タイ国際航空(TG)のグループキャリア、タイ・スマイル(WE/TG)について

東南アジアを旅行する際に選べる航空会社は非常に豊富ですが、タイの国内旅行や近隣諸国への旅行にはどのような航空会社が良いのでしょうか。
一つの選択肢として、タイ国際航空(TG)のグループ会社であるタイ・スマイル(WE/TG)があると思います。
WEはスターアライアンスメンバーではなくスターアライアンス・コネクティングパートナーです。
ちょっとわかりづらいですが、今日はWEを少し深掘りしてみたいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
WEについて
タイ・スマイル(WE)は、タイ国内および東南アジア地域でのシームレスでリーズナブルな空の旅を提供するために、2011年に設立されたタイ国際航空(TG)の地域子会社です。
保有機材は現在、A320-200型機20機です。
「WE」便名は3桁までで、タイ国内線ではこれまでの「TG」の2レターコードも使用し、「TG2000番台」の便名で運航しています。
WEは2023年5月現在、以下の国内線に就航しています。
チェンマイ(CNX)
チェンライ(CEI)
コンケーン(KKC)
ウボンラチャタニ(UBP)
ウドーンターニー(UTH)
スラートターニー(URT)
プーケット(HKT)
クラビ(KRV)
ハットヤイ(HDY)
ナラティワート(NAW)
TGを利用してアジアを回ろうとする場合、TGは東南アジア近辺で以下の都市に就航しています。
ミャンマー :
マンダレー(MDL)
ヤンゴン(RGN)
ラオス :
ビエンチャン(TVE)
ルアンパバーン(LPQ)
マレーシア :
ペナン(PEN)
クアラルンプール(KUL)
中国 :
長沙(CSX)
重慶(CKG)
鄭州(CGO)
カンボジア :
シェムリアップ(REP)
プノンペン(PNH)
インド :
ジャイプール(JAI)
ムンバイ(BOM)
アーメダバード(AMD)
ラクナウ(LKO)
カルカッタ(CCU)
ガヤ(GAY)
ヴァラナシ(VNS)
台北(TPE) :
バンコク(BKK)、チェンマイ(CNX)
香港 :
バンコク(BKK)
プーケット(HKT)
マイレージプログラムもある
WEには、「マイルズ・アンド・モア」というマイレージ・プログラムがあります(LHっぽいですが)。
マイレージを貯めることで、最終的にはステータスを獲得できます。
TGのロイヤルオーキッドプラスでもマイレージを貯めることができ、WEフライトの予約をすることができます。
スマイルプラスクラス
WEでは、プレミアムエコノミークラスを用意しています。
スマイルプラスでは、空港での予約時や機内での様々な特典もあります。
スマイルプラスクラスは、飛行機の前方に数列並んでいます。足元が広く、真ん中の席が塞がっているので、ゆったりとしたスペースが確保できます。
路線によっては、機内食や紅茶・コーヒーの追加サービスもあります。
WE上級会員はバンコク(BKK)のTGラウンジ「ロイヤルオーキッドビジネスクラスラウンジ」の利用も可能です。
また、優先チェックイン、優先手荷物、当初の旅程を変更できるなどの特典も受けられます。
柔軟な対応が必要な場合は、わずかな手数料で4時間前までフライトをキャンセルすることができます。
手荷物も多く持っていくことができ、国内線は30kg、国際線は40kgです。
とはいえ、ビジネスクラスのように区分けされたエリアではありません。
TGのビジネスクラスから降りて乗り継ぐ場合はスマイルクラスとなります。
まとめ
スターアライアンスメンバーがBKKへ到着し、BKK発のWE便に乗り継ぐ際はちょっと注意が必要です。
TGで乗り継いだスターアライアンスのゴールド会員の方は、WEを利用する時、優先チェックイン、ラウンジ利用、優先搭乗などの特典を限定的に受けられるようになります。
NHで乗り継いだスターアライアンスのゴールド会員の方は、WEを利用する時、特典は利用できません。
その辺りは、以前投稿した記事をご覧ください。
Lounge Review : バンコク・スワンナプーム空港(BKK) タイ国際航空(TG) ロイヤルシルクラウンジ コンコースE(Royal Silk Lounge Concourse E)
タイ国際航空(TG)の航空ブランド「タイ・スマイル(Thai Smile)(WE)」がスターアライアンスのコネクティングパートナーになります
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