航空(UA) Clubラウンジ

    Screenshot

    ロンドン・ヒースロー(LHR)ターミナル2 United Club loungeのWifiスピードチェック

    ロンドン・ヒースロー(LHR)ターミナル2 United Club loungeのWifiスピードチェック

    BA初体験

    また、妻の実家はリーズ(LBA)なので、ロンドン(LHR)から移動する際、遂に初BA搭乗を果たしました!
     
    BA初搭乗がイギリス国内線という、多くのイギリス人なら経験しそうなことをしました 🙂
    lhr-lba
    その時の様子は、別記事にしてあります。

    Screenshot

    BAライフタイム・ゴールドメンバーシップへの道#2 クラブ・ヨーロッパ(Club Europe)搭乗(LHR – LBA)

    BAライフタイム・ゴールドメンバーシップへの道#2 クラブ・ヨーロッパ(Club Europe)搭乗(LHR – LBA)
    Screenshot

    ブリティッシュ・エアウェイズ(BA) Galleries Club North LoungeのWifiスピードチェック

    ブリティッシュ・エアウェイズ(BA) Galleries Club North LoungeのWifiスピードチェック

    貯まったNHマイレージはどうする?

    SFC修行後のマイレージが残ってしまいましたが、残ったマイルで今年の後半に家族旅行をしたいと思います 🙂
     
    また、妻が搭乗するCAフライトのブッキングクラスに対しては、

    ・HND – PEK間 : アヴィアンカ航空(AV)
    ・PEK – LHR間 : ヴァージン・アトランティック航空(VS)
     
    という形で、区間を分けてマイレージ登録を行いました。
     
    これは、VSマイレージはCAフライトの場合PEK – LHR間しかマイレージが加算されないためです。
     
    妻が搭乗したブッキングクラスは、Vクラス。
     
    このクラスは、AV, VS共に加算率は50%です。
     
    翌日には、加算されていました。
     
    こちらも夫婦でマイレージを貯め、将来の旅行に利用したいと思います。

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