ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)がエアバス A380機材の運用を再開
2020年、航空会社がこぞってエアバス A380機材の退役を発表しました。
燃費の問題、需要の問題、色々あったようです。
ですがここにきて、A380機材を復活させる航空会社がいくつか出てきています。
ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)も、その一つになりそうです。
LHのA380機材復活を、少し調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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LHのA380機材復活
LHは旅行需要の急増に伴い、エアバス A380機材を引退させるという2020年の決定を覆し、2023年半ばから運航を再開する予定です。
2022年6月現在、スペインとフランスに長期保管されているA380を何機再稼働させるのか、また、どこに就航させるべきかを検討している段階のようです。
スターアライアンス加盟航空会社が保有する14機のA380機材のうち6機はすでにエアバスに売却されましたが、8機のA380はまだ航空会社に残っています。
A380機材を復活させる理由の一つは、注文した航空機の納品の遅れてがあるようです。
ボーイング B777Xは、ルフトハンザのラインアップの中で最大のモデルとして超大型機に取って代わる予定でしたが、予定より5年遅れており、納入は2025年に延期されました。
2005年にA380が登場した当時、機内バーや静かな内装で航空業界に革命を告げるものと見られていたこの超大型機は、航空会社がより小型で燃費の良い飛行機に目を向ける中、大流行する前に人氣を失いつつありました。
エアバスは既に、2019年にエアバスの新規受注を打ち切っています。
LHは14機のA380のうち6機を退役させ、当時のLH幹部は、主要ハブ空港であるフランクフルトから同機が運航される可能性は「ゼロに近い」と言っていたんですけどね。
まとめ
A380機材が復活するのは嬉しいですが、LHのA380は乗るべきかどうか迷ってしまいます。
スターアライアンスメンバーのA380は以前、タイ国際航空(TG)とアシアナ航空(OZ)、シンガポール航空(SQ)の機材に搭乗したことがありますがOZのビジネスクラスは微妙でした。
LHのA380ビジネスクラスシートの配列は2-2-2。
詰め込み型の配列です。
A380は好きですが、イヤな会社の詰め込み型機材に我慢してまで乗るかというと・・・ちょっと考えてしまいます。
個人的には、エールフランス航空(AF)もA380機材を復活させて欲しいです。
復活させたら、(アメリカ以外なら)すぐに乗りに行くのですが・・・ちょっと難しいかな。
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