ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)のエアバス A380がバンコク(BKK)に就航します

この冬にタイを訪れる予定の方には朗報かもしれません。
ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は2023/10/29より、ミュンヘン(MUC) – バンコク(BKK)間のデイリー運航にエアバス A380機材を1機投入することにしました。
フライトは現在、LHホームページに表示されています。
詳細をお伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
長距離のBKK線
LHがこの人氣路線にA380を投入することは、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とは対照的です。
BAでは2023年5月現在旅客路線を休止しており、この路線がいつ再開されるのか、また、再開されるのかについては明言していません。
イギリスから直行便を利用したい場合、現在、タイ国際航空(TG)か台湾のエバー航空(BR)以遠権を選択することができます。
どちらもロンドン・ヒースロー空港(LHR)を出発します。
BKK路線でA380を投入する狙いは、タイの冬のピークシーズンにバンコクを訪れるヨーロッパからの旅行者を受け入れるためです。
なお、LHはこの冬、MUCからロサンゼルス(LAX)へもA380を就航させる予定です。
A380は、A340機材よりも70%多くの収容することができます。
また、燃料消費量も23%少なくなっています。
A380をフランクフルト(FRA)ではなくミュンヘン(MUC)で就航させるのは意外かもしれません。
2020年にすでに、FRAからA380を移動させていたのが理由でしょう。
フライト時間ですが、
ミュンヘン(MUC) – バンコク(BKK) 2220 – 1455(+1)
バンコク(BKK) – ミュンヘン(MUC) 2340-0550(+1)
で、フライト時間は、BKKまで10時間35分、MUCまで12時間10分です。
まとめ
かつてLHがA380を運航していた頃には、MUCからシンガポール(SIN)や北京(PEK)、ロサンゼルス(LAX)、マイアミ(MIA)、ヨハネスブルグ(JNB)などの国際線に就航していました。
BKK線やLAX線はA380復活のきっかけになるかもしれません。
LHは機材を長く大切にメンテナンスしながら運用しているので、現在のB747のように、ギリギリまでA380を楽しめる航空会社かもしれません。
中東キャリアのように、数年で新しい機材と交換してしまう文化とは対照的です。
タイ国際航空(TG)のA380ファーストクラス、B777ファーストクラスは搭乗したことがありますが、LHのA380ファーストクラスにも搭乗してみたいです。
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