アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

アラスカ航空(AS)のステータス獲得ルールが変更となります(2025年から)

アラスカ航空(AS)のステータス獲得ルールが変更となります(2025年から)

アラスカ航空(AS)が発表したマイレージプログラムの変更については、特にマイレージを貯めたり使ったりする人々にとって、魅力的な新しいインセンティブを備えたユニークで価値あるプログラムになりそうです。
 
詳細を見ていきましょう。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

変更点

ASマイレージの主な変更点は以下の通りです。
 
・特典旅行の利用でエリートマイルを獲得
・ASまたは提携航空会社の特典に搭乗すると、飛行距離に応じてエリート資格対象マイル(EQM)を獲得できます
・2025/1/1以降に搭乗したすべての特典フライトでEQMが加算されます
・対象となる提携航空会社以外の利用で、3,000マイルにつき1,000EQMを獲得できます
・ASで直接予約された提携航空会社の利用でさらにEQMを獲得
・プレミアムエコノミーではご搭乗距離の150%、ビジネスクラスでは250%、国際線ファーストクラスでは最大350%のボーナスマイルを獲得できます
・ASのサイトで直接予約していない提携航空会社でのフライトはEQM獲得数が減少(新チャートはこちら)
・マイルストーンを拡大し、エリート資格対象マイルを最大250,000マイルに(全リストはこちら)
・EQM85,000マイルを達成すると、10,000EQMを翌年にロールオーバーできる特典が追加されます

勝者

今回の変更の大きな勝者は、ASマイレージを利用して多くのマイレージを貯め、特典旅行をする旅行者でしょう。
 
提携航空会社の特典交換でステータスマイルを獲得できることは大きなことであり、それだけでロイヤリティの基盤が築かれます。

敗者

ASへの加算を目的に航空会社の航空券を購入する人は、痛手を食らうことになります。
 
例えば、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のファーストクラス航空券をBAのサイトで直接予約した場合、2025年以降、獲得マイルが大幅に減少します。

まとめ

アメリカン航空(AA)やデルタ航空(DL)などが推し進めている「ステータスはカネ(決済)で解決」とは一線を画しており、個人的にはとても印象が良いです。
 
決済額ではなくちゃんとフライトでステータスを獲得することには変わらず、うまくすればASのマイレージをマリオットのポイントなどから移行して特典旅行をするだけで、有償のフライトよりもお得にワンワールドエメラルドを獲得できます。
 
ASが魅力的なロイヤリティ・プログラムを提供し続けていることに感銘を受け、他の航空会社が続くことを願っています。
 
とはいえ自分は、アメリカには極力近づかないようにしているのでしばらくBAでワンワールド修行を続けます。

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