キャセイパシフィック航空(CX)が香港(HKG)のアライバルラウンジ復活を検討

キャセイパシフィック航空(CX)は、まったく新しい到着ラウンジや新しい「フラッグシップ・ラウンジ」を設置する計画があるようです。
とても楽しみなので、少し調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
CXのラウンジ計画
この動きは、2024年に3本の滑走路が完備される予定である香港空港(HKG)の第2ターミナルの再開発に伴うものです。
第1ターミナルの向かいに位置し、自動ピープルムーバー・シャトル・トレインで到着・出発ゲートとつながっているT2には、現在第1ターミナルで運航している多くの航空会社が入居することになり、CXは、十分なスペースを確保すると見られています。
CXのアライバルラウンジは、T1とT2の間のパブリックエリアにあり、コンパクトなサイズながら、早朝便で到着した旅行者が、その日最初の会議に向かう前に、朝食をとったり、仕事に取り組んだり、シャワーを浴びてリフレッシュしたりするための一般的なピットストップだったそうです。
ラウンジはあっという間に過密状態になりましたが、CXは2018年11月、「ターミナル再開発の一環として、敷地は賃貸人に返却される」とし、ラウンジを閉鎖しました。
Lounge Review : 香港空港(HKG)キャセイパシフィック(CX) アライバルラウンジ「The Arrival」
ラウンジ利用客にもタイプがある
今後のラウンジのあり方に影響を与える要因のひとつは、旅行者がどのようにラウンジを利用しているかについてのCXの調査です。
CXの調査によると、ラウンジを利用する旅行者の50%は、早めに到着してラウンジを満喫する「耽美派」であり、残りの半分は短期滞在の「ピットストッパーズ(pit-stoppers)」であることを分析しました。
(ちなみに自分は圧倒的に前者です)
ラウンジを旅の重要な一部と考える自分のような「耽美派」は、ラウンジに行くために余分な時間を計画し、食事や飲み物に多くの時間を割きます。
HKGでは、そんなに早くからゲートが割り当てられることはないので、出国審査から左に曲がったところにあるザ・ウィング・ファーストに行き、ゲートナンバーが出たら、出発に近いラウンジに入ることになります。
耽美を求める人々が時間よりもラウンジでの体験を優先するのに対し、ピットストッパーは自分のタイムテーブルをより意識しています。
毎週、あるいは週に2回、決まったフライトに乗り、正確なルーティンを持つような計画的なピットストッパーは、ラウンジの決まった場所に行き、軽く食事をし、メールを確認し、フライトに出発する前にやりたいことをリストアップしているそうです。
その一方で、日課にあまりこだわらない人たちも一定数いて、ラウンジの選択さえも「出発ゲートの近さ」によって決めるそうです。
まとめ
CXがターミナル2に移ったり、十分なスペースが確保できた暁にはステキなラウンジができるのでしょう。
個人的には、アライバルラウンジの復活を希望します。
CXはラウンジから機内まで、ワクワクさせてくれるので好きです。
毎年のワンワールド修行にも、できる限り多くのCXフライトを組み込みたいと思っています 🙂
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